89年ロンドン訪問時に「メトロポリス」「レ・ミゼラブル」を楽しんだ私は、以来訪問の度にミュージカルを観に劇場に繰り出しました。
90年は「スターライト・エクスプレス」
91年は「スターライト・・・」と「ブラッド・ブラザーズ」
92年は「スターライト・・・」と「A Tribute To The Blues Brothers」
何で「スターライト・・・」を3回も観てるか(笑)というと、特に気に入ったという訳でなく、いつ行っても当日劇場窓口で良い席が手に入ったということと、その時々に同行した者が観に行きたいとリクエストした結果です。ローラスケートを履いて走り回る「機関車やえもん」というか「機関車トーマス」的スペクタクルで、ちょっとお子ちゃま向けですけど、アンドルー・ロイド・ウェーバーの曲はちゃんと耳に残り、分かりやすさと共にそれなりに感動できます。
「ブラッド・ブラザーズ」は、双子として生まれた兄弟が運命にもてあそばれて最後に悲劇的な結末を迎えるという筋。今でも上演が続いている超ロングラン作品です。ただ十分楽しむためにはかなりの英語力が必要かも。
「A Tribute To The Blues Brothers」は、ミュージカルというよりは映画を下敷きとしたライブショーという感じ。途中、客席といっしょになってのパフォーマンスに大いに笑わせてもらいました。
そして00年訪問時には念願の「オペラ座の怪人」を。
96年以降急速に普及したインターネットのおかげでこういったチケットの入手が本当に便利になりました。以前日本でエージェンシー通して入手しようとして、法外な手数料を取られていたことから考えると夢のようです。 Ticketmasterなんかを利用すれば事前に席の番号も分かるし、郵送手数料さへ払えば事前に日本でチケットを受取ることも出来ます。
で、この時の席はオーケストラストゥール1F席の一番前左。「オペラ座の怪人」の場合、大シャンデリアの落下という見せ場がありますので、一番良い席は2F席の一番前あたりなのですが、舞台が近い分演出で使われる炎の熱やピストルの火薬の臭いなどがリアルに感じられます。
舞台の進行は本当に見事!冒頭のオークション会場の煤けた雰囲気から一気に絢爛なオペラ座の舞台に変わる展開、クリスティーナの清楚な歌声、第2幕の仮面舞踏会のシーンの迫力、ラストに追い詰められた怪人の哀しい叫び・・・、圧倒的なロイド・ウェーバーの音楽・・・、英語なんて一切分からなくても、ぐいんぐいん物語の中に引き込まれてしまいます。
映画版の怪人はちょっと変態ぎみでしたが、この舞台で怪人が目の前3mで切々とクリスティーナへの想いを歌うラストには身体が震えました。
幕が降り、カーテンコールも終わり、観客が退場する間もオーケストラボックスの楽士達は演奏を続けてくれます。一番前の特権としてボックスを覗き込みながら演奏を聴きます。最後の一音まで堪能して、もう一度ブラボーを楽士達に。彼らのニッコリとバイバイを受け止めて早くもがらんとした劇場を後にしたのでした。
そして、01年訪問時には「マンマ・ミア」を観たのですが・・・
この時、とんでもないスキャンダルを目撃するはめに・・・。その話はまたの機会にしましょう。
90年は「スターライト・エクスプレス」
91年は「スターライト・・・」と「ブラッド・ブラザーズ」
92年は「スターライト・・・」と「A Tribute To The Blues Brothers」
何で「スターライト・・・」を3回も観てるか(笑)というと、特に気に入ったという訳でなく、いつ行っても当日劇場窓口で良い席が手に入ったということと、その時々に同行した者が観に行きたいとリクエストした結果です。ローラスケートを履いて走り回る「機関車やえもん」というか「機関車トーマス」的スペクタクルで、ちょっとお子ちゃま向けですけど、アンドルー・ロイド・ウェーバーの曲はちゃんと耳に残り、分かりやすさと共にそれなりに感動できます。
「ブラッド・ブラザーズ」は、双子として生まれた兄弟が運命にもてあそばれて最後に悲劇的な結末を迎えるという筋。今でも上演が続いている超ロングラン作品です。ただ十分楽しむためにはかなりの英語力が必要かも。
「A Tribute To The Blues Brothers」は、ミュージカルというよりは映画を下敷きとしたライブショーという感じ。途中、客席といっしょになってのパフォーマンスに大いに笑わせてもらいました。
そして00年訪問時には念願の「オペラ座の怪人」を。
96年以降急速に普及したインターネットのおかげでこういったチケットの入手が本当に便利になりました。以前日本でエージェンシー通して入手しようとして、法外な手数料を取られていたことから考えると夢のようです。 Ticketmasterなんかを利用すれば事前に席の番号も分かるし、郵送手数料さへ払えば事前に日本でチケットを受取ることも出来ます。
で、この時の席はオーケストラストゥール1F席の一番前左。「オペラ座の怪人」の場合、大シャンデリアの落下という見せ場がありますので、一番良い席は2F席の一番前あたりなのですが、舞台が近い分演出で使われる炎の熱やピストルの火薬の臭いなどがリアルに感じられます。
舞台の進行は本当に見事!冒頭のオークション会場の煤けた雰囲気から一気に絢爛なオペラ座の舞台に変わる展開、クリスティーナの清楚な歌声、第2幕の仮面舞踏会のシーンの迫力、ラストに追い詰められた怪人の哀しい叫び・・・、圧倒的なロイド・ウェーバーの音楽・・・、英語なんて一切分からなくても、ぐいんぐいん物語の中に引き込まれてしまいます。
映画版の怪人はちょっと変態ぎみでしたが、この舞台で怪人が目の前3mで切々とクリスティーナへの想いを歌うラストには身体が震えました。
幕が降り、カーテンコールも終わり、観客が退場する間もオーケストラボックスの楽士達は演奏を続けてくれます。一番前の特権としてボックスを覗き込みながら演奏を聴きます。最後の一音まで堪能して、もう一度ブラボーを楽士達に。彼らのニッコリとバイバイを受け止めて早くもがらんとした劇場を後にしたのでした。
そして、01年訪問時には「マンマ・ミア」を観たのですが・・・
この時、とんでもないスキャンダルを目撃するはめに・・・。その話はまたの機会にしましょう。