而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

 遅い春が来たのに、もどかしい春です。

2024-03-15 | 日々のなかで・・・
風が強い日でした。
ばっけが大きくなって


福寿草が2個になって

クリスマスローズの芽が見えてきました。




クロッカスも咲いて


遅い春がゆっくりとやって来ました。

義兄はとりあえずはひとやま越えましたが
検査に耐えられる体力がないとのことで、
重要な検査は出来ない。
もちろん 手術など出来ない。
透析をしたほうがいいけれどそれもできない・・・
ということはよくて現状維持しか出来ない。
自宅での介護は難しいと医者に言われたとのこと。
コロナの影響と面会謝絶で、
同居家族がかろうじて会えるとのことです。
病院に入院中は義兄に会えないので
心配するしか出来ないのがもどかしい。
せめて義兄の苦しみが少しでも少なくなりますように・・・
ホスピスボランティアをしていたことが、役に立ちそうもない。

祖母の老いは・・・
脳幹の近くで脳出血がおこり寝たきりになって、
私のことがわからなくなって
身体の機能が衰えて話すこともなくなり
チューブで栄養剤を流し入れて
心臓が悪かったので血栓が脚に詰まり、
それを溶かす薬を使ったけれど
それも効かず、体力的に脚を切り落とすこともできないと伝えられ、
脚が腐るのを見ているしかなかった・・・
家の家長としてなんでも取り仕切って、
針仕事が得意でわたしのものなら何でも作ってくれた祖母の手が
握り返すこともなくなり、
わたしの知っている祖母でなくなり、ベットに横たわっている人物は
いったい誰なんだろうと自問自答していた30代でした。
祖母が老いるということ、身体が朽ちるということを
身をもって教えてくれたことを今になって思い出しております。
しっかりと向き合う年代になってきました。
これからのこと・・・ 
もしもの時 どうしたいかしっかりと話し合っておきましょうね。



コメント (4)
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