Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 嵌合式とペン先の乾燥

2022-04-21 18:51:59 | 文具(万年筆・インク)
ずいぶん前に大阪で買ったプラチナ#3776ブライヤー。軸の美しさも書き味も気に入っていたのに、ずっとしまい込んでいました。


しまい込んだ理由は、乾燥。ともかくインクが乾いて書けなくなってしまうのです。書いてる途中で書けなくなることはないものの、翌日書こうとするとインクが出ない。
乾燥の原因は篏合式のキャップにある、と思われます。パチンといい音を立ててキャップを閉めても、キャップの先を持ってみるとグラグラします。

キャップがゆるいことが乾燥の原因か?
そこでふと思いついてキャップがはまる首軸の先の部分にメンディングテープを貼ってみたところ、キャップのグラグラは解消。
これで「乾燥問題」完全解決、とはいきませんが、翌日には書けなくなるというようなことはなくなりました。でもまだ微妙ではあります。
見た目は最悪ですが、これで使えるようになれば我慢できるレベルかと。どうせ家でしか使いませんし。インクを吸入するときにメンディングテープにインクが付いてしまうのがちょっと面倒。
あまりきつくならないようにテープは首軸の半周ほどに貼りました。

【文】小分けボトルの決定版?

2022-04-16 10:23:53 | 文具(万年筆・インク)
友人にお裾分けしたり、小分けにしてオークションに出したりとボトルインクを別容器に小分けにする理由は様々。混色や持ち歩きのため、という方もいるでしょうね。

ボトルインクの残量が減ってくると吸入式万年筆ではうまくインクを吸い上げられなくなります。

そこで小さな瓶にインクを移すわけですが、定番といえるのはタミヤの模型塗料用の小分けボトルでしょう。
自分もこれを使っていましたが、もっと細長いボトルで高さを稼ぎたい、ということで探し出したのが、身近にあった調味料の入ったボトル。七味などが入っていたもの。

上の写真は、タミヤのボトルと七味のボトルにそれぞれ15ccのコーヒーを入れてみたところ。安定感がないので注意が必要ですが、少ないインクでも嵩が稼げるので吸入できます。早速残り少なくなったプラチナの古典ブルーブラックを入れました。
入口の狭さが心配でしたが、ペリカンの800クラスでも余裕で使えます。
オシャレ度はゼロですが、見た目はともかく、今のところ小分けボトルの個人的決定版、かな。



【文】 紳士なノート使いはじめました

2022-04-09 08:42:12 | 文具(ノート・紙類)
日々の出来事(ドラマチックな出来事は全くありません)をボツボツと綴っているノート。
2冊続けてクレールフォンテーヌのAGE BAGを使いましたが、3月一杯でちょうど使い終わったので、以前Amazonで安く買った日本ノート株式会社の「紳士なノート」をおろしました。


シルクのようななめらかな書き心地をうたっていますが、確かにしっとりと肌目の細かさが伝わってくる用紙で、万年筆で書いても引っかからず、かといって滑りすぎず、気持ちのいい書き味です。用紙の色はやや灰色がかっていますが、インクの発色もきれいです。

ところが、書き味はいいのに残念なことにインクの裏抜けが。
インクフローのいい万年筆を使ったとはいえ、ウォーターマンのブルーブラックが裏抜けした記憶はこれまでなかったのでちょっと意外でした。
紳士がお漏らししちゃいけないと思うんですが、今のところ裏抜けするのはウォーターマンのブルーブラックだけ。
実は極端な裏抜けじゃない限りあまり気にしない性格なので、このまま使っていきます。


【文】 LAMY ファースト サファリ

2022-04-03 10:13:25 | 文具(万年筆・インク)
2022年2本めの万年筆。
このブログの古い記事を見ると、サファリをはじめて購入したのは17年前の2005年で、マイ・ファースト・サファリはホワイトグレーの万年筆でした。

今回購入したのは、ファーストサファリと名付けられた、1980年発売の初代サファリのカラーを再現したサバンナグリーンの万年筆。2005年当時サファリの人気は高く、これもこのブログの古い記録によれば、初代カラーはヤフオクで3万円以上で出品されています。

ファーストサファリには、サバンナグリーンとテラレッドの2色がありますが、まずはグリーンに惹かれました。

当時文具店をいくら捜し回っても見つからなかった初代カラー。今すぐ使う予定はありませんが、このグリーン軸が手元にあるのはなんともうれしい。
ちなみに、ファーストサファリというネーミングはLAMYのオフィシャルサイトでは使っておらず、日本だけのものかもしれません。

下の写真は現在稼働中のダークライラックのサファリと並べてみたものです。


【日】 秩父宮記念公園

2022-04-01 09:00:30 | 日々のことなど
昨年11月以来の旅行、といっても箱根に1泊という身軽で気楽なもの。
まん延防止措置解除と春休みが重なって、平日でもどこも混んでますね。

帰りに御殿場の秩父宮記念公園に寄ってきました。
広大な敷地ですがどこもよく手入れされています。
残念ながら楽しみにしていたしだれ桜はまだ固い蕾のまま。満開までには2週間近くはかかりそう。

おみやげは御殿場の老舗和菓子店の富士山最中。UFOのようにも見えます。


御殿場の桜は残念でしたが、東京の桜は満開、というよりもう散り始めてますね。