はじめにコンバースの個人的思い出をひとつ。
1970年頃、仲間内でコンバースのローカットが流行った。通っていた中高一貫校には厳しい服装規則があり、制服のズボンの裾の幅まで決められていた。そして靴は黒の革靴(もちろんひも靴)一択。
1970年頃、仲間内でコンバースのローカットが流行った。通っていた中高一貫校には厳しい服装規則があり、制服のズボンの裾の幅まで決められていた。そして靴は黒の革靴(もちろんひも靴)一択。
しかし、規則があればそれを破ろうとする者が出てくるのが世の常。どうせ黒ならわからないだろうと、一部の生徒が同じ革靴でもブーツを履いたり、そもそも革靴でもない黒のコンバースを履いたり。しかし、中高校生の小遣いでは当時本物のコンバースは買えなかった。そこで、遊び場だった渋谷の道玄坂にあった小さな靴屋でコンバースのコピーモデルをみんなこぞって買ったのでした…。
さて。先日妻のお供でスーパーに行ったときにたまたま見つけたのが、earth music & ecologyの、ぱっと見コンバースのローカット似のスニーカーです。
earthにメンズ・ラインがあることは初めて知りました。モデル名はなく、EM-4000というモデル・ナンバーが付いてます。
アッパーつま先のラバーは、コンバースが半円状に形成されているのに対し、earthは大きくU字状になっています。これでまったく違う印象になっていますね。
まぁ、これがかっこいいかどうかは意見が分かれそうですが。
さらに履き口の両側にエラスティックゴムが仕込んであり、脱ぎ履きが楽になっています。
無印のリネンスニーカーとこのスニーカー、たまたまコンバースを思わせるローテクスニーカーが続きました。やっぱり遠い昔の、学生時代の思い出がこういう選択をさせるんでしょうか(遠い目)。