Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】Rotring TikkyⅡ MP

2006-05-31 23:53:26 | 文具(ペン)
もう先週のことですが、伊東屋のカランダッシュフェア(最終日)をのぞいてきました。
午後の中途半端な時間だったこともあって、思ったより閑散としてましたね。万年筆の試し書きも自由にできる方式ではなくて、店員さんにガラスケースから出してもらわなければならないので、その辺も影響していたかな。

さて、ひとつの狙いだった新しいボトルインクですが、結果から言うとパスしました。
理由は簡単。高い。1個2,300円です。しかも30ccくらいしか入ってないし。
グリーンやブラウンなどなかなか良い感じの色でしたが、2,300円とは・・・
ただ、さらっとパスしたわけではありません。正直に言えば迷いました。
理由はボトルが魅力的だったことですね。ずしりとした立方体のボトルの上の方だけ丸く削られてインクが入っています。
伊東屋の他の階で見てみたら、ちょっと凝ったインクビンは結構なお値段がするので、中身が入ってこれなら悪くないかも、と少し迷いました。

さて、この日伊東屋で買ったのは、ロットリングのシャープペン、TikkyⅡです。
7階の芯ホルダー・製図用シャープペンコーナーで見つけました。4色あったので1本ずつ買ってきました。
しかし、なぜ私は、このシャープペンを4本も買ったのでしょうか?最近はまっている0.9mmではなく、0.5mmなのに・・・

答えは、先日ご紹介したロットリングの万年筆、サーフと同じ色だったからです!!

いや~びっくりしました。
最初は0.5mmなのでパスするつもりだったんですが、サーフと同じ色だと気がついた瞬間、4本握ってレジの前に並んでましたね。

サーフと比較するとTikkyⅡのほうが製品としての出来はいいですし、ちゃんと赤輪もあります、一応。Tikkyと比べてしまうと、赤輪の無いサーフ万年筆ってちょっと謎です。何はともあれ、同じ色で揃った8本をニンマリと見つめております。

万年筆のインクと軸の色を合わせたいと思うのも人情なら、万年筆とお揃いの色のシャープペンも欲しいというのも立派な人情ではないでしょうか?

というわけで、人情に流されて、TikkyⅡを4本も買ってしまったのでした。


【文】【日】胸ポケット

2006-05-30 23:38:57 | 文具(情報・書籍)
ビジネスマンの服装も多様化してきましたが、通常、ジャケットとシャツの2つの胸ポケットがついてますよね。

昔は、ここに何本もペンを挿すことが一種の流行だったような気もしますが、最近は減りましたね。特に、シャツの胸ポケットはともかく、上着の胸ポケットにペンを挿しているという光景はほとんど見なくなりました。
内側にペンを挿せるポケットのついたジャケット・スーツも多くなりましたし。

ちなみに、私アルマーニは、上着はもちろん、シャツの胸ポケットにもペンを挿すことはまずありません。
理由は、会社に着ていくシャツは、バリバリに糊が利いたものが好みなので、糊のおかげでぴっちりと閉じたポケットにペンなんぞを入れて、だらんとさせたくないからです。胸ポケットにペンがあれば便利なのはわかっているんですが、この辺は完全に好みの問題ですね。

しかし、今朝電車の中で、30台のビジネスマンがスーツの胸ポケットにモンブランのペンを挿していました。
色は黒、クリップは金色です。モデル名もわからないし(クリップの形状はカラヤン似)、もちろん万年筆かボールペンかもわかりませんが、スーツの胸ポケットからのぞくモンブランの天冠は、ちょっとハッとするくらい良い感じでした。

胸ポケットにペンは挿さないアルマーニですが、ビジネス・スーツ着こなしのセオリーを「ちょっとはずす」という意味で、あれはあれで「あり」だなあと妙に感心しながら出社したのでした。
上着の胸ポケットにペン、ちょっとトライしてみようかな。

