金曜日は雨がモーレツに降った・・・・
駅から自宅まで僅か4分の間に、下着までびちょびちょに
しかし「傘」って大昔からあるのに進化してないよね
雨を避けるという目的ではもはや最終形なのでしょうか
日曜日、まだまだ大雨警報発令中でしたが、車でお散歩に
まずは地元のソウルフード(笑)、亜橋(アバシ)でお昼ご飯・・・
チーズナンとキーマカレー
そこから高速を一走り、佐賀県立博物館に
「ドール展~マイドール!マイ ヒーロー!~」を見学
なかなか素朴な展示会だなあ
鉄人28号、仮面ライダー、ウルトラマン、超合金合体ロボ、トランスフォーマー、
ベアブリック&キューブリック、スターフォーズ、
シルバニアファミリー、バービー、ジェニー、ブライス、そしてリカちゃん・・・・
ダイヤモンドが散りばめられた評価額1億円のリカちゃん
別にガードマンもいないけど、本当に1億円なのかな?
初代リカちゃん 洋服がyeye(イエイエ)しています
2代目のリカちゃん
何か顔がいっしょけんめい我慢しているように見えるのは気のせいでしょうか・・・
3代目はかわいくないので、4代目です
バブルもデフレも潜り抜け今も活躍中・・・・
顔はすっきり、苦労や悩みなんて絶対無さそう
我家にもリカちゃんいますけど、どこに仕舞われているのかな・・・・・
家系図によるとリカちゃんにはフランス貴族の血が流れているんだ・・・
ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」
有名な「バベルの図書館」が収録されている短編集です
「バベルの図書館」とは・・・・
中央に巨大な換気孔をもつ六角形の閲覧室の積み重ねで成っている
閲覧室は上下に際限なく同じ部屋が続いており、閲覧室の構成は全て同じ
閲覧室の壁の内、4つの壁には5段の本棚がそれぞれに設置されており、各段に32冊ずつ本が収納されている
残りの壁はホールに通じており、そのホールを抜けると別の閲覧室の回廊に続いている
ホールには左右に扉があり、それぞれ立ったまま眠る寝室とトイレになっている
螺旋階段が設置されており、それを使って上下の閲覧室に行くことができる
明かりはランプという名の果実がもたらしてくれる
司書たちはそこに住み、そこで生涯を終える(死体は換気孔に投げ捨てられる)
捜索係や翻訳者なども存在する
全て同じ大きさの本であり、一冊410ページで構成される
さらにどの本も1ページに40行、1行に80文字という構成である
これまでに書かれたすべての本の翻訳、これから 書かれるすべての本の翻訳、それらの本の落丁・乱丁・誤訳版、および不完全な版を指摘した解説書、解説書の偽書、解説書の偽書一覧目録(これにも偽書あ り)等のすべてを含む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものなのですが・・・・
ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」で出てきた迷宮のような図書館がこのバベルの図書館とも言われております
実際に建設しようとすると・・・イメージできますか??
でも、ひょっとしたらこの図書館、今後の電子化された世界をいち早くイメージしていたのかもしれない
全ての書物が電子化されれば・・・
バーチャル空間にどういう風に書棚を構成するのは、それこそ自由自在・・・
重力、その他の物理的な事象から解き放たれた図書館は宇宙的な無限に存在しうる
図書館内の移動は瞬時に行うことが出来、検索や翻訳も・・・・
全てを同じ大きさに揃えることは簡単だし(大きさというものからの解放)、
奇数ページの書物は存在し得ないということも解決できそうだ
