ちぴらの通っている小学校は3年前にH地区とS地区の小学校が統廃合してT小学校になった。で、最初の年の運動会で問題になったのが、地区の踊りの出し物をどうするのか。H地区には大漁節、S地区には源太節という、島民なら誰でも知ってる伝統芸能がある。運動会でコレをやらなきゃ始まらない、でもクラスでその練習をすれば必ずモメる。だって、同じクラスにH地区とS地区の子どもたちがいるから。都会の人には想像できないかもしれないけど、島民にとっては地区の踊りというのはとても思い入れが深い。別の地区の人たちが自分の地区の踊りを踊るなんて納得できないし、他の地区の踊りを自分たちが練習するのも以ての外。島の高校(都立です)でも学校祭で丸半日、島の7地区の学生が全員参加で踊りを披露して競い合う。別に点数や順位なんか付けないけれど、どの地区も本気モード全開で歌って踊る。ぴらにあも初めは「そんなにこだわらなくても・・・」と思っていたけど、しばらく様子を見ていると「島民の人はみんな地区の踊りを尊敬して守ろうとしているんだなぁ」と・・・
「運動会で源太節踊るよ~!」とヤツ、だってアンタH地区のど真ん中でしょうよ。「大漁節はね、5・6年生が全員で踊るから」だって、3年前なら信じられない話ですな。まぁ、地区の垣根が低くなってきたのはいい感じだけど、な~んかヤツが大漁節を踊らないのは納得できないような気が。どっぷり8年間、ぴらにあもすっかりH地区の地元民になってしまったのかも・・・
「運動会で源太節踊るよ~!」とヤツ、だってアンタH地区のど真ん中でしょうよ。「大漁節はね、5・6年生が全員で踊るから」だって、3年前なら信じられない話ですな。まぁ、地区の垣根が低くなってきたのはいい感じだけど、な~んかヤツが大漁節を踊らないのは納得できないような気が。どっぷり8年間、ぴらにあもすっかりH地区の地元民になってしまったのかも・・・