ラーナ・ダスグプタ 「東京へ飛ばない夜」
悪天候のため目的地東京をあきらめ、とある国の空港に着陸したジャンボ機。航空会社が懸命に乗客の宿泊先を工面するのですが、たまたま大きな博覧会が開催されていたためにホテルはどこも満室。結局13人が空港ロビーで夜を明かすはめに。退屈を紛らわすために一人がお話を始めます・・・・・。
13人が順番に語る「物語」は、どれもエキゾチックで奇妙で不思議なお話ばかり。13という数字に秘密が隠されているのか、一つの物語が別の物語の扉なのか、どこかに「オチ」があるのか無いのか・・・。夜が明け、空港が再び息を吹き返すと13人はそれぞれそそくさと東京行きの飛行機の搭乗口へ。
不思議なんだけど、とにかく作者の意図が分からずモヤモヤっとした読後感です。
先週、久しぶりの東京出張で飛行機を利用しました。
まあ、びっくりしたのが、ANAも4月以降、機内での飲み物サービスが有料になっていたのですね。水と茶は無料って書いてあるけど、お茶くださいって頼むこと自体が恥ずかしい雰囲気・・・。CAさんってあんなにたくさん乗ってて何してるんだろう。ヘッドフォンもお願いしないと配ってくれないし、週刊誌も1冊も置いていない・・・。
最近のJRの車内販売のほうがよっぽど親切だよねって、思ってるのは私だけ?