いやー、荒れましたね昨日の天気。
ちょうど大阪出張だったのでひどい目にあっちゃいました。
前日から1泊で来ていたのですが、昼から暴風となるというテレビニュースを観て
仕事を早めに切り上げて、13時頃堂島のオフィスを出発。この時、まだ雨風は無かった。
途中、大阪駅で食事を取り、新大阪へ。
だんだん暗くなって来た。
この時点では山陽新幹線は広島まではほぼ定刻運行との情報。
14時29分発のぞみ指定席を取って、ホームに上がると、
何だ!この雨と風は・・・・
みんなキオスクの陰に隠れて到着をまっている。
それでも列車は定刻に発車。
新神戸では雨風も弱まってほっとしていると、姫路~岡山間で停電とのアナウンス。
とりあえず次の西明石駅まで走って臨時停車。
西明石周辺は・・・晴れ・・・・
ここから先が強風で運行できないという。
15時半に山陽新幹線全線が運行見合わせに。
動かない 動かない
車内の電光掲示板には、18時ごろ運行開始との表示が・・・・
西明石にもすごい風と雨が叩きつける。
18時前に一旦発車ベルが鳴るが、取りやめに。
どうも架線に飛来するビニールが次々と巻きついて、撤去作業に手間取っているようだ。
車内販売の食べ物はとっくに完売。
唯一ホームに降りれるので駅の売店が利用できるのが救い。
後ろの席の小さな赤ちゃん連れのお母さんが気の毒・・・・
ミルクを持ってきてないらしい。
でも、この赤ちゃんお利口でぜんぜんグズラナイ。
18時45分、順次運行開始との情報が電光掲示板に・・・
でも動かない。また新たなビニールが・・・車掌のアナウンスも声が小さくなっていく。
20時12分、動いた!でも徐行運転・・・
21時40分頃・・・へろへろで広島駅に滑り込む・・・5時間40分の延着・・・
・・・・・
ここまでは良い。自然現象なんだからしょうがない。
JRも悪くない。車内販売のお姉さんもがんばっていた。
乗客も静かにがんばった。赤ちゃんが一番がんばった。
この後が・・・
だめだった!
広島駅のコンコース。特急券の払い戻しを求める長蛇の列。
在来線が動いているのか、どうなのか、何のアナウンスもない!
JRの社員がどこにも立っていない。
精算窓口にとりあえす並んでみる。
列は進まない・・・
見ると、対応しているJR社員2人がだめなんだ・・・
いかにも、今日はついてないなあ・・・残業したくねえよって顔での対応。
乗客の必死の問いかけ、どこまで動いてますか?待ってたら動くんですか?にも
自信がないのかぼそぼそ応えるのみ。
私の前にいた外国人夫婦の番が来た。
彼らが差し出した切符が払い戻し可能なのかがその社員には分からない。
散々待たせたあげく、
結局、外国人夫婦が使っていたクーポン切符は払い戻しが出来ないものと分かったらしいのであるが、
彼にそれを説明できる語学力はもちろんない。
ひたすら小さな声で、目も合わさず、この切符はダメです、この切符はダメです、と繰り返すばかり。
とうとうこの外国人のオヤジさん、怒った怒った!
すごい剣幕で捨て台詞をはいて(どうもロシア語に聞こえたんですが、分からなくてもそれが、ボケ!カス!マヌケ!二度と乗ってやらんからなあ!と、言っていることはそこにいる全員が理解しました)退場。
そしてようやく私の番・・・
「○○駅までですけど、動いてないならここで精算いいですか?」
すると、
「○○駅でしたら動いてますよ。大幅に遅れてますけど・・・。そちらで精算してください」と小さい声でのたまう・・・
カッチーン!
あったまにキター!!
思わず「あんた、みんなにマイクで説明しろよ!どこが動いているかみんな分かってないぜ!」
彼は「あ・・・・・、正確な情報がここにないので・・・」
ロシア人に負けずと相変わらず人の目を見ない彼にパンチを繰り出そうかと思いましたが、
彼と私の間には頑丈なアクリルパネルが置かれており、残念ながら果たせず・・・
「もういい!」と列を離れる・・・
見渡すと次々と動き出した新幹線が到着するのでコンコースは人で溢れかえっている。
でも、JR係員はいない。
ちゃんと前裁きして、運行情報の提供、清算手続きの案内、外国人への対応等々にかからないと収拾がつかなくなるのに・・・と思っていると、見つけましたJRの制服を着た集団を・・・
改札の外、端っこのほうに助役さんを中心に何人もの社員、それも管理職っぽい集団が・・
ぼーっと混雑するコンコースをただ眺めているだけ。
だめだJR広島駅!
在来線側に来ると、そこではちゃんと運行情報がアナウンスされていた。
家に帰り着いたのは12時近くになっていた。
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