【文】サファリ・ロイヤルブルー

2006-05-29 23:40:04 | 文具(万年筆・インク)
LAMY Safariの新色"Royal Blue"です。

最初写真で見たときは、明るいブルーと赤のクリップの組み合わせに少し不安だったんですが、限定という言葉にやられて、結局買いました。

買ったのはFニブとMニブです。
日本ではMニブのみらしいですが、今回買った海外の店ではニブは"EF"から"B"までありました。まあ、サファリ用のニブを適当に付け替えてるだけだと思われますが。

あらためて見ると、最初に感じた違和感はどこへやら。
ちょっとくすんだ落ち着いたブルーと鮮やかな赤の組み合わせはなかなかいい感じです。「勇気ある配色」ですが、これはこれでちゃんと「あり」と思わせるのは、さすがラミーということでしょうか。
きれいなブルーですが、Royal Blueというイメージとはちょっと違うかな。

このさわやかな配色が、これから本格化するじめじめとした梅雨をこいつで乗り切りってやろう、という気にさせてくれますね。空色のレインコートに赤い傘を差しているような感じでしょうか???

インクはもちろんブルーを入れますが、LAMY以外のブルーにトライしたいと思います。決まったらまたご紹介します。

○ 05172006 青と赤が届きました。(★チャンネルDays★/ほしのさん)
○ 05212006 LAMY SAFARI ROYAL BLUE(情報管理~文具に関する考察/SUGさん)



【日】PAULのパン

2006-05-26 23:45:08 | 日々のことなど
このブログに食べ物のことを書くのは本当に久しぶりです。

アルマーニのブレックファストは、パンです。家で朝食を食べる限り、お米を食べるのは月に1回あるかないか。
朝食にお米を食べることに全く抵抗は無いですが、そうなると3食とも米飯になる可能性があるので、ついパンを食べてしまいます。

スーパーで売っている食パンやテーブルロールの他、ポンパドウルやジョアンのパンの登場回数が多いです。

今朝は、昨日家族が品川で買ってきたPAULのパンを食べました。
買ってきたのはお店を模した紙箱に入ったデニッシュ類の詰め合わせで、ほんの少しのチョコレートを巻き込んだクロワッサン風のパンと、レーズンとナッツの入った全粒紛のようなどっしりとしたパンを食べました。

まあ、おいしかったですけど、甘いパンはあまり得意じゃないし(ジョアンのチョコブレッドは好きです)、やっぱりPAULはフランスパンが断然おいしいです。
アンシェンヌ・フルートだったか、フルート・アンシェンヌだったか、最近食べてないので忘れてしまいましたが、細いフランスパンなんですが、PAULではこの辺が好きです。


【文】Rotring サーフ万年筆

2006-05-25 23:53:26 | 文具(万年筆・インク)
先日、ファーバーカステルの芯ホルダーなどを購入した分度器ドットコムで、またまた買ってしまいました。

RotringのSurfという万年筆。
はじめて見た商品ですが、そのカラーリングとお値段(1本840円)に、思わずポチッと4色まとめ買いしてしまいました。

オールプラスチック製の、軽くてカジュアルな万年筆ですが、どれも発色がとてもきれいです。フランスらしい全体にくすんだ落ち着いた色合い・・・ってロットリングはドイツでしたっけ(苦笑)
オレンジがかったような落ち着いたレッド、オリーブグリーン、少し紫がかったブルー、鮮やかなレモンイエローの4色です。
ともかく、ヨーロッパのメーカーのカラーリングって本当に巧みですね。日本のメーカーももうちょっとがんばって欲しいです。



とりあえず、くすんだフレンチブルーといった感じのブルー軸にインクを入れました。
カートリッジインクが1本ついていましたが、軸の色に合わせたインクを入れたくて、パイロットのペチットワン(Petit1)のインク「クリアブルー」を装着してみました。

ペチットワン専用のカートリッジ・インクは(3本100円)、差込口に突起があるのでこれをカッターで削ぎ落として装着しました。
それでもかなりキツキツでしたが、無理矢理押し込んで何とか書けるようになりました。

