われは今日、善と愛と深切の言葉のみを語るのである。
われは それ故に愛と深切のみを刈り取るのである。
われは 如何(いか)なる悪しき言葉も 今より後(のち)口にしないのである。
自分は 人の行いと其(そ)の動機とをさばかない。
自分はあらゆる人々の行いに其の善意を見るのである。
自分は人を軽蔑(けいべつ)するような言葉を決して語らない。
自分はすべての人々の美点のみを見、美点のみを語るのである。
自分は言語(げんご)が神であり、創造者であることを知ったのである。
だから、今後自分は善き事のみを語り、善き事のみが実現するのである。
『 生長の家 』 昭和二十六年七月号 十一日の法語 谷 口 雅 春 先 生