Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【日】テロリストのパラソル

2007-05-31 01:29:20 | 日々のことなど
先日亡くなった藤原伊織さんは自分にとって不知の作家でした。

名前は知ってましたが、女性だと思ってましたし。
それに推理サスペンスやハードボイルドといったジャンルは普段全く読まないので。

訃報に接して興味を持つというのは少し不謹慎な気もします。
でも「テロリストのパラソル」というタイトルがどうにも気になって、本屋を何軒か回りました。
しかしどこも品切れ状態。
亡くなってすぐに探しに行ったので、たまたま在庫切れだったのかもしれません。

忘れかけた頃、丸善で平積みになっていたのを発見しました。
追悼の帯がかかっているので急遽増刷したものなんでしょうね。

まだ導入部ですが、主人公がなかなか魅力的で先が楽しみです。
最近、仕事関係の本が続いたので、久しぶりの文庫本。
出番が少なくなっていたgentenのカバーをかけて読んでます。

【文】ピュアモルトのペンケース

2007-05-29 23:32:53 | 文具(ペンケース)

久しぶりに行ったoazoの丸善で目が合ったピュアモルトのペンケース。
(…と書いて、柊さん風な表現だと気がつきました(苦笑))

一緒に置いてあった冊子を見ると本来はギフトボックスのようですが、単品で買えました。
お値段1,000円。

厚手のコルク製の容器に、ピュアモルトに使われているオークウッドと思しき蓋がついた構造。
持ち歩けないわけじゃないけど、机の上において使うもんでしょうね。



実は、ピュアモルトのペンは持ってません。
ウイスキーの熟成用の樽を使ったという着想は面白いですが、いまいちデザインが…。
3色BP+MPを考えたこともあるんですが、軸の上半分が金属なのでやめました。
買うなら芯ホルダーか、2色BP+MPがいいかな。

本質的に「ナチュラル志向」ではありませんが、このペンケースは完全に衝動買いでした。 



【音】 衰えないジェフベック 

2007-05-27 22:36:28 | 音楽
もう、ずいぶん前からロックはボーカルだと確信してます。
ギターだけのインストとか聴くのは相当しんどいです、正直。

そんなわけでジェフベックなんてもう20年位聴いてなかったと思います。
70年代のボーカル入りのジェフベック・グループは時々聴いてますけどね。

ジェフのオフィシャル・サイトのみで通販されていた昨年のアメリカ公演のライブが日本でも発売されました。
まったく聴く気は無かったんですが、このジャケットのロゴ。
これ、ベック・ボガート&アピスのときのロゴですよね。懐かしい。

というわけで相変わらず前置きが長いですが、久しぶりにジェフのギターを聴いてみました。

すごいですね。唖然。
確か今年63か64才ですよね、この人。ぜんぜん衰えてないよ。
正直言えば少しスピード感が落ちたような気もする
…と書いた途端、「スキャッター・ブレイン」で超高速のパッセージをかまされました。

この人は70歳になってもこんなギター弾いてるんでしょうね。脱帽!

【文】ロディア×キャップレス

2007-05-24 22:28:51 | 文具(万年筆・インク)
ロディアの11番を12番に替えてから3冊目になりました。
カバーは、渋谷のHERZのレッド。

そして、ペンはしばらく4色ボールペンを挿してましたが、今はパイロットのキャップレスです。
以前ご紹介した限定品のアイスブルーです。
このキャップレスはMニブなんですが、インクフローも良く、思ったよりも太字が書けます。

このキャップレスには、昨日ご紹介した丸善のエターナルブルーを入れてます。
最初に入れたパイロットのブルーブラックよりもフローは落ちました。
でも、相変わらずヌラヌラ、スルスルと、太字が書けます。

さっとメモできるロディアとワンノックで太字が書けるキャップレス。
この組み合わせはかなりお気に入りです。
ロディアの派手めな罫線にも負けない太字が書ける点も良い組み合わせではないかと思います。
昨日さらしたメモも、思いついて電車の中でさっとワンノックして書いたものです。

