pianon イルギ

イ・ジョンジェを筆頭に、

韓国男優にハマリ過ぎて睡眠不足の毎日…。

んが、楽し過ぎて止めれんドォ~!

『MUSA -武士ー 』

2006-01-15 | 映画
  
  ’01  チョン・ウソン、チュ・ジンモ、アン・ソンギ、チャン・ツィイー

大雑把なストーリーは…、
1375年 朝鮮・高麗は、中国・明との関係を修復する為、使臣団を南京城に送る途中、
スパイ容疑で捉えられ捕虜となる。流刑となり砂漠で明の敵である蒙古軍に遭遇。そこには
捕らえた明の姫がいて、将軍は姫を救出し南京城に入れば功績が皇帝に伝わり、
高麗に戻っても嘲笑されないと判断する。ここから姫を奪われた蒙古軍との戦いが始まる…。

↓ ネタバレ ↓  あります
   

「俺達は、灰になってもまだ燃える」 公開当時、凄く惚れたキャッチコピー。
なのに観る時間がなく…、先日ジンモの画像見たら、ど~しても観たくなって遂に観賞

将軍(ジンモ)率いる使臣団を見て、久し振りに聞くジンモの低い声にゾクゾク~~
なかなかウソンが出てこないナ~と思ったら、カサをかぶり、顔を隠した長髪の汚い男がいて、
コレか?と思ったら…やっぱウソンだった 『刑事 Duelist』のカン・ドンウォン思い出した

ウソンは年老いた副士様に仕える身。砂漠を歩き疲れた副士様が「休みたい」と言うのに、
ダメだしするジンモ(この砂漠、実際60度もあって、そりゃ年寄りにはキツイでぇ~
馬の上から「奴隷め~」とムチ打つジンモ。そのムチをガシッ!と掴むウソン
「ウソンはもう奴隷じゃない、人として扱ってくれ」と副士様は言い…息を引き取る

流刑で砂漠を彷徨う使臣団…、水も食料も尽きた時、オアシス発見  その町に着くと、
副士様の死体をなじる奴がいて、怒ったウソンはヤリでそいつの頭をチョン切っちゃうのダー
それ見た敵の蒙古軍ボス「見事なヤリさばきだ、獅子の目をしている。配下にしたい」と惚れちゃう
長身ウソンとあってヤリを振り回しても優雅 砂と汗まみれの汚い髪も…美しく見える~笑

  

ジンモ将軍は、蒙古軍に捕らえられた明の姫(ツィイー)を初めて見つけた時、
彼の目が微妙に大きくなる(一目惚れしたナ~)高麗に帰るはずだったのに、姫の「助けて」の一言で
「明の姫を救えば堂々と南京城に入れる、帰郷はその後だ」と将軍様、コロッと気が変わる
んが、その姫…自力で蒙古軍から逃げてきた それを守るウソン。『トンケ』とは全然別人
姫は頼もしいウソンに護衛を頼むも「俺は旦那様の墓前に…」と。やっとウソンが声を出した~
ここまでウソンは一言も発せず、使臣軍の通訳が「喋った、話せるのか!」と驚いたけど、私もダ!
ジンモが「護衛しろ!」と命令しても、ウソンは「俺は自由の身だ、指図は受けない」と歯向かう。
「奴隷は死ぬまで奴隷。それが掟だ」ジンモが剣を向けると、姫が止めに入るじゃぁ~ないか。

砦に向かう途中、漢族と出会い、姫が彼らも一緒に連れていくと言い出すから一気に大所帯ダァ
んが、ワガママ姫、輿を作らせ、自分はそれに乗って森の中を男達に担がせるんだナ。
早く砦に行きたいのに、これじゃぁ時間かかってしょうがない まったく気高いお嬢は…
ウソンが姫に「勝手ばかり通ると思うな」って怒っちゃうけど、これも姫の身を思うが故…
今までお叱りを受けた事のない姫としては、さらにウソンに惹かれ、上着まで貸してたダヨ。

将軍として頼りないジンモに皆が反感を抱き、砦に着く迄はソンギ氏に任せようって事になる。
ソンギ「故郷に帰りたい、ただそれだけだ」と…。やっぱ存在感あるネ~、渋いワ
んが、以前、友達が「アン・ソンギって斉藤洋介に似てる」と言った時は大爆笑だったけど

  
  斉藤洋介に似てる?

蒙古軍に「姫を渡せば命は助けてやる」と言われ、姫をどうするかでジンモ ウソンが争い出す。
父親の名に恥じないよう自分も…と、焦り&虚勢張って強がるジンモに対し、
卑しい階級と下げずまれて生きてきたウソンの心根の強さは比べ物にならないのかも…。
ソンギが「多くの同胞が死んだのに同士討ちしてる場合か!」…芝居がシマル んが斉藤洋介似だ~

戦いを終わらせようと蒙古軍に1人出向く姫に、ジンモが「必ずお守りします」と立ちはだかるのに、
「邪魔しないで」と無視され…、次にウソンが「行くな!」と強引に彼女を止めちゃった…
その隙に敵軍に攻められ、ウソンは蒙古軍に捕まり 息絶え絶えで木に縛られちゃたヨ~
百発百中・弓の達人ソンギは、苦しむウソンを楽にさせようと弓を向けるが、
姫が「いけません、仲間でしょ」と。あんたが独断で行動したからウソンが痛い目にあってんだろーーー

姫「王宮を出て自由を味わってみたかったのに、こんな結果に 私のせいです、怖いです」
ジンモも「私も臆病者です 将軍と呼ばれる資格などありません」心の内を漏らす。
…段々、ジンモが反町隆史に見えてきたワ

遂にジンモが立ち上がり「命のすべてをかけ全員で戦おう。武将として散るのが夢だった
素晴らしい ジンモにも見せ場作ってくれないとFanとしては悲しいジャン。
  

高麗・使臣団 蒙古軍の激しい戦いが始まった。格闘シーンが多い映画だけど…痛そう~
んが、姫をかばい、ウソンがぁぁぁ 剣がお腹に突き刺さるシーンのリアルなこと
続いてジンモがぁぁぁ しかし、将軍らしく自らの命と共に、敵軍ボスもやっつけた
2人の男が自分の為に死んだってのに、姫はウソンだけに駆け寄るんだなぁ
ジンモはと言うと…ソンギさんが側に来てくれたワ 予想外に大泣きしたラストでござんした
戦い終えた戦士を葬りながら 彼らが灰と化していく中、荒れ狂う海を心配する姫をよそに、
1人残されたソンギは「波にのまれても、それでも行かねば」と船に乗る…。   THE END


蒙古軍の将軍、いつもジンモを助けた別将、怪力和尚、誰もが良い味出してたけど、
主役はジンモと思ってたのに…ウソンだったのそれとも最後にオイシイ所をさらったソンギ氏か
敵軍のボスが「小娘1人のせいで地獄だ」と言ってたけど、まさにその通りでありました…

最初はジンモに惚れ、途中からウソン、またジンモ、ラストはウソンに…と浮気に忙しかった
これじゃぁ「悲しき恋歌」で2人の男の間をウロウロしたヘインの悪口、言えんなぁ~
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