ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

エアバスA380の目的地はシンガポールの旅!(その1)

2012-08-25 22:59:31 | おでかけ(海外)
*旅の始まりは深夜のホテルで交渉、交渉、また交渉・・・の巻!

 今回の旅は涼しい北海道か韓国へ行こうと思っていた。しかし、スターアライアンス系の特典航空券(タダ乗り)は軒並み満席、「ならどこでも」と見つけた行き先がシンガポールだった。「あのね、A380の空席があるんだけど」とちぴらに言うと、行き先も聞かずに「行く行く!」って叫んでいますけど・・・

 さて、お次のホテル選びは得意の楽○トラベルで。ペニンシュラ・エクセルシオールといういかにも高級そうなホテルがキャンペーン価格で1泊200ドル(1Sドル=65円として13,000円+17%税サ)のプレミアルームへのアップグレード特典付き、レビューによると香港の超高級ホテルとは違ってビジネスホテル系の感じらしいけど、その方が気を遣わなくてすむから男の旅向きかな。「もっと安いのは?」と他のホテルを調べてみても中心部からかなり離れていたり、「連れ込み系?」と思われるアヤシイ物件でもほぼ同価格、マリーナやオーチャード周辺のちょっとイイ感じのホテルになると300Sドル超えアタリマエでやっぱりシンガポールは高いんだなぁ。まぁ、ペニンシュラはシティホールという町のど真ん中で便利そうだし、サクッとここに決めちゃおう。しかし、チェックインの日はいつにする?。2:50に到着して、そのままチェックインの時間まで遊んでいるなんてムリでしょ。シャワーを浴びて着替えたいし、夜が明けるまで仮眠もしたい。でも、楽天の予約システムは午前3:30着には設定できないのよ。「到着時間が1時間以上遅れる場合にはホテルに連絡しないとキャンセルされちゃうかもよ~!」という恐怖の注意書きもあるし、飛行機が大幅に遅れることもあり得る、とりあえず2:50に到着したその晩からの予約にしておこう。「アイド ライク トゥ アーリーチェックイン プリーズ(英語は5段階評価で2だったので正しいか不明)」でどうにかなるでしょ、といつも楽観的に・・・

 エコノミーでもかなり広いA380でグッスリ寝て予定より30分早く2:20にチャンギ空港着、まだMRT(地下鉄)もシャトルバスも動いてないのでタクシーでホテルへ向かう。運ちゃんはぶっ飛ばしてぶっ飛ばして、しきりに話しかけてくるけど何語なのかサッパリ判らず全く答えられない。我々が日本人だとわかったのか、カーステレオでテレサテン(たぶん)のクチナシの花をガンガンにかけて歌いまくる、「クチナシノハナノォ~♪」ってコレがうまいんだよな。運ちゃんの歌謡ショーはたった2曲(15分くらいだった?)で終了、地図を見る間もなくペニンシュラホテルに到着、まぁ左手にサンズホテルとシンガポールフライヤー(観覧車)が見えてるから間違いないんだろうね・・・

 フロントの階に上がって予約表とパスポートを見せる。「チェックインは14時からですけど、今チェックインしたいですか?」とフロントのお姉さん、もぅよくわかってくれるじゃん「イエス!」と答えると、「予約の部屋はまだ入れないけど、1泊350ドル+17%(約25,000円)のクラブルームならすぐに用意ができます」という。いや、なんか完全に足下見られてるみたいだけど、いくらA380が広かったとはいえちぴらもグッタリしてるし、なんとかして休みたい。でも、朝までクラブルームでいったんチェックアウトして、今晩から別の部屋(しかもダウングレード)っていうのも面倒くさいし、お姉さんの言いなりで350ドル払うほど田舎モンじゃないんじゃ、ウリャ~(ハァハァ)。「ちょっと家族と相談してくる」とフロントを離れてまた戻ると、「6時のチェックインなら250ドルにディスカウントします」とお姉さん、「あの、朝8時にマレーシアに出掛けるんですけど、たった2時間に250ドルはもっとムリです」とぴらにあ(むしろ今から350ドルの方が割安)、「そりゃそうだ」という顔で「ちょっと待って下さい」とフロントの奥の事務所へ消えていくお姉さん。戻ってきて「400ドル追加で4日間ともクラブルームにしません?」と、「仮眠の350ドルと4泊分のアップグレード400ドルで合計750ドル追加ってコト?」と聞くと、「いや、400ドルのみです、アップグレードしてくれるならアーリーチェックインの分はサービスします」とお姉さん。「それに、クラブルームはスカイラウンジの食事付きですよ」って、ハイハイそれに決めます~!。と、シンガポール0日目のアツイい夜は更けていく・・・


【空港場外の駐車場に車を止めてターミナルへ、もしかすると第1ターミナルから出国するのは初めてかも。「日本最後のゴハンは何にする?」とちぴらに聞くと、「ラーメン!」っていつもじゃん・・・】


【やっぱり第1ターミナルは目の前にA滑走路があるからヒマつぶしにはもってこい、デルタ(B747-400)の向こうにヘンな形の雲かと思ったら富士山だった・・・】


【プチ写真館の本日のご搭乗機はウソで実はロス行きの機体。シンガポール航空のA380はシンガポール→成田→ロスと、その逆のルートがあって成田で交差する。ホントのご搭乗機(この写真)はボーディングブリッジで見えなかった・・・】


【「なんだ、2階じゃないのか!」ってチケットを見た若旦那、ずーっと夜間飛行なんだから関係ないと思うんですけど。それにさ、「窓際の3列をお二人で使って下さい」ってサービスしてくれてるのよ・・・】


【テーブルが半分に折れて小物くらいなら置けるのは便利、謎の小窓を開けるとミラーが出てきた。しかし、垂直尾翼のテッペンについているという機外カメラの映像が見られなかったのは残念・・・】


【「ボク、チャイルドミールもあるよ?」とCAさんに聞かれて、「和食がいい!」と運ばれてきたのがコレ。お魚ゴハン、うどん、パン、煎餅ってどこまで炭水化物責めなんでしょう。お味はうまかったけど・・・】


【ぴらにあが選んだ洋食はポークソテー(2枚)とマッシュポテト山盛りがメイン、こちらもおいしかったけど夜11時に食うにはボリュームありすぎ。豚肉が出たのは意外だった・・・】


【お二人で1列どころか、お一人でも一列ずつの割り当て。そこら中で二等和室化しているので、遠慮無く横にならせてもらう。ぴらにあは一番後ろの空いている列で寝た・・・】


【あと30分でチャンギ空港着陸、シンガポールは明るく輝いているけど、マレー半島はポツポツとオレンジ色の灯りが見えるだけ。A380の座席はとにかく横幅が広い感じがして楽チンだった・・・】


【さぁ到着しましたよ、午前2:30のチャンギ空港へ。入国審査して、シンガポールドルに両替して、マレーシアリンギットにも両替して、タクシーの客引きに注意して・・・って、客引きのおじさんが一人もいないアジアの空港なんて初めて・・・】


【フロントのお姉さんとアーリーチェックインの交渉をしている間、ちぴらはロビーのソファーでウトウト。今考えたら、朝までここでグダグダしていてもよかったのかもしれないけど、シャワーは浴びたかったんだよなぁ・・・】


【それでは張り切って2時間ほど寝て下さい、6:30には起きてゴハン食ってマレーシアのツアーに行きますからね。いや、ホントに目が覚めるのか心配なんですけど・・・】
コメント
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