話題の映画『ドライブ・マイ・カー』を今週ようやく観てきました。
私達は、どう転んでも亡くなってしまった人たちとともに生きていかなければならない、などなど色々思うところはあるんですが、主人公の赤いサーブが走るシーンが強く印象に残りました。灰色の都内の街や首都高、広島の景勝地、雪景色の北海道、どこを走ってもサーブの真っ赤なボディと独特のエンジン音が鮮烈な印象を残します。
村上春樹の原作では黄色のサーブだったそう。
「僕は、正しく傷つくべきだったんだ」という終盤の主人公の台詞、あゝ村上春樹の世界だなぁと、妙に反応してしまいました。
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