英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

復活!ぷり爺さん

2006-05-01 | イギリス
我が家の「ぷり爺」です。(primera P10 MT)
93年生まれのおじいさんです。
拠る年波に勝てず最近めっぽう弱って来ております。
①一速にシフトが入りづらい(生まれた時から)
②クーラーがすぐに壊れた(2年目で)
③2代目クーラーを夏場フル稼働するとエンストしやすい
④雨が降ると上がらないウィンドウ
⑤次々と消えていくインパネのイルミネーション
⑥重量挙げの様なトランクドア
⑦夏場、勝手に閉まるドアロック(恐)
⑧真っ白になったバンパー樹脂(白髪だね)
など等ほとんど点滴状態です。
でも足腰だけは丈夫に出来ていて、高速や峠に出るとつい歳を忘れてしまいます。それとエアバックもABSも付いていない潔さも好感が持てます。

さてこのぷり爺さん、イギリスにも兄弟がたくさんいます。欧州市場を徹底的にマーケティングしたこの車、日産英国工場(サッチャーが強引に誘致した)の主力車としても生産され、国内34万台、欧州57万台が販売されました。だからフォード車の多いイギリスでもけっこう爺さんにめぐり会えました。その後息子、孫と生産されましたが昨年12月でカタログ上primeraの名前は消えてしまった様です。

我が家のぷり爺は、実はこの春で廃車にする予定でした。最近は家族からMTを理由に嫌われて、300mも離れた駐車場で放置プレイの毎日。もう1台の車検を機に新車を購入し2台とも処分しようという計画です。家計も助かると最優先重要法案として衆参両議会を圧倒的多数で可決されておりましたところ、ある日、ぷり爺の駐車場の大家さんから電話、「おたくの車、パンクしてるよ」。とぼとぼ様子を見に行くと、確かに左前輪がペシャンコに。数ヶ月洗車もせず、黄砂にまみれた姿に、「もう廃車だから修理はやめとこ。緊急タイヤにだけ交換しとこう」とジャッキアップした途端に、何だかとても爺さんが愛おしいくなってしまい・・・・・。やってしまいました。イエローハットでタイヤ4本交換!オイル交換もやっちゃって・・帰りにワックス洗車まで・・。
法案は予算委員会まで差し戻されました。(財務大臣は激怒しておりましたが・・)


おしりがキュートですてきでしょ?


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