バベルの図書館は既に無限に存在しているのかもしれません
ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂「新編バベルの図書館」
イギリス編Ⅰを購入
旧版30巻を国別に合本編纂したもの
このイギリス編Ⅰにはウェルズ、ワイルド、サキ、チェスタトン、キプリングの
小品三十数編が納められています
こういう本は一気読みなどせず、少しずつ時間をかけて楽しみましょう
オスカー・ワイルドの「幸福の王子」も入っているのですが
今日まで私はこれをアンデルセン作と思い込んでいました(汗)
途中、マッチ売りの少女が出てくる場面などがあり、 混乱したのでしょうか? 恥ずかしい限りです
初めてこの話を読んだとき、
王子様がわがままでツバメがかわいそうだと思ってました
だって先を急ぐツバメを何日も足止めして、南に向けて飛べなくしちゃうんだもん・・・・
角背(平背)の堅牢な製本で武器としても使用できそう
温泉宿は、みなさん早起き・・・
露天風呂も早朝から混雑してます
霧島、もう少し涼しいかと思ってましたが・・・どこ行こう
霧島神宮です
ここも暑いのですが、不思議と三の鳥居の付近だけが涼しい風が吹いてます
近くにある足湯に浸かってたら・・・・・汗がまた噴出してきた・・・
本当はグラススキーなどで遊ぶ予定でしたが、
暑いし、雷雨の予報も出ていたので急遽予定変更です
たどり着いたのは、「霧島アートの森」 モダンアートの美術館です
屋内では高橋コレクションの特別展をやってました
草間彌生、村上隆、奈良美智、舟越桂、ヤノベケンジ、横尾忠則などの作品を鑑賞
大好きな荒木経惟、森山大道の写真もありました
屋外の常設展示を見にいこうとすると
突然のスコールです
やっぱここに来ていてよかった
雨も止んだので庭園に点在する作品を探して散策・・・
ダニ・カラヴァン作 「ベレシート(初めに)」
チェ・ジョンファ作 「あなたこそアート」
ジョナサン・ボロフスキー作 「男と女」
もう少し遊びたかったけど、高速が混むのもいやなので早めに帰途につきました
おつかれさまでした
せっかくのオーシャンビューなので、がんばって早起きです
で、もっとがんばって6時半サービス開始の朝食にGO!
あれれ?お客さんは我々だけ 1番だ!
人生で1番ってそうそうなかったなあ・・と考えながらも
誰も手を付けていないビュッフェ大皿から料理を取り分けるのはちょっと贅沢かな?
さて、「あまちゃん」も見たし、そろそろ海水浴でもしますか!
ここ南郷プリンスホテルは目の前で泳ぐことももちろん可能ですが
近くにプライベートビーチを持っていて、そこで遊ぶことが出来ます(有料)
小船に乗ってちょっとした冒険気分
5分ほどで岬を曲がればそこがビーチ
シュノーケリングセットも借りて格好だけはいっちょまえ
他に2組のお客さんがいたけど、すぐにホテル前に戻っていったのでビーチは貸しきり状態に
ちなみにこのビーチ、何の設備もありません トイレもなしです
スタッフが1名ビーチには待機していて、帰りたくなれば船を呼んでくれます
岩場で水中を眺めれば、カラフルな魚が行ったり来たり
手を伸ばせば逃げちゃいますが、そうしなければ鼻先を泳いで行きます
陽射しはとんでもなく強いけど、浮かんでいると時間が立つのを忘れてしまします
時間は昼過ぎ・・・
もっともっと浮かんでいたかったけど、我々のためだけにスタッフがいっしょうけんめい
クラゲ採りしているし、沖では小船が手持ち無沙汰で漂っているので
ホテル前に帰ることに(本当はトイレがね・・・)
ホテル前でも少しシュノーケリングして(こっちではベラやもっと大型の魚が見られました)海水浴終了!
