我がオフィスにもそこそこの量のカレンダーや手帳が「ご自由にお持ちください」という貼紙のついたダンボールの中で引き取り手を待っていました。
正直なところ、企業名がバッチリは行った手帳やカレンダーは使う気になれないので、ダンボールの前を素通りしてましたが、偶然シックなグレイの箱を見つけて拾い上げてみました。
箱の中には曲線で攻勢されたアクリル製のデスクカレンダーが入っていました。
これは当たりです!
調べてみると、箱に記載された"Communication Design Laboratory(コミュニケーションデザイン研究所)"が"DESIGN Piece_00"というプロジェクトの第一弾(つまり、"DESIGN Piece_01"というわけ)として発売した、wave motionというデスクカレンダーであることが分かりました。
デザイナーの平野敬子さんによれば、「目に見えない時間の流れを水の流れと見立てて…」ということです。なるほど。
クリアとホワイトの2枚の波の形のようなアクリルでカレンダーのリフィルを挟むというシンプルな仕組みのカレンダーです。
ちなみにお値段は1個3,885円。これは儲けた(苦笑)
このカレンダーも列記とした企業提供ものですが、「波」の裏側に控えめにロゴが入っているだけです。
企業が提供するカレンダーも侮れませんね。
発行日の午前中早いうちにラックから消えてしまうので、たぶん3ヶ月ぶりくらいの入手です。
毎号楽しみな片岡義男さんのコーナー。
今回は文房具ではなく、イギリスのペンギン・ブックスの装丁を取り上げてます。
ペンギン・ブックスって背表紙にペンギンが描かれてたんじゃなかったっけ?
というくらいの記憶しか私にはありません。
いつもは片岡さんの記事を切り取って後は捨てますが、この号では、編集長のロンドン・リバプールの旅行記がおもしろいです。写真も良い。
ヴァージン・アトランティックのビジネスかファーストで行く英国旅行。
いいですね~一度は経験したいもんです
表紙の三國連太郎さんのクローズアップ写真もすばらしいです。
元が美男子だとしてもこんな顔で歳をとれたら最高ですね。
名古屋が発祥の喫茶店ですが、東京の町田市や神奈川の大和市周辺に進出してきているようです。
家の近くにあるわけでもなく、駅近でもないので、たまたま車で近くを通ったときしか行けませんが、最近はわざわざ店の近くを通るルートを選んだりしてます(笑)
ブラックが苦手な自分にも砂糖・ミルクを入れずにおいしく飲めるブレンドが贔屓です。
店内はウッディーな造りで天井も高いのでリラックスできます。
11時までならドリンク1杯で温かいゆで卵とハーフサイズの厚切りトーストがつくのでお得。
写真は、ゆで卵が出てきて、トーストのサーヴを待っている状態です。
お腹がすいているのか、ピンボケですね(苦笑)
ステッドラーのMICROFIX SLという0.5mmのシャープペンです。
発掘場所は少し駅から離れた街の文房具屋さん。
クリップや口金がかなり黒ずんでいたので、半額の600円にしてくれました。
LAMY2000のようなヘアラインが施された軸が特徴です。
軽いペンですが、適度な太さがあるのでとても使いやすいです。
ただ、強く擦ると色落ちします。
色付きのプラスチックを成型したものじゃないということですね。
木材に塗装したものではないと思いますが、商品名も印刷というより塗った感じです。
ともかく出色の使いやすさ。明日その近くに行くのでもう1本買ってこようと思ってます。
ちなみに黒ずみは無印の貴金属磨きでも完璧には落ちませんでした。
そこで、ピカールという液体状の金属磨きで擦ったところピカピカになりました。
これで金属部分が黒ずんだ古いペンを買ってももう怖くない?!
クリスマスとまったく無関係のエントリーになりました。
ところで、昨日表参道に行ったとき、地下鉄の駅にサンタクロース(の格好をした人)の集団が。
待ち合わせをしていたようですが、あの人たちがあれからどうしたのかとても気になります。
ネタ不足の自分にとってはこれぞ『黄金の方程式』か…
それにしてもボーデッサンのペンケース、これが3度目のエントリーです。
この写真を見よ、manuさん!!
