ロンドンのパレス劇場でレ・ミゼラブルを観てから・・・23年?!!
(その時の顛末はこちら→)
時が流れるのは早いものです。
そのレ・ミゼがミュージカルとして映画になった。
親子3人での鑑賞です。
うーん、さすがに舞台がどうだったかは、ほとんど忘れかけてるなあ・・・・
パレス劇場では天井桟敷だったので、演技者の顔の表情なんて望むべくもなかったのですが、
映画だと細かな気持ちのニュアンスもばっちり。
涙もろくなっているので、多少の涙は覚悟していたのですが、
ラストは頬を伝う涙が止まらないじゃないか。
こんな姿を娘に見られたら父親としての威厳にかかわる・・・・
と、隣を見ると娘も大泣きしています。(彼女は単にみんな死んじゃったのが悲しかったんだって)
すんでのところで涙を見られずに助かりました。
アン・ハサウェイ演じるフォンティーヌも悲しいのですが、
より哀しいのが、やはりエポニーヌ。
彼女が歌う「On My Own」で会場は一気に泣く人続出・・・・
舞台版ではもう少しメイン扱いだったはずだが・・・
エポニーヌ役のサマンサ・パークスは実際に舞台でエボニーヌを演じていました。
そして映画的に良かったのがガブローシュ少年。
ストリートキッズとしてのたくましさと健気さが・・・・。
そして強烈な存在感で作品に厚みを持たせているのがこの二人。
テナルディエ役のサシャ・バロン・コーエンは濃い演技が優れるイギリスのコメディ役者。
左の夫人役ヘレナ・ボナム=カーターは英国王のスピーチでジョージ6世の王妃を演じてましたね。
マリウスを演じる役者、どこかで観たことが・・・
あっ・・思い出した
大聖堂に出ていたジャックだ。
ラッセル・クロウも脇汗臭くがんばってました。
映画ならではのアクティブなカメラワークですので、
お席はやや後方が観やすく、シーンに浸れるかも。
ブログを楽しく拝見しています