6月2・3日、モスクワのユーゴザーパド劇場で上演される「ハムレット」(演出=ワレリー・ベリャコーヴィッチ)に、
橘義(ハムレット役)、平井久美子(オフィーリア役)が客演として出演しています。
出発前の二人の抱負をご紹介します。
■みなさんこんにちは。ピッコロ劇団の橘義です。
このたび、3年前に上演致しました『ハムレット』の演出家ワレリー・ベリャコーヴィッチ氏より依頼があり、
彼が主宰するロシアの劇団ユーゴザーパドの公演にハムレット役で出演することになりました。
モスクワのユーゴザーパド劇場にて6月の2日と3日に上演いたします。
ようやく必要なビザの書類もそろい、あとはロシアに旅立つばかりです。
と言ってもロシアでの稽古はたった3日間!!しかなく、それまでに自分で稽古をしていかなければなりません。
自主稽古の毎日です。
またとない機会なので、頑張ると同時に目一杯楽しんで来たいとおもいます。
■劇団員の平井久美子です。
「ハムレット」の初演は6年前です。
演出家のワレリー・ヴェラコーヴィッチ氏は、今まで出会った誰よりもパワフルな人でした。
もちろん稽古もワレリーオーラで進んでいきます。
3年前の再演。その迫力は変わらず、稽古について行くのが楽しかった。
そして今回。
三度同じ役、オフィーリアで、日本を離れワレリーさん率いるユーゴザーパド劇団で公演できることの
不思議さと喜び!
ロシアに呼んで良かったと思ってもらえるように思いっきり舞台を楽しんできます!!!
今回、ロシアの俳優と共演する二人。
ロシア語と日本語での上演になるため、出国までにロシア語上演のビデオを繰り返し研究し、台詞の確認や自主稽古に黙々と励んでいました。
その成果はきっとモスクワの舞台で発揮されることでしょう。
帰国報告をどうぞお楽しみに。
広報☆古川