Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 趣味の文具箱Vol.12

2008-12-27 12:32:09 | 文具(情報・書籍)
欠かさず買っている趣味の文具箱も、今回は体調不良で少し出遅れました。
発売日から少し立ってから購入と相成りました。

パラッとみた感じでは今回はカタログ部分が多いような…
でも、趣味文らしい小ネタも健在だし、これからじっくり楽しみます。



目に止まった記事のひとつがこれ。
パーカーのスターリングシルバー軸のシズレのモデル違いを紹介したもの。
タイトルは、『コレクターが調べた「シズレ」の系譜』

年代によってペン先の刻印などがいろいろ違うようですが、同じ万年筆がこれだけ揃うと壮観です。
コレクターって凄いですね。

パーカーではありませんが、私も銀軸の万年筆を手に入れたのでそのうち紹介します。

それにしてもきょうは寒いです。

【文】 帝国ホテルの手帳

2008-12-25 23:26:39 | 文具(ノート・紙類)
先日、東京千代田区の帝国ホテルで接待があり、帰りがけにホテル内の会員制バーに連れて行ってもらいました。

通路にぽつんと扉だけがあり何の表示もありません。
さすが会員制バー。知らなければ通り過ぎてしまいます。

なんと、あの「みぞうゆう」な総理大臣にも遭遇してしまいましたよ。
苦虫噛み潰したような顔してましたっけ。



さて、バーを出るときにもらったのが、この帝国ホテル謹製の手帳です。

黒の合皮のカバーにIMPERIAL HOTELの名とライオンのマークが金色で型押しされています。
サイズは新書版サイズ。

カバーの型押し以外特に高級感はなく、中は極普通のブロックタイプのマンスリーですが、後ろのカバーにセットされていた薄いブルーのメモがなかなかユニーク。

ミシン目が入っていて半分のサイズに切り離されるようになっています。
もちろん、各ページにIMPERIAL HOTELの名前入り。

使うつもりはありませんが、簡単に入手できそうもないので、記念品としてとっておきます。




【文】 トレンダーレザー・ペンケース 2個目

2008-12-24 23:50:34 | 文具(ペンケース)
いやあ、ひどい目に遭いました。
2週間ほど前に急に高熱が出て、風邪かと思ったら、片方の耳が聞こえなくなり、声も出なくなりました。
皆さんも気をつけてくださいね~って言ってる場合じゃないか。

ようやく熱も平熱に近くなり、声も出るようになりましたが、耳は聴こえないまま…
でもブログは少しずつ復活していきます。

さて、11月29日の「革の吹き寄せ」でちょこっと顔を出していたペンケースをご紹介します。

以前ご紹介したクラシカルなフォルムのペンシースと同じ、パイロットのトレンダーレザーを使ったケースです。
色はダークブラウン。



縦18cm、幅7cm、厚さ1.5cmのスリムなケースで、チャックで縦横2辺が開閉します。

薄マチなので、ペンを平たく並べて5~6本が限度。
いろいろなペンケースを使ってますが、今は一見何のケースかわからないこの形が「ツボ」です。




【文】 2008 Bun2大賞

2008-12-13 21:59:53 | 文具(情報・書籍)
12月配布のBun2は、季節らしくベスト・オブ・文具2008を特集。

その名も、『読者が選ぶベスト文具 2008Bun2大賞 結果発表』です。

さて、大賞は何だと思いますか?

表紙を見るとバレバレですが、パイロットのフリクションボールが栄えある大賞に輝きました。
そして2位が三菱鉛筆のクルトガ、3位も三菱鉛筆のジェットストリームでした。

ベストスリーはほとんどの方が納得ではないでしょうか。
しかし、本誌には20位まで掲載されていますが、4位以降は知らないものも多いです。
Bun2は掲載対象が国内文具メーカーに偏っています(ぶっちゃけて言えば広告主)。
だから、サファリのグリーン軸とか、ブラック・ロディアとかは間違っても載ってません。

万年筆は唯一セーラーの有田焼万年筆が5位に入ってます。
これはかなり意外。持ってる人は多くないと思いますが、話題性は確かにありましたね。
あと、情報関連グッズが3つもランクインしています。世相を反映しているんですね。

