心が愉快であれば 心臓が充分活動し、呼吸は深くなり、
血液が浄(きよ)まり、筋肉は疲労せず、頭脳の働きも にぶらない。
従って 運動競技には 優勝を得、精神的な仕事にも よき考えが浮んで
人生の勝利者となることができる。
明るき心には 波長の共鳴の原理によって、明るきもの、楽しきもの、愉快なるもの、
凡(およ)そ 見て楽しく喜ばしきもののみが集って来る。
神は 「 喜び 」 であり、神の喜びが自分を通して表現されつつあるのである。
喜びを表現しないものは 自己に宿る神を窒息せしめつつあるものである。
『 生長の家 』 昭和二十五年三月号 十日の法語 谷 口 雅 春 先 生