いやー、来ましたねえ。大不況の暗雲が切れ目なく頭上を通ります。
今年に入って、私自身の実感として急ブレーキがいたるところで掛けられています。
会社でもあらゆる経費が半減!ゼロ!の荒波の中で揉まれている状況。昨日、とうとうコーヒーメーカーが撤去されました。これにより月8万円の削減とか。亡くなって初めて想う親の恩、じゃなくて朝一番のコーヒーの香り・・・・。
それにしても、定額給付金、なかなか支給されませんねえ。国民の大半が反対していると言うこの制度。私は・・・・「欲しい」です。いらないという人の分まで「欲しい」です。
でも、もし今もらったら何に使うのがいいのでしょうか?
娘のランドセルを買う。→これは必需品ですから景気の底上げには疑問・・
「米を買う」、「ガソリンを満タンにする」も同じく×かな?
うーん・・・・
雨の日にガソリンスタンドで洗車する。→違う!
東京出張の時、新幹線でグリーン車に乗ってみる。→いいかもしれない!でも・・・
妻にアクセサリーをプレゼントする。→オエーッ!
せっかくなら何か始めるきっかけに・・・と考えると・・
サックスを買う資金にする。→いいねえ。
クロスバイクを買う資金にする。→これもいいねえ。
囲碁セットを買う。→長続きするかなあ?
だんだん考えるのが億劫に・・・
何に使うにしろ、インパクトを狙うなら、全国一斉に使うのが面白いかも。
日にちを決めて全国民が1万2千円を使う。
定額給付金ツアー、定額給付金ディナー、定額給付金専用バリューセット・・・・・
定額給付金専用ウッドハウス全集なんていうのもいいかもしれません。
P・G・ウッドハウス「ユークリッジの商売道」
錬金術の天才?ユークリッジならこのまたとない一攫千金?をどのように利用するのでしょうか?
ジーヴス物もいいですが、このシンプルな筋書き、物書きとしてのウッドハウスの原点を示すこれらのお話も大好きです。お腹にもたれず、でもしっかり笑いの元は取れる。
でも、残念なのは
先発国書刊行会版とのダブリが多くあることです。出版不況の中、せっかくの玉のつぶしあいはもったいないと思うのですが。