ラオカイからサパに行くと決めたモノの、いったいサパ(山間の少数民族の住む村)に何をしに行くのか、いまひとつ決め手に欠けると思っていた。今さらアジアの山奥の棚田を見たって、欧米人じゃあるまいしそんなに感動しませんよね。で、数少ない情報を集めてみると、サパの近く(裏山?)にファンシーパン山(3,143m)という頂があるんだそうな。初め、ガイドブックで「ふ~ん」くらいに見てたけど、コレがスゴイ山らしい。元々は、サパから2泊3日くらいで登る山(3,000m超えなんだからそうでしょう)だったらしいけど、今はサパの町外れから最近出来たロープウェイ標高3,000mまでたった15分、そこから400段ほど階段を登るだけで山頂に到着するんだそうな。そのロープウェイは標高差世界一でギネス認定。そして、ファンシーパン山もインドシナ半島最高峰で、なんとヒマラヤ山脈の末端なんだって。「ヒマラヤに登ってきました!」と自慢してもウソじゃないってか、ハァハァ・・・
「サパ?、いいんじゃない?」とか冷たかった若旦那(高い所が好き)も、「行く~、行きます~!」とコーフンしております。が、果たしてラオカイ行きの寝台列車のキップはどこで売っているのでしょう。そして、当日チケットで買えるんでしょうか・・・