じゃあ、次の目的地 霧島へゆるりと向いましょうか
2日目のお宿は霧島ロイヤルホテル
ちょっとバブリーな姿を残す大型ホテルですが、さすがに傷みが目立ちますね
温泉に入ってさっぱり(逆に汗が噴出した気もしないでも・・・)したら
晩御飯です
予約しておいたプランは別棟にある食事処での囲炉裏料理・・・
料金もそこそこだったので、そんなに期待感も無く席に着いたのですが
前菜はシンプルでしたが
個室のテーブルに炭がおこされており、竹串をうたれた魚がすでに炙られています
お造りも新鮮・・・・
最初に炙られていたのは、のどぐろでした
続いて網が置かれ、伊勢海老、蟹、イカが焼かれています
それからお肉(牛、豚、鶏)と野菜が焼かれ、
最後は釜飯でした もちろんデザートも
途中で出された鱧とじゅんさいのお椀と、かるかんの餡かけも美味しかった
仲居さんが最初忙しくばたばたしていましたが、途中からは落ち着いてしっかりサービス・・・
特別な物は無いけれど、新鮮なものが目の前で焼かれ、熱々に食べれるのはうれしいですね
焼酎も沢山飲んで途中から記憶が怪しい・・・・・
ごちそうさまでした
今回の旅行を計画していた時には、こんなにまだ暑い日が続いているとは思っていませんでした
目指すはとにかく暑そうな南国、宮崎・・・日南市(名前だけで日焼けしそう・・・)
朝6時に出発して、九州をタスキがけに南東に縦横断すると・・・
10時には飫肥(おび)に到着
ここは飫肥杉で有名な、江戸時代の町並みが良く保存されているところ
ここに寄ったのには一つ目的が・・・
それは、寅さんのロケ地を訪ねてみること
飫肥城に入ります
寅さんシリーズの最後の方・・「寅次郎の青春」で
風吹じゅんとデートする寅さんに後藤久美子が偶然出会う場面で使われた階段です
この階段で、寅さんは転んでしまい足に怪我をしちゃいます
そういうことを知らない娘がこの階段を上っていくと・・・
急に足が痛くなったとベソをかき始めます
寅さんの祟り?! いえ、ご利益でしょう
さらに奥に進むと・・・
四方に杉が植わったスペースに出ます
この4本の杉の対角線が交わる点に立つと
「しあわせパワー」がもらえるんだって
ウソでしょう?
でも、ちゃんと書いてある 「しあわせすぎ」るって・・・
それにしても当時の後藤久美子は妙に色っぽかったなあ
3年後にはアレジに取られてしまうんだが・・・
それにしても暑い、暑い
頭の芯が汗をかいているようです
でも、不思議と大手門の下は涼しいのです
風水などで決めてるからなのかな?
それから城下にある、小村寿太郎記念館に
小村寿太郎は外務大臣として日英同盟締結やポーツマス条約締結に尽力した人物です
ここ飫肥の出身です
もっと町歩きを楽しみたかったけど暑さにめげて、ちょっと早めのお昼ご飯に・・・
じゃーん、日南で売り出し中のご当地グルメ
「日南一本釣りカツオ炙り重」です
これは市内で10件ほどで提供しているらしく、細かいレギュレーションを守ったもののみ
「日南一本釣りカツオ炙り重」が名乗れるのだそうです
刺身ででも食せるカツオが2種類のタレにつけられていて
そのまま食べてもいいのですが、ちょっと炙って食べるとより美味に・・・?
確かに美味だ 炙りすぎは禁物ね
2,3きれ残しておいて、最後に熱いお出汁をかければ
さらさらと茶漬けで〆られます
ちなみに値段はどこで食べても1200円なり
詳しい情報はこちら→
我々がいただいたのは「ギャラリーこだま」さんでした
さて、場所を移して寅さんロケ地巡りの続きは・・・
ここは・・・
油津の堀川運河
寅さんが風吹じゅんが営む床屋に居ついちゃう場所
永瀬正敏が船に乗って行ったのが、左手前の家の下
橋の上から反対側を
手前の4つ窓がある家の2階の奥の窓から
寅さん、手を振ってました
ここが床屋という設定でした
映画の中では、杉の積み出しのため筏が組まれ、この橋の下を通っていくシーンが
言い忘れてましたが、ここ油津は広島カープのキャンプ地です
続いてはちょっと海岸沿いに北上して、鵜戸神宮に
暑くて写真を撮る気にもなれず
ここはネットから拝借です
奇岩そびえる海に向かって降りていく神社です
本殿前の海に突き出した霊石亀岩に運玉を投げ入れ、うまく窪みに入ると願いが適うんだって
じゃあ、そろそろホテルに向いましょうか・・(まだ、3時前だけど・・・)
今宵のお宿は・・日南海岸南郷プリンスホテルです
九州に残る最後のプリンスホテル そう、西武ライオンズのキャンプでの定宿ですね
