英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

尾道3部作

2011-07-19 | 日常

 

長い年月広島を離れていたわけではないのですが、福岡から帰って来て以来、広島名所めぐりをやってます。
尾道にはもう2回も。車で行くのもいいですが、JRの鈍行でビール飲みながらもいいものです。
坂を上るのはたしかにしんどいけど、がんばれば確かに報われる・・・・。
かつて栄えた名残を留める商店街などの横道、裏道を探検するのも楽しいもの。

それではポンポン岩での3部作を


連続テレビ小説「てっぱん」の最終回のシーンから


最近オンエアされている北川景子ちゃんが出ているソニーデジカメCMのラスト


我が家のおサル(娘)・・・

 

ポンポン岩はかつての石切り場の巨石。
中に空洞があるらしく叩くとポコンと音がします。

 

 

 

 


タイムマシンにお願い

2011-07-04 | イギリス

 

フェリクス・J・パルマ「時の地図」


荒涼館の時代から40年ばかり下ったロンドン。
「誰もが知っている世界」を描いていたディケンズに代わり、「誰もが知らない世界」を描くことで一躍名声を得たH,G,ウェルズが登場。彼が発表した「タイム・マシン」は人々に驚きをもたらしたのだが、時を同じくして時間旅行をツアーとして企画する旅行会社がロンドンで営業を始めます。そのツアーとは、時空を超える赤褐色の異次元空間を通り抜けて2000年のロンドンを訪問するというもの。未来のイギリスは機械人間に支配され、生き残った人間たちと壮絶な戦いを繰り広げています。絶望的な未来社会を観光するこのツアーは営業的に成功するのか、そもそもどういう原理で可能となるのか・・・。
切り裂きジャックに惨殺された犠牲者を救うことは出来るのか?ウェルズの自宅2階にある秘密とは?
エレファント・マンまでお話に出てきちゃって、どこまでが史実でどこからが改変なのか釈然としない・・・、そこがまた、この作品の魅力か。

エレファント・マンは昔映画で観ましたけれど、すっかりどんな人だったか忘れておりました。