ロディアに万年筆と思っている方にキャップレスの中字、お勧めです。

【文】エターナル・ブルー

2007-05-23 23:33:09 | 文具(万年筆・インク)
丸善が日本橋店のリニューアルオープンを記念して限定で発売した「Eternal Blue」です。
しかし「永遠の青」とはなかなか大上段に構えた名前をつけましたね、丸善さんも。

日本橋店で見たときはスルーしましたが、やはり気になって少し前ですが丸善本店で購入しました。



ボトルを見ると、メーカーがはっきりわかりますね(笑)
セーラーのジェントルインクとまったく同じ形のボトルです。
パッケージの大きさ、作りもジェントルインクとまったく同じです。
ジェントルインクと同じということは、ペンクリで頼めば同じ色をブレンドしてくれるかも。
値段はジェントルインクの600円に対して、確か1000円くらいです、まあいいですけど。

肝心のインクの色ですが、ずばり、くすんだ暗めのブルーです。
ロイヤルブルーではありません。ブルーブラックとも少し違います。
ウォーターマンのブルーブラックと同系統とも言えますが、比べてみると少し違います。
エターナル・ブルーは、緑がかっているようにも見えますし、青灰という感じもします。
ともかく微妙な色としかいえませんが、割と好みの色です。

写真を何枚撮ってもうまく色味が出ません。
下手な字で書いたメモが一番色が近いので載せておきます。



【文】A5・方眼・綴じノート

2007-05-20 22:57:23 | 文具(ノート・紙類)
休日出勤した会社でinfobarのカメラで撮ったんで画像がボロボロです。

昨年後半から続くプロジェクトのために使っているノートです。

すべてÅ5サイズの綴じノートです。
無印70円ノート(廃番)、無印横罫ノート、エトランジェ100円ノート、キョクトウのリプラ。
ここまで来てネタ切れになりました。

Å5で方眼罫の綴じノートって意外に種類が少ないですね。
2冊目は横罫でしたが、何とか方眼で繋ぎたかったんですがだめでした。
途切れたあとはエトランジェ、無印と同じノートを使いましたが、そろそろ7冊目が必要です。

特に綴じノートである必要性はありません。
少なくとも1年は続くプロジェクトなので厚いノートを使うことも考えました。
でも薄い綴じノートならすぐに使い切るので、新しいノートが必要になるじゃないですか。
これが長いプロジェクトを進めていく上で、ちょっとした気分転換になるんです。

ペンは、アウロラの鉄ペンにドクターヤンセンのナポレオンを入れたものを使ってます。

無印70円ノートの在庫がたっぷりあるので、7冊目もこれで。
表紙にプロジェクト名とノートの通し番号「7」を書いて、明日オフィスに持って行きます。

【音】Blind Faith の未完成の魅力

2007-05-19 22:55:48 | 音楽
1969年にたった1枚のアルバムを残して解散したブラインド・フェイス。

いわゆる「スーパーグループ」です。
「あの」クリームから、エリック・クラプトン(g)とジンジャー・ベーカー(d)が参加。
さらに、トラフィックのスティーヴィー・ウインウッド(v&k)とファミリーのリックグレッチ(b)ですよ。
そりゃーもう錚々たるメンツです。掛け値なしのスーパーグループです。

そんなスーパーグループですが、ついこの間までは今ひとつ楽しめませんでした。
サウンド面のリーダーシップは明らかにウインウッドが執ってます。
ウインウッドは大好きなので、その点では問題ありません。
しかし、作品としては、中途半端というか煮え切らないもどかしさのようなものを感じてました。
もちろん、スーパーグループの作品としてはですが。

後年、クラプトン自身が歌うことになる「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」。
彼はどんな心境でウインウッドのバックでギターを弾いていたんでしょうか。

しかし、たまたま最近聴いたブートレッグでかなり印象が変わりました。
写真の"The Undertaker"というタイトルです。
ギブソンのFirebirdを抱いたクラプトンがめちゃめちゃかっこいいです。
収録されたライブ音源はとても69年のものとは思えないほど鮮度が高く迫力に満ちています。
クラプトンの艶っぽいギターの音がまさにそのまま瞬間凍結されたような感じ。