サファリの万年筆が3本収まってますよ、しっかりと。
確かにボーデッサンのペンケースの収納部分は細身です。
特に入り口はしっかり糸で縫ってあるので、ペンを選びますね。
manuさんが糸を抜いてしまった気持ち分からないでもありません…
ただ両サイドは中の2本に比べて若干余裕があります。
さらに、革が柔らかいので何度か出し入れしているうちに飲み込むようになりました。
最初は、取り出すときにキャップだけ取れてしまうような有様でしたけど。
だいぶ革が伸びたみたいです。
余裕があるわけではありませんが、まあなんとか。
manuさんの『抜糸事件』をどこからか聞きつけたボーデッサンがこっそり改良したのかも。
更にカミングアウトしてしまえば、収納本数が限られたペンケースが好きなのだ!!
これは、「無人島に本を1冊持っていくとしたら何を選ぶ?」とか、「あなたの要害ベストアルバムを3枚選ぶとしたら?」などという問いに妙に反応して一生懸命リストを作ってしまう性向となんらかの関係があるような…。
日産のCMにおけるイチロー選手の名セリフ「車が移動のためだけの道具ならクーペなんか要らない」も同じような気がします。
何かを犠牲にすることで得られる満足感・贅沢感みたいな…。
広い世界で、さあ好きなようにせぇと言われても困ってしまいますが、限定された世界の限定された条件の中ならウキウキと動き出すみたいな?
まあ小市民ですね(笑)
本題に戻りましょう。先日紹介したBeau Dessinのペンケースは4本挿しです。
限定されていながらも、ちょっと余裕がある感じがうれしい。
3本と4本の差は結構大きいのです。
あれを抜いてはこれを挿して…と日々楽しんでますが、とりあえず現在は写真のラインの落ち着いてます。
左から、
・無印木軸MP+トンボ MONO Zero
・LAMY 2000 4色ボールペン
・シグノ 0.38mm ボルドーブラック
・無印×セーラー アクリル万年筆(Dr.ヤンセン Dante)
そう、なぜか5本挿しちゃってますね。
究極の4本というよりは、今年の漢字である「偽りの4本」というべきか…。
無印のシャープとMONO Zero(消しゴム)は、どちらも細軸なので何とか入りました。
しばらくこれで行くつもりですが、シグノの代わりに万年筆でも良いし、コレトの多色やマルチ8なら更に戦力が増しますね。
長い休暇でしたが、あまり文房具は買ってません。
いくつかの消耗品を別とすれば、物欲がモリモリと湧き上がったのは、たったひとつ。
このボーデッサン(Beau Dessin)というブランドのペンケースだけです。
このペンケースの存在を知ったのはエイ出版系のショッピングサイトでした。
4本挿しという魅力的なキーワードにふらふらと銀座まで行って買ってきました。
ホント、即買いに行きましたね。
このペンケースの特徴は、ロールペンケースと同じような形状でありながら、4本挿しなので丸めるのではなく二つにたたんでスナップで留めるという点です。
4本なのでコンパクトですし、革紐で留めるよりも機動的です。
さらにペンの頭にかぶせるフラップが長いので、クリップやキャップ同士が擦れるということもありません。
目立ちませんがここは相当ポイント高いです。
世のロールペンケースはフラップが短いものがほとんどですから。
革は柔らかくてオイリーなグローブレザー。
色は、店頭に並んでいなかったグレイを選びました。
先のショッピングサイトにも載っておらず、店員さんから教えてもらった色です。
グレイというよりもかなりくすんだ渋いグリーンという感じ。気に入りました。
写真よりももう少し明るいですが。
スナップボタンのついたダークブラウンのベルトともよくマッチしています。
同じ色の財布のエイジング具合を見せてもらいましたが、この色からは想像も出来ない赤みの残ったブラックでした。
手にしっとりと馴染むちょっと小型のロールペンケース。
いつまでも掌の中に握っていたくなるペンケース。
なかなかいいですよ。
ボーデッサンの鞄もかなり魅力的でした。
ユニセックスでナチュラルというgentenと似た方向性も感じましたけど、ボーデッサンの方が、よりカラフルでモードっぽい雰囲気も。
銀座にの革モノを見に行く楽しみが増えました。
もう12月も1/3が過ぎました。2007年も、もう余すところ3週間弱。
10月から今までいったい何をやってたんでしょうねえ、我ながら。
この間、皆さんのブログもほとんどというか、まったく見ていません。
一時はブログの閉鎖も考えましたが、まだ愛着があるみたいです。
年賀状特集の「かしこ」。
ご存知、木下綾乃さんのアイデア年賀状が見開き2ページにわたって紹介されてます。
筆不精な方(自分ですが)も楽しめると思います。