ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

ピッコロシアター開館32周年!

2010年08月19日 | 劇場の話題
32年前の今日、1978年8月19日、ピッコロシアターは開館しました。
今年の夏は連日“猛暑”の報道が続いていますが、
古い記録を調べてみると、32年前の今日も気温は35度近くあり、晴天の暑い日だったようです。
 
 
さて、記念すべき開館日のプログラムは下記のとおり。
文化関係者ら300人が出席し開館記念式典が開催され、午後からは一般市民を招きお披露目をしました。
 
■ピッコロシアター開館記念式典<11時30分開演>
 □前奏
 □坂井時忠・兵庫県知事(当時)あいさつ
 □来賓祝辞
 □尼崎市吹奏楽団演奏
 □紙ふうせん演奏
 
 
 
翌日の各社新聞紙面には、
 「兵庫県立尼崎青少年創造劇場がオープン」(朝日)
 「きょうから多彩な催し-記念に演奏やフォーク」(毎日)
 「若者の文化の殿堂-尼崎『ピッコロシアター』オープン」(読売)
 「ぐんと広がる青少年の夢~こけら落としも華やか」(産経)
 「演劇文化の拠点に~ピッコロシアター開館」(神戸)
といった見出しで大きく紹介されています。
 
 
この日から27日まで「オープニングフェスティバル」として、地元の高校演劇・職場演劇・能・邦楽・バレエ・モダンダンス・日舞・民謡・・・など
様々なジャンルの舞台芸術が上演されました。これが今の「ピッコロフェスティバル」の前身になっています。
 
そして、今日のピッコロシアターは、大ホールではピッコロフェスティバルの「中学・高校演劇の部」が開催され、中ホールは同じくフェスの「大学・一般演劇の部」の上演、小ホールはコーラスの練習、別館のピッコロ劇団稽古場では、小学校公演〈おでかけステージ〉の稽古中、といった具合で、朝から若者たちで賑わい、まさに正式名称の“青少年創造劇場”そのものです。
 
これまでピッコロシアターにご来館・ご利用くださった多くの皆様、支えて下さった皆様に感謝しつつ、地域に開かれた劇場を目指し、明日から33年目へと進んでゆきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
広報☆古川

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