ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

劇団員・亀井妙子より和歌山県でワークショップをしてきました。

2013年08月20日 | ピッコロ劇団

去る7月30・31日、和歌山県高等学校演劇連盟・紀北支部の夏期合宿研修に、ピッコロ劇団員の森好文と、森万紀、そして私亀井妙子の3人が講師として行ってきました。

受講者は、7校から集まった演劇部員総勢57名。



高校の演劇部ということで、基礎訓練から始め、しっかり体をおこしました。
また、表現力を高めるためのエクササイズや、コミュニケーション能力や想像力、瞬発力を高めるためのゲームなども行いました。



いろんな学校の生徒が参加していましたが、まるで一つの学校のように感じられるほど、和気あいあいとした時間になりました。
最後にはチームに分かれて、1チーム5分程度の作品を作ってもらい、発表しました。


別れや闘い、恋や家族、地域の話など、日常的なものや幻想的なものまで、様々な作品が出来上がりました。
生徒たちは、お互いの作品を自分のことのように真剣に見合い、意見や感想も活発にでました。

その後、その感想やアドバイスを受けてもう一度稽古しましたが、彼らの変化する姿や、柔軟な想像力に私たちも刺激をもらいました。
この2日間が、明日への創作の糧に少しでもなればと願っています。

8月13日からは、私を含む劇団員数名が、東京に指導者のためのワークショップを受けに行ってきます。
さらに勉強して、生徒たちとより充実した時間を過ごせるように、私たちもまた成長していきたいと思います。

ピッコロ劇団員 亀井妙子