神は すべての渾てであるから、神は 外にも内にも到(いた)る処に いますのである。
何事が起って来ようとも、問題が起るのは 解決があるから起るのであるから
心配することは 要らないのである。
解決が出来ないのは 智慧(ちえ)が足りないからである。
神の智慧をもって来さえすれば どんな問題でも解決出来るのである。
神の智慧をもって来るのはどうするか、神にその問題をわたしてしまえば好いのである。
神に 「 自分 」 を明け渡すのである。
「 神よ、この問題を貴方に全部ゆだねます。神よ、あなたは無限の愛であり、
無限の智慧であられます。
だから必ず此(こ)の問題をすべての人の幸福になるよう解決して下さいます 」
このように祈るが好い。
『 生長の家 』 昭和二十六年七月号 九日の法語 谷 口 雅 春 先 生