Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 書斎の宇宙/高橋輝次 編

2014-02-08 21:54:39 | 文具(情報・書籍)

副題に「文学者が愛した机と文具たち」とあるように、明治、大正、昭和の作家、批評家、翻訳家が机、文具、書斎などについて書いたエッセイを集めたアンソロジーです。

作者は、有名どころだけでも室生犀星、里見、川端康成、壷井栄、内田百、吉行淳之介など作家だけでもそうそうたる顔ぶれです。

集められたエッセイは、Ⅰ私の机たち、Ⅱ机上風景、Ⅲ原稿用紙と筆記具、Ⅳ机の周辺、Ⅴわたしの書斎、という5つの章に分けられています。
机や筆記具などの「モノ」を通して作者の創作の癖などが垣間見えてどれも興味深いです。

意外性があったのが小檜木山博(こひやま・はく)氏が原稿用紙について書いた「追っかけ」、その後日談「原稿用紙、その後」です。まだ売れていなかった作家の原稿用紙を介した1軒の文具店との交流が描かれています。
対象の原稿用紙がどうのという話ではありませんが、多くの人に読んでもらいたい心温まる話です。

こういう細々したエッセイをすべて原典で読むのは困難、というより不可能です。
ですからこういうアンソロジーは本当にありがたいです。おすすめ。

図書館で借りて読んでしまいましたが、手元に置いておきたくなり買い直すことにしました。 

きょう東京は雪に降りこめられました。
いつもすぐに溶けてしまうフワフワのやつではなく、かっちり引き締まった小粒の雪なのでしっかり積もりそうです 


【革】 アルジャン・ショート

2014-02-02 19:07:20 | 革・かばん

オフ用の財布として2辺がファスナーの小さめな財布を買ってみました。
オフもオンも関係なくWILDSWANSの二つ折りの財布を使っていましたが、しばらく前に長財布に戻しました。
やっぱりオンのときは長財布ですよね。

しかし休みの日に小さなショルダーバッグで出かけようとすると、長い財布だと出し入れで引っかかったりしておもしろくない。
ということでオフ専用の財布として、このアルジャン・ショートを使ってみることにしました。

2辺がファスナーのほぼ正方形に近い財布はいろいろなメーカーから出ていますが、アルジャン・ショートの特徴は中の小銭入れの1辺が本体に縫い付けられていないという点です。
これにより小銭入れと本体の隙間にお札を挟み込むことができます。きっちりお札を二つ折りにしなくてもいいわけです。 
しかし実際に使ってみると、その隙間が狭いので、お札の出し入れがスムースにはできません。
もう少し隙間を広げ、小銭入れも小さくすれば格段に使いやすくなるはずなんですが。

お札の出し入れに難ありなので、小銭入れに500円玉を多めに入れておいてお札をできるだけに使わなくても済むようにしています。大きな買い物はクレジットカードで。

素材は牛革の型押し。3千円台半ばの商品なので贅沢は言えませんが、テカテカ感が少し気になります。
使い込んでいってどうなるか楽しみにしていましょう。

クレジットカードなど結構詰め込んでもあまり膨らまないのがいいですね。 


【日】 "Year Of The Horse"のはずが…

2014-02-01 10:58:31 | 日々のことなど

お久しぶりです。もう2月ですねえ。

実は、1月の頭に以下の投稿を準備していました。

皆様あけましておめでとうございます。
この年末年始も縁もゆかりもない土地、日光で過ごしました。これでお正月は4年?連続日光です。
もう「縁もゆかりもない」とは言い切れなくなってきました。
さて、2014年は午年ですね。"Year Of The Horse"です。そして、私、アルマーニも午年であります。
だからどうということもないんですが、今年1年もよろしくお願いします。
ちなみに写真は大好きなNeil Young & Crazay Horseのライブアルバム。
タイトルはズバリ、"Year Of The Horse"です。

ところが、年末年始の暴飲暴食が祟ったのか、いきなり新年会が続いたせいか、身体を壊してしまいました。
馬のように元気にダッシュしたかったんですが、新年早々躓きました。
まだ検査が続いていますが、一時は入院かという感じでしたので、それに比べればだいぶ復活しました。

そんなわけで徐々に行きますので、今年もよろしくお願いします。