このライブを聴いても彼らの煮え切らなさはそのままです。
その元凶は、ソウルフルなウインウッドに対するクラプトンのコンプレックスではないか。
でも、この煮え切らなさこそが、未完成に終わったこのバンドの魅力と感じるようになりました。
ブラインド・フェイス以降のクラプトンの音楽を考えると、やはりこの時期はたいへん興味深いです。
この辺は捉え方次第なのでいい加減なものですが。

こうなると「やばい」です。彼らの音源や映像を集めにかかっちゃうんですよ、間違いなく。
音楽関係の出費がかさみそうな予感。

【無】商品タグ

2007-05-18 23:53:53 | 無印無間(限)地獄
無印の商品に貼ってある商品タグ(シール)。
薄茶色のクラフト地にエンジのライン、そして黒の文字。

まあ、あれはなかなかいいもんですよね。でも…

先日地下鉄半蔵門線の車内で、女子大生と思しき女性がノートを100°位広げて読んでました。
ノートは、無印良品のクラフトペーパーの表紙の綴じノート。サイズはB5。
清楚な若い女性が真剣な眼差しでクラフト地のノートを読んでいる…悪くないですなあ(苦笑)

それはいいとして、問題はノートの裏表紙に無印の商品タグシールが貼ったままだったこと。

私は使うときは迷うことなくペリペリと剥がします。
死蔵していたノートから剥がしたらタグの形のまま跡が残ったんで、最近は買ったら直ぐに剥がします。

ブランド名入りのタグを袖に縫いつけたままスーツを着てる人みたいで、いただけませんよね。

みなさんはどうですか?

確かに無印のタグは好きで、一時期、上の写真のようなこともしてましたけどね(苦笑)

【音】70年代ロック・ベストアルバム

2007-05-16 23:48:24 | 音楽
最近めっきり音楽雑誌を買わなくなりました。
お気に入りのミュージシャンの特集記事も、いつかどこかで見たようなものが圧倒的に多いし。

最近買ったのは、ニールヤングのアーカーブ・シリーズをネタにしたマニア度全開のビートレッグ誌。
そして、60年代ロック・ベストアルバム100を紹介したレコード・コレクターズ誌くらい。

そんなレコード・コレクターズが今度は70年代ロック・ベストアルバム100を特集してます。
ことロックに限って言えば、自分は完全に70年代なのでこれはさらに楽しめそうです。

しかし、栄えある70年代の第1位がセックス・ピストルズというのは、ちょっとどうなの?
奇を衒いすぎでは?
確かにピストルズは、閉塞感の強かった70年代中期の音楽シーンを破壊しましたよ。
けれど、次々に傑作が登場した70年代初頭(70年~72年)のあの煌めきは真実でしたよね。

まあ、この辺の感じ方は人によって違いますし、だからこそこの企画が話題になるんでしょうね。
しかし、ピストルズですかね~。

【文】インデックスノートのジレンマ

2007-05-15 23:26:15 | 文具(ノート・紙類)
クレールフォンテーヌのÅ6サイズのインデックスノートです。
8つのパート毎にブルー、ピンク、グリーン、イエローの用紙が使われています。

しばらく在庫してましたがようやく引っ張り出してきました。

用途は、中古CD漁りのためのデータ整理。
ブートレッグだと一ミュージシャンについて膨大なタイトルが出ています。
しかも、タイトルや内容が似通っているものも多いんですね、これが。
なので、ちゃんと整理しておかないと、どれが当たりでどれが外れだかわからなくなります。
「特定のミュージシャン命」の場合は何とかなりますが、守備範囲が広くなるととてもとても。
そこでインデックスノートの8つのタブに適当にアルファベットを振り分けて、整理を開始しました。



しかし、好きなミュージシャンになると欲しいタイトルも多くてすぐにページが埋まります。
1つのタブに12ページしかないので、複数のお気に入りがいるとページが足りなくなりそうです。
一方、あまり好きなミュージシャンがいないパートは空白のまま…

インデックスノートってとても機能的な印象があります。
が、実際にはこういう構造的な欠陥というか、避けられない宿命のようなものがありますね。
我ながらかなりオーバーな表現ですけど。

楽しいはずの新しいノートの使い始め。
なのに、こんな妙な考えに囚われて、アルファベットの記入を鉛筆で薄く書いて誤魔化してます。↓
いやはや。