さすがに築年古いホテルですが、ロケーションは良いです
部屋は全室オーシャンビュー
(普段はソファーですが、3人なので早くもベッドになっています)
窓の外は一面の海です
ホテルと海の距離感はこんな感じ・・・
海水浴は明日にして
ちょっとだけ浜辺で波と遊びます
維新の会の橋下代表が辞意を表明するも、執行役員会で慰留され続投!というニュースが週末にながれていましたが、このニュース映像の中で聞き捨てならない発言が・・・・・・
言葉の主は、石原慎太郎爺です
頭を下げに来た橋下さんの前で石原爺は妙に上機嫌・・・
大勢集まった報道陣を指差し、
「これが世間ってやつだよ」とのたまって、
ここから先は報道陣シャットアウトの場面になると、
「ほら、世間は出て行け!お茶ぶっかけるぞ!」と威嚇する
相当ムカッとしました
爺はなかなか出て行かない報道に対して言っているのだが、
その映像を見ている=「世間」=「私」が
「ほら、出て行け、お茶ぶっかけるぞ!」と言われたのだと感じました
当の本人たちが、ペットボトルのお茶飲みながら茶番劇やってるのだから、
仕方がないのかもしれないが・・・
(しかし、検尿カップの様な無地の紙コップでお茶を飲むのは止めて欲しいなあ、民度が低いよ)
リトルプリンスが乗せられているのは
独レーマー社製ベビーシートだ
我家でも娘が生まれた時に使っていました
当時のデザインはもっとシート生地がカラフルで、持ち手が真っ赤でした
お産をした病院の先生が、出産前からこのレーマー社のベビーシートをしつこく薦めており、
確か病院で購入したのでした
このリトルプリンスのように退院時から即使えるのがミソです
家の中でも、キャリーとしても使え、車内での取り付けも簡単
メルセデスベンツの純正ベビーシートとしても採用されています
少し大きくなって買ったのが同じくレーマー社のチャイルドシート
その名も「プリンス」でした
今はこのタイプの販売はされていませんが
国産メーカーのものと比べ、とても軽く(片手で持てる)、シンプルな装着操作が重宝しました
ベンツ純正だと真ん中のロゴの部分がベンツのエンブレムとなります
暑い!
暑い!
大声出そうが、小声で呟こうが暑いのだ
「者」の上に「日」が直接乗っかている字そのもが暑苦しい
加えてベランダの前に立っている桜の木・・・・
春には少しだけお花見気分を味あわせてくれたのだが
今は葉がびっしりと繁り、セミのフルオーケストラ会場と化している
毎朝、成虫となったセミたちは短い命を謳歌するのか・・・・
とにかく暑いし、うるさい我家なのだが、
朝9時からクーラー入れるのも気が引けるし・・(かみさんに怒られるし・・)
と、セミの合唱の合間に、遠くから歓声が聞こえてくる
そうだ!くそ暑い日は、くそ暑い場所に行くに限る!
水筒持って、自転車こいで、一走り
やってきたのは春日球場、高校野球の予選が真っ最中・・・
入場料は600円(うーん、ちょっと高くないか? まあ、中学生以下は無料だけど)
うーん、どっちを応援しようかな?
シード校相手に苦戦が予想される県立高校側に座ってみましょう
それにしても半端じゃなく暑い!
照りつける太陽とコンクリートに反射する熱でサウナのようだ
団旗を持つ彼にも頻繁に給水対策が
両校の応援を観ていると、自分の高校時代を思い出してきた
当時の母校はけっこう強かった
応援にもけっこう行ったな
夏休みの全員必須の補習授業も、試合がある日は応援が優先された
拍手のし過ぎで手がぱんぱんになり、声が枯れ、顔と腕が真っ赤に日焼けした
在学中、夏はいつも勝ち上がれなかったが、春には甲子園に出場できた
甲子園は大きく、どんなに大声出しても相手スタンドに届かない気がした
そう言えばそれ以来、母校は甲子園に行っていない・・・
試合は・・・・、県立高校が後半ピッチャーが控えも含めて総崩れでコールド負け・・・
強豪と言われるチームはどんなに酷暑な環境でも選手が崩れない、ミスをしない
次の日は、この春日球場で行われる最後の予選だ
これも観戦に来ちゃった
この日も県立高校側に座っちゃおう
この高校は九州の公立では有数の進学校だ
こちらもシード校相手でワンサイドゲームかと思いきや、
意外にもしまった試合
体格的に明らかに見劣りするピッチャーが、相手に連打を許さず、
逆にコンパクトなバッティングでプレッシャーをかけていく
まあ、最後は力尽きるのだが、いいチームでした
高校生たちの「一生懸命」で少しだけ涼しくなった