私自身が使っているのは、
1位のフリクションボール、7位のシュレッダーはさみ、17位のモノゼロくらいでしょうか。


【文】 Pen and message.オリジナル

2008-12-12 23:05:05 | 文具(ノート・紙類)
神戸元町のPen and message.で買ったものもこれで最後。

シルバーのキーリングとツバメノートのA5方眼。
どちらもPen and message.のオリジナル。

キーリングは、限定100個でシリアルナンバーが刻印されてますが、何番を買ったかは秘密。
羽ペンと手紙のモチーフがこのお店のアイコンを示してますね。
ちなみに商品名は、"Pen and message. 1st Anniversary キーホルダー"

オリジナルのツバメノートは、A5方眼ときちゃあ、ほっとけません。
赤いラベルとお店のロゴが効いてます。

他にも買いたいものはあったんですが、荷物が重くて断念。
最近ますますひ弱になったきた…

まあ、そのうち行きますからね(笑)。


【文】 工房楔 ペントレイ(小)

2008-12-11 23:46:14 | 文具(ペンケース)
高級な自然木を使ったボールペンなどで知られる工房楔(せつ)のペントレイです。

Pen and messageの商品ケース中で、ペンを載せたちょっと寸足らずの佇まいにひかれて購入しました。

素材は渋めのウォルナット。
濃い目の方が白い机に映えるかな、という計算です。

とりあえず、ペリカンの1000、800、600(ニューヨーク)を載せてみましたが、なかなかです。

ペン同士もぶつからないし、下がすぼまっているのでペンを取りやすい。
今使っている革のトレイよりもいいかも。





【文】 パイロット カスタム・カエデ

2008-12-10 22:18:33 | 文具(万年筆・インク)
Pen and messageで買った万年筆は、以前から欲しい欲しいと言っていたカスタム・カエデです。

ニブは、細字(F)。
最初のためし書きの印象は、引っかかりが目立ちあまりいい印象ではありませんでした。



ご店主の吉宗さんに要望を伝え何度かにわけて調整してもらった結果、見違えるほど滑らか。
これで、このペン先のしなやかさ、柔らかさがしっかり感じられるようになりました。
渋めだったフローも良くなりました。

まだ1枚薄皮が残っているような気がします。
これは使い込むことで仕上げるつもりで、あえて調整はここまでにしていただきました。
具体的には横方向に少し引っかかりというか抵抗感が残っています。



カスタムカエデのペン先は、ペリカン1000よりも柔らかいようです。
こうなると、中字(M)もいつか手に入れたいですね。

イタヤカエデの木目が美しい軸と、吉宗さんに時間をかけて調整していただいたペン先…
大切に、そしてガンガン使っていきますよ!




【文】 Pen and message

2008-12-08 23:28:42 | 文具(万年筆・インク)
今一番行きたい店だった神戸元町のPen and messageにひょんなことから行ってきました。
うまい具合に出張がはまったというわけです。

開店直後に到着するも、既に先客がおられました。

さて、万年筆を選び、まずは「ためし書き」。
店主の吉宗さんに印象を伝え、手で調整してもらう。そしてまた「ためし書き」、さらに調整…
時には雑談をしながら、そしておいしいコーヒーを飲みながら…

Pen and messageでの万年筆購入はこんな調子でした。
1本の万年筆を選んで持ち帰るまでがこんなに楽しいとは…

今万年筆は通販で2割、3割引で買えます。私もよく利用します。
一方、Pen and messageは定価販売です。
でも、私がもし関西に住んでいたら、これから買う万年筆はすべて吉宗さんにお世話になりたい気分でした。
ちょっと大げさですが、それほど楽しかった。

いい歳したおっさんが妙な幸せ感まで感じてしまいました、嗚呼恥ずかしい。

吉宗さんて神経質な人かなと思ってましたが、全然そんなことはなくて、気さくないい方でした。
二人で店の外に出て一緒にタバコを吸いながら雑談したり…ってあれはなんだったんでしょう(笑)

ただ、調整は吉宗さんおひとりでやっているようで、先客がいるとしばらく待たなきゃいけないかな。
心配性の私としてはその辺が妙に気になったりします。

「今一番行きたいお店」だったPen and messageは、「またすぐ行きたいお店」になりました。

今週は、Pen and messageの戦利品をぼちぼち紹介していきます。