而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

旅が終わったけれど…

2012-06-26 | 京都奈良熊野へ
あっというまの数日でした。
6月19日に薬師寺で写経を納経したとの知らせの葉書が届いておりました。
薬師寺が続く限り堂塔経蔵に永代にご回向させて戴きます。
結縁者番号まで書かれてありました。
1300年も続いている薬師寺です。
わたしが書いた写経が何年も残されるのかと思うと、果てしもない未来へ思いが馳せます。
どうぞ これからの未来がもっともっとよいものであることを願います。
納経が3巻になると「納経集印帳」がいただけるとか・・・
あとひとつはこちらの薬師寺東京別院で写経をしようかと・・・

きょうの東京はとってもいいお天気で、窓を開けているといい風が入ってきます。
奈良のホテルから送った荷物が届いたので、ぴったしの洗濯日和となりました。

日程と宿だけを決めて、あとは当日のお天気と気分しだいで行き先を決めました。
当然のことながらケチケチ旅行なので、ネットを駆使しました。
宿はウイクリーマンションと安いと言われているゲストハウス、そして旅行者用のホテル。
交通費やあれこれなど電卓をはじいてはじいて・・・やっと決めました。
簡単な朝食がつくということとすぐ前が駅ということで駅前のホテルにきめました。
朝食をしっかり食べたら少しくらい昼食の時間が遅れてもかまわないし・・・
東京から奈良への格安切符がとれましたが、帰りの切符が取れませんでした。
普通料金で東京に戻ってくるか、あくまでも格安料金で戻ってくるか思案のしどころでしたが
普通料金で戻ってくることを思えば、もう二泊出来る!
・・・すると春日神社で土日に行われる朝の散策に参加できる!
・・・ってことですんなりと延泊が決定し、月曜日とあって切符もすんなりととれました。
気持ち的にとっても贅沢な旅となりました。

写経をすることと、宿坊に泊まることそして法隆寺へも・・・
中宮寺の世界の三つの微笑像のひとつといわれている如意輪観世菩薩に会うこと。
そして室生寺・・・春日大社の旬際に参加すること・・・
まるで仏さまがそうしてくれたかのように、
仏さまと向かい合うときには、何処へ行ってもわたしたちのほかにはほとんど人がいなくて、
じっくりとゆっくりと仏さまと向き合うことが出来ました。
今にして思うと、とても不思議な空間と時間でした。
御朱印をお願いすると”どちらからおいでですか?”と聞かれることが多く
”秋田からです”とお話すると”それはそれは遠いところをおいでくださいました”とかえしてくれます。
奈良のひとはとっても親切です。
秋田から来たと知ると・・・思いもかけないお話やプレゼントをしてくださいました。
これも御縁なのでしょうね・・・ありがたいことでした。
平城京跡や秋篠寺海龍王時古墳や天皇陵など今回は行くことが出来なかったところは
いつかの奈良旅へ残しておくことにします。

前回の旅行記も中断したままですが、記憶の途絶えないうちに記しておきたいと思っております。
神社も寺も、どこへ行っても東日本大震災の供養と復興が祈られておりました。
なにかしたいのですが、今のわたしに出来ることは毎日お祈りすることです。・・・とおっしゃっていた神主さんの言葉が印象的でした。
奈良への旅は終わりましたが、人生のたびはこれからも続きます。たぶん・・・緩やかな坂道でありまうように・・・


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2 コメント

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んとね・・・ (しんちゃん)
2012-06-27 23:54:10
 とりあえず今回の旅行の行程が知りたい(笑)
前回のももちろん(笑)

 海龍王寺と法華寺は法華寺の十一面観音様の御開帳の日がいいなぁ。

 やっぱ次は秋ね(笑)
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へば・・・ (☆しんちゃんへ)
2012-06-28 17:42:38
・・・とご期待にこたえたいけれど・・・
どこを回ってきたのか、御朱印帳をみながら記憶をたどりますね・・・
ちょっと自信がないけれどね・・・
御朱印帳も4冊目が春日大社の夫婦大国社で終わりました。

そうだね・・・
奈良の人が言っていたように秋だね。
また 行こう!・・・っと・・・
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