Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 2016年3月の持ち歩き万年筆

2016-03-13 12:14:58 | 文具(●月●日の万年筆)

ずいぶんサボっていたので、もはや定点観測的な意味合いは失くなってしまった「持ち歩きシリーズ」ですが、ともかく今日現在の持ち歩き万年筆をご紹介します。

持ち歩いている万年筆は2本。
2本ともペリカンの800シリーズで、デモンストレーター(インク:ペリカン・ブルーブラック)とブラックストライプ(インク:フェルメール・ブルー)です。

どちらもFニブのはずなんですが、ブラックストライプはMニブ並みの太さがあり、インクフローもドバドバなので正直ちょっと困ってます。付けペンでの試し書きではわからないですよね。
ペンクリなどに出す前にフローの渋いインクに替えてみようかと思ってます。

ペンケースは、結局POSTALCOのファウンテンペン・ケースに戻ってしまいました。
シンプルだし、軽いし、かさばらずに使い勝手がいいです。
3本差しなので、真ん中のスロットにはLAMY 2000のペンシルを入れてます。 

 


【音】 シカゴの未発表ライブ続々

2016-03-12 11:13:52 | 音楽

70年代に活躍したミュージシャンの未発表ライブ音源が発掘され始めたのはもうだいぶ前のことですが、ここのところ目立つのは当時FM放送された音源の発掘。
大半はミュージシャン本人の了解をとったとは思えない。ラジオ局が提供するライブも多かったようで海賊盤というわけではないが、怪しいレーベル名、粗雑なジャケット、適当なタイトル・曲目表記が特徴。
しかし、音質には問題ないものが多く(そうでないものも少なからずあります)、Amazonなどで買えるし、海賊盤より値段も安いのでつい買ってしまう。

さて、アメリカのブラス・ロックバンド、シカゴの最近続々とリリースされている未発表ライブ。 
シカゴは、1969年にシカゴ交通局というすてきなバンド名でデビュー以来、なんといまだ現役。
つまり50年近くも続いているご長寿バンド。しかも懐メロバンドではなく、昔ほどではないにしてもちゃんとニューアルバムを出している。すごいバンドです。

しかし、誠に申し訳ないが私にとってシカゴというバンドはギター兼ボーカルのテリー・キャスなのです。
愛らしいクマさんのようなルックスと、豪快かつ繊細なギターとボーカルは唯一無二の存在でした。
"Colour My World"なんてバラードを聴くと毎回ため息が出ます。
そのテリー・キャスは1978年に不慮の事故でなくなってしまった。
テリー・キャスが亡くなり、バンドはソフトロック路線に走り、シカゴは私の興味の外に行ってしまった。 

手に入れたライブもすべてテリー・キャス存命時のもの。
1969年のテキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティバル、同年のトロント、1974年のテキサスのルイスビルでのライブ、そしてテリーが亡くなる前年1977年のニューヨークでのライブ。 

テリー・キャスがいるだけで満足ですが、やはりデビュー間もない1969年のライブがいいかな。
音質もいろいろだし、演奏もドタバタだけど、勢いがあります。

1977年のライブは"Terry's Last Stand" というタイトルですが、テリーのラストライブハム少し先だったはず。この当たりもいい加減ですが、まずまずの音源で各時代のライブが聞けてとても満足です。

これからも、シカゴに限らず当時ラジオ放送されたライブのリリースが楽しみです


【文】 Kobe Ink物語 北野異人館レッド

2016-03-05 13:07:17 | 文具(万年筆・インク)

ナガサワのフェルメール・ブルーを使い始めたついでに、同じストック棚に眠っていた北野異人館レッドも使うことに。

5年ほど前に赤軸の万年筆を買いました。
その赤軸に合う赤インクを探していて見つけたのが、この「北野異人館レッド」です。
イメージはレッドブラックだったんですが、このインクは乾くとやや茶色味を帯び、朱色というか和風バーガンディといった色合いだったんで、イタリアンレッドの軸にはちょっと合わないと判断。結局使わないままでした。

今もレッドブラックのインクは探してます。その赤軸の万年筆は今も眠ったまま。そのうち使いましょうか。

このインクは、プラチナ#3776センチュリーのシャルトルブルー(日本橋三越限定芭蕉バージョン)に入れました。
平日はブルーかブルーブラックのインクで書いているライフログを、休日は異人館レッドで書き残してみることにしました。
変化があってなかなかいいですよ。