8月の夏休みのある日、嫁が朝からこう曰まった。
「今日、昼から友達が来るから、どこかで時間潰してくれない」
「いいよ、久しぶりに映画でも観ようかな」
ってことで昼食後近くのシネコンに。
どれを観ようかな・・・
と上映ポスターをながめてみると、
「カンフーパンダ」「ポケモン」「ハリーポッター」・・・
夏休みなのでどれもお子ちゃまプログラムばかりじゃないですか。
もう少し大人の鑑賞に・・・
で見つけたのがこれ、
「ツリー・オブ・ライフ」です。
出演は、ブラッド・ピットにショーン・ペンか
カンヌで賞も取ってるし・・・
ちょっとシリアスな親子を描いたドラマかな?
まあ、時間を潰すのが目的だから、入っちゃえ。
売店でコーラを買って館内へ。
「ん?お客が少ないぞ。まあ、平日だからこんなもんか」
観客は女性中心に12組程度かな。
さあ、始まったぞ!
縦横に動くカメラ、短いカットの連続で斬新な印象・・・
幸せいっぱいの家族にもたらされた悲しい出来事とは・・・
次の瞬間、スクリーンには火炎の渦が・・・
そして星雲の映像が・・・馬頭星雲か・・・
続いて火山の噴火が次から次に・・・・
溶岩はやがて海に流れ込み・・・・
海中では生命が生まれ・・・
何か嫌な予感がしてきたぞ・・・
2001年宇宙のたびのラストの様な・・・
そして
やっぱり出た!
恐竜だ!
ブラッドピットは!ショーン・ペンは!どこにいっちゃったんだ!
まさか、次は猿人が登場するのか。
この段階で、一組が席を後に・・・
お話は再び家族の話に戻るのですが、
いつ恐竜や星雲になっちゃうのかが心配で話に集中できませんよ。
ほら、前の2人組みも外にでちゃったよ。
よく考えると、監督の意図は分かります。
タイトルの意味に早く気づいておけばよかったんですね。
家に帰ると
「面白かった?映画」と嫁。
「面白かったのは、途中で何人も出て行くのよ、この映画」
「何それ?」
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