今日は大阪・梅田で、演劇記者や評論家・ライターの皆さんにお集まりいただき、「あまに唄えば」の記者会見を開きました。
出席者は、劇団代表・岩松了(構成・演出)と、劇団員の岡田力(作・出演)、孫高宏(江口役)・森万紀(雪役)・山田裕(慶役)。
●それぞれの発言(要約)
岡田:尼(あま)には奄美大島出身の人が多いことに気付いて、二つの「あま」を書こうと思い立った。
親の仕事を継ぐことや不況で仕事をかわろうかと悩む人、地元大好き祭り大好きな人・・・
自分と同年代の人たちが今の尼崎の様々な問題にも直面している。地元に対するそれぞれの思いを描きたい。
孫:劇団員みんなで頭と体を使って悩みながら創り上げる雰囲気がすごく楽しい。
そんな雰囲気が伝わる舞台にしたい。
森:尼崎の商店街にPRに行っても地元の人たちが大変あたたかくて、励みになる。
何かお返しできるような舞台にしたい。
山田:地元の人に共感してもらえるような、喜んでもらえるような舞台にしたい。
岩松:今の尼崎にこだわった作品。地元に恩返しできるような気持ちで創っている。
劇団員みんなでつくっているのでガチャガチャした人々のエネルギーが出れば。
人間の普遍的なところを大切に、尼崎をパワフルに表現したい。
今週からは、太鼓演奏の黒拍子さん、尼崎奄美民謡愛好会の皆さんも稽古に合流します。
稽古の様子は、劇団員の稽古場ダイヤリーでもご覧ください。