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佐世保観光情報センターが企画し、10月下旬に実施された
「日本遺産WEEK限定バスツアー」に参加しました
内容は、半日(約4時間弱)で4か所(針尾無線塔、浦頭引揚記念資料館、
無窮洞、三川内焼美術館)を巡るコースですが、
写真のコマ数が多くなったので、2回に分けて更新したいと思います
JR佐世保駅みなと口の前から出発し、
最初の目的地である 針尾無線塔に向かいました
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針尾無線塔は旧日本海軍の無線送信所として建設され、
1号塔、2号塔、3号塔ともに1922年(大正11年)に完成しました
川砂のみを使用した鉄筋コンクリート製で、
100年近く経った現在でも目立っような劣化も無く、
当面の耐久性、耐震性、安全性も確認されているようです
建設作業には、近隣住民の人達も動員されたのだそうですが、
当時は安全面への配慮もほとんど無く、落下などの事故により
工事期間中3名の方が犠牲になられたそうです
写真に見えているのは、電信室付近から見える1号塔(西側)です
正三角形に配置された3本の塔の間隔は約300mで、
中央部付近に電信室が設置されています
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電信室付近から見える2号塔(東側)です
私と同世代の人達の子供時代には、3つの無線塔間が行き来出来ていたそうで、
この辺りに住んでいた子どもたちの格好の遊び場になっていたそうです
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3号塔(南側)に向かって歩を進めます
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基部の直径は約12m、コンクリートの厚さは76cmです
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内部のもようです
昇降の手段は、画像の真ん中あたりに見えている垂直梯子のみで、
定期的に行われる航空障害灯などのメンテナンス等は、
片道約30分くらいを要して、てっぺんまで登るのだそうです
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塔の高さは3号塔が137m、1号塔、2号塔が135mです
途中には約13mくらいの間隔で明り取り用の
開口部(30cm×50cm)が設けられています
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3号塔から望む第2西海橋です
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二か所めは、浦頭引揚記念資料館を見学しました
敷地の一角には、引揚船で祖国を目指す、引揚者の心情を綴った、
「かえり船(唄:田端義夫)」の歌碑が建立されています
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太平洋戦争終結後、139万6000人余りの引揚げの人達が、 浦頭港に上陸されました
現在、浦頭港では大型クルーズ客船受け入れ用施設の 建設工事が行われています
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浦頭港を望む丘の上の浦頭引揚記念資料館です
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展示室には入国検疫所でのDDT消毒に使用された器具類や各種表示板などや、
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引き揚げ経路の模型など、
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引き揚げ船に関する各種資料なども、
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引揚者の着衣類、
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生活日用品などと、引き揚げに関する資料が展示してあります
※以上、関連するWEB資料より引用しました
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