前回クレヨンの表現方法がバラエティに富んでいることをお伝えしました。
パステルも多くの巨匠たちによって描かれています。
印象派の画家達が色彩の印象として対象を捉えるのにパステルは最適の画材だったようです。
私が読んでいる「初めてのパステル画教室」S.G.オルメードによると、パステルの誕生はもっと古く、18世紀の頃にはパリで大人気だったようです。
パステル画を志す人は、まずカリエラ、ラ・トゥール、それにペロノーの作品を研究することを強くお勧めします。と書かれています。
日本ではあまり聞かない名前ですが、彼らが描いた人物を見ると心が吸い込まれそうに優美に描かれています。
パステルは様々な題材によって変化し人を惹きつけて止まない画材の一つのように思います。
酒井治が描くスイスの山は鋭くそびえ立つマッターホルンやアイガーだけではなく優しい山も描いています。
今回は絵を上手くアップすることができました。