~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

はじめに。

2009年11月01日 | はじめに。
今年3月。

誕生日直後に、やっとの思いで障害手帳6級を取得しました。

とうとう私も身体障害者になったんだと言う思いと、
やっと世間から障害が認められたのかと言う思い。

複雑だけど、新しく生まれ変わったような気持ち。


しかし、6級と言う障害等級は手帳を取得しても、
年金も手当も出ませんから、生活的にはほとんど何も変わりません。



このブログで自分の障害における様々な思いを綴るにあたって、
聴力に関する専門的なことはあえて書きません。

何故なら、難聴と言う障害は、
専門家でさえも本質を理解していないであろう世界だからです。

聾の方のように、
全く聴こえないわけではないし、話せるのだから、
障害の中でも軽度じゃないか。
補聴器を使用すれば、障害は克服できるじゃないか。

そんな風に軽く考える方も多いでしょう。
専門家でさえも、そんな風に思っている風潮があるのですから、
仕方のないことです。

難聴と言う障害から生ずる様々な要因について、
ほとんど理解されていないのが世間一般の現状です。


難聴は、聞こえが悪い、耳が遠いと言うだけの障害ではないこと。

難聴ゆえのメンタル面への影響。
難聴は心の病でもあること。



ブログタイトル通り、聴覚障害ゆえの心の闇を、
私の気持ちや思いの範囲で、
色んな角度から綴っていきたいと思っています。








画像は、手帳と障害名。
感音性難聴と言う名称が、正式障害名なのかな。