今日は長篠の戦で武田勝頼が長閑斎に宛てた
手紙の解読です。
勝頼から出された手紙
「現代語訳」
当陣長篠の様子について心配され、わざわざ飛脚をさし
遣わされたこと、喜ばしく思います。万事につき思い通り
に運んでいますからご安心ください。
家康の属城長篠城を包囲したところ、信長と家康が後詰と
してことを運んでいるようですが、これというほどの事もなく
対陣しています。しかし敵は手段に窮して縮こまっている
有様ですので、一気に彼の陣へ突撃し、信長・家康の両陣
ともに撃破を遂げるよう計画しています。
なおその方に任せている城の守りに特に念を入れるごとが
肝要です。
まぁ難しいです。
しかし想いをはせると面白いです。
このほかに信長から長岡兵部太輔へ宛てた手紙についても
学ぶ。
折帋(手紙のこと)は手紙のこと、昔は紙を上下半分に折り、上半分に書いて
その続きを裏返して書いていた。その時紙を折ることから
この字を書いた。
この手紙の半分あたりが折り目のあるところ。
よって下段は字が反対になっている。
東海道五十三次の復習 吉田、二川の宿の場面
難しいですが面白いです。