AQU○Sにアンテナブースター(電波の増幅器)をつないでも、相変わらず画面は出なかった。「やっぱりダメか?」と諦めかけると、画面に「B-CASカードを入れてください」と表示された。「なんやらカードってなによ?」とテレビの説明書を見ると、デジタル放送はコピー制御用のICカードを挿入しないと見られないらしい。ようするに、違法コピーの防止策なんだとか。「そんなカードあったかな?」と付属品の箱を探すと、ありましたよB-CASカードちゃん。ETCカードみたいなICカードがペラで一枚、デジタル衛星放送ガイドの間に挟まっていた。衛星放送は見る気がないからって、パンフ捨てなくてホントよかった・・・
B-CASカードをテレビの背面に差し込んでロックする、とたんに映る地上デジタル放送、「なんで映ってるの?!」って信じられないぴら奥さん・・・。テレビ内蔵の電界強度計を見てみると、ブースター無しではレベル20くらいだったけど、ブースターで増幅するとレベル45を超えている。説明にはレベル60を超えるようにアンテナを設置するように書いてあるけれど、40以上あればなんとか映るらしい。キレイな画面やデータ放送を感動しつつ見ていると、画面がモザイクみたいに乱れて、しばらくすると全く映らなくなってしまった。電界強度計のレベルは30程度に落ちている。アンテナの素子でも外れたのかとベランダへ見に行くと、特に変わった様子はないし。「う~ん、どうしたモンか?」と悩みつつ東京タワーの方向を見ると、さっきまで晴れていたのに夕方の雲(海霧みたいなの)が出てきてるし。きっと、雲の水蒸気にジャマされて電波が弱くなってるんだな。地デジを見るのも天気次第というのも、なんとも伊豆大島らしくて面白い・・・