書いてみた感じは、Mニブという感じですが、使ったインクが水性染料インクということなので、多少フローが良いかもしれません。
ペチットワンの「クリアブルー」もさわやかな色味で、いい感じです。
書き味は小さなステンレスニブにしては良好で、それほど硬さを意識しなくて済みます。分度器ドットコムの説明を読むと、Mニブで、素材は「弾力性特別ステンレス材」となっています。

というわけで、840円で買えるこの万年筆、結構いいですよ。少しクリップが弱そうなのが気になりますが、お勧めです。

ところで、ついさっき気がついたんですが、この万年筆は、大阪のフラナガンで販売していたペリカンの万年筆に形が酷似しているような気がします。
写真が削除されたようなので、正確ではありませんが。


【文】メモカバー・ゴムバンド

2006-05-24 23:54:08 | 文具(その他)
無印のメモカバーに足りないもの・・・それは愛、じゃなくてゴムバンドです。

無印の帆布製メモカバーを使っていると、ペンホルダーの位置と切り取った紙片用のポケットの使いにくさが気になるわけですが、400円という値段を考えると、これはこれでとてもよくできていると思います。

が、やはりゴムバンドが無いと寂しいです、ゴムバンド好きとしては。

本当はカバー自体にゴムバンドを縫い付けるのがベストなんでしょうが、今回は「簡易型」を作ってみました。と言っても、ものすごく簡単です。
以前、メモパッドやアマゾンのブックカバーにゴムバンドをつけたときと、基本的に同じ要領です。

メモの幅に合わせて切ったポリプロピレン?の薄い板。今回は歯ブラシと歯磨き粉のセットが入ったパッケージを使いました。
これに一穴パンチで穴をあけゴムバンドをハトメで装着。ハトメの付いていない方は折り曲げておきます。
後は、メモ帳を差し込む前にこいつを差し込んでおけば、ゴムバンドつきメモカバーの完成です。



これのいいところは、使いまわしができるという点です。
違う色のメモカバーを使う場合にも、これをそのまま使えば、あっという間にゴムバンドつきメモホルダーに変身です。
つまり、「取り外し可能ゴムバンド」です。無理矢理英語にすると「Detachable Rubber Band」???



もちろん問題点も。
今回のゴムバンドはメモカバーに接着しているわけではないので、何となく浮いてしまう感じがイケてないです。
つまり、メモ帳とメモカバーの表側(蓋側)は密着しますが、裏側は何となく遊んでしまうわけですね。
素材が薄いポリプロピレンなので、たわんでしまい、これも浮いてしまう一因かもしれません。

反省点を胸に刻みつつ、新しいタイプをまた工夫してみましょうかね。



【文】トンボ製図用シャープ

2006-05-23 22:34:19 | 文具(ペン)
トンボの製図用シャープペンです。

「LZ」という文字がありますので、ここは「LZ」シリーズとしておきます。
しかし、以前コレクターの真似事をやっていた人間からすると、「LZ」と聞くと、ついLed Zeppelin!と反応してしまいます(苦笑)

プラチナのPRESS MAN 0.9の使い心地の良さにはまって、他の0.9mmのシャープペンを探しているときにトンボ鉛筆からも0.9mmが出ていることを知りました。
しかし、これがなかなか出会えない。銀座伊東屋にも無かったし、他の大型文具店にもありませんでした。
そして先日たまたま家から近いところにある大型手芸店の文具売場で見つけました。

LZシリーズには、0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの4種類の芯径がありますが、今回は、芯径が0.3mmと0.9mmのものを買ってきました。1本315円で、その1割引。
本命はもちろん0.9mmですが、0.3mmというのも未体験なので、つい・・・。

芯径によって「LZ+芯径」の表示の色が異なってます。この辺の表示はシンプルで好感が持てます。全体のフォルムも安っぽくないし好きです。
こうなると、買い残した0.5mmと0.7mmもイってしまいそうな気がします。

使い勝手は、悪くありません。普通に良いです。芯の硬度表示もあって300円にしてはよく出来ていると思います。
でも、200円のPRESS MANを超えるところまではいかないかな、と。

ということで、0.9mシャープ探索の旅はまだまだ続くのでした。


【文】ノート術

2006-05-22 23:49:58 | 文具(情報・書籍)
特集に惹かれて、ずいぶん久しぶりに日経ビジネスアソシエを買いました。
特集は、『いつも結果を出す人の「ノート術」本当の極意』

本来、あまり「仕事術」といった分野には興味がありません。
昔読んだ数冊の書籍もどれもピントきませんでした。仕事の内容、やり方は千差万別なので、まあ自分にぴったり合うやり方なんてものは、そう簡単には転がっていないということですね。
仕事術の本が、正直読んでいておもしろくないことも一因かもしれません。

まあ、ヒントのひとつでも得られれば、儲けものということでしょうけどね。

と、仕事術については否定的な私ですが、他人様の手帳やノートを見る(のぞく)のは好きですし、どんな文房具を使っているのかは、相当気になります。
文具好きの性って奴かもしれません。

というわけで、日経アソシエもそんなノリで買いました。
やっぱり他人のノートのつけ方って面白いですね~。もちろん、使っているノートや筆記具も見てて楽しいです。
これを見ていると、やはりノート術といっても、仕事の中身・やり方に大きく左右されることが良くわかります。クリエーターと呼ばれる人のノートのつけ方って、自分とは全く違う職種なので、おもしろいです。

何十年分のノートを保存され、必要に応じて参照されている方もいらっしゃいますが、確かに壮観ですが自分はだめですね。違和感を感じます。
ノートも手帳も、情報管理の観点から1、2年で裁断・焼却してしまいますから。

【文】KUM鉛筆削り

2006-05-20 23:23:14 | 文具(その他)
先週我家の隣駅にある大型手芸店の広告を見ていたら、「ドイツの鉛筆削り20種を集めました」との文字が。更に全て20%オフだとか。

早速行ってみると、置いてあったのは全てKUM製の鉛筆削りのようでした(中に刻印の無いものあり)。
メインは小学校低学年用と思われるかわいいタイプのものですが、先日伊東屋で買った芯削りを兼ねた鉛筆削りもありました。

少し迷って購入したのは、飛行機と白鳥の形をした半透明のプラ製のものと、木製の筒状のシャープナーに、側面にペンギンのイラストが描かれた厚紙の筒がかぶせられているものものです。

プラ製のものは、イエローやレッドもありましたが、ここは季節柄涼しげなブルーを選びました。それにしても作りはかなりチープです。
私が買ったのは違いますが、中には、鉛筆削り本体に"W. Germany"の刻印のあるものもありました。

白鳥型の鉛筆削りといえば、真っ赤なスタビロのものをに思い浮かべますよね。持っていないので正確ではありませんが、形はスタビロのものと全く同じようにも見えます。スタビロの鉛筆削りはKUMのOEMなんでしょうか?同じドイツですし。

【文】メモ帳の折り返し

2006-05-19 23:29:12 | 文具(ノート・紙類)
ある晩、地下鉄に乗ったところ、斜め前に座っている男性がなにやら一心不乱にメモしている。

男性は、ボールペンで書いては紙片を二つ折りにしてから切り取り、カバー上のポケットにラフに差し込んでいた。なかなかかっこいい使い方でしばし見入ってしまった。

メモ帳はロディアの11番か・・・と思ったら、メモスペースの上の折り返し部分がオレンジではなく、黄色。
濃い色の革カバーと鮮やかな黄色のコントラストがとてもきれいでした。

そういえば、私も、増えつづけるメモカバー対策として、2つのメモを同時並行で使っていますが、一つは以前ソニープラザで買ったクレールフォンテーヌのメモ帳です。
これは折り返しが白なので、ロディアのオレンジ色になれた目には、これはこれでとても新鮮です。