~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

バリアフリー

2011年10月16日 | 雑記
この夏、趣味ごとで色々な場所・施設などに出掛けました。

私自身が楽しむ分には、日常生活ともども介助は必要ないので、
バリアフリーを特に調べず、また気にせず、適当に出掛けて、
楽しかったことの余韻を自宅で楽しむ際に、公式サイトなどで色々と確認するのが好きです。

バリアフリーの主流は、車椅子利用の方なので、そちらを優先して欲しいと思うし、
私も身体の不自由な方のお手伝いができることもあるかと思います。

私自身も一応、身体障害者だけれど、
外見ではまず誰からも助けていただけないし、逆に助ける側だと思ってます。


今日は、この夏、出掛けた場所で、聴覚障害関係のバリアフリーがあったもののみ、
記録しておきたいと思います。

車椅子関係は、ほとんどの場所や施設で配慮されていますが、
聴覚障害関係のバリアフリーは、どこも手薄です。

それでも、どんなことでも手助けしていただける配慮は、嬉しいです。



●JR東日本

JR東日本サイト内「耳やことばの不自由なお客さまへ」

・テロップ(LED式情報掲示)

駅構内や新幹線などの特急列車内では、LED式による情報表示をしています。
また、首都圏の主な駅では、改札口の外にもLEDを設置することにより、
輸送障害時においてもきっぷをご購入いただく前に、お客さまが列車の遅れ等の情報を得られるようにしています。


駅内・車内のテロップは本当に助かりますね。

しかし、人身事故などのため緊急の電車の延滞で、テロップが間に合わず、
アナウンスのみで、状況が聞き取れないことがありました。

東京駅でそういう状況に陥った時、ホームの駅員に尋ねたところ、
聞き取れないことを最初に言ったら、とてもとてもゆっくり丁寧に話して下さいました。

おかげで、どの電車に乗り継いで行くか的確にわかり感謝です。

今まで、駅で駅員さんに色んなことを尋ねてみての感想は、
どの駅員さんもゆっくりわかりやすく話して下さいますね。

たまに面倒くさそうな駅員さんがいたりしますが、
そのあたりは、きちんと指導していただきたいと思っています。

世の中には、外見上では判断できない障害者がいると言うことを。


・筆談器

窓口できっぷをお求めの際や精算される際には、係員が筆談でお伺いさせていただきます。
なお、お客さま相談室やびゅうプラザでは、簡易筆談器を用いて筆談もできます。


JR窓口に行くことがあまりないせいか、筆談器にお目にかかったことがないです。

聴覚障害者は、機械の方が得意だからでしょうか。

窓口に行かず、機械で切符の買う方が慣れてますね。

筆談器が欲しいと思いつつ、別にいいかな、と思ったりもしてます。



成田空港

バリアフリーインフォメーション

・筆談によるご案内

わからないことや困ったことがありましたら、「はてな」マークが目印のご案内カウンターへお気軽にご相談下さい。
筆談によるご案内もしております。


この夏、成田空港に何度か行きましたが、「はてな」マークには全く気付きませんでした。


・案内表示

館内には、施設や搭乗ゲートの位置を示す案内表示が多数ありますので、
案内表示にしたがって目的の場所へお進み下さい。
また、フライト情報を検索できる端末、
施設情報や手続きガイドなどの便利な情報を検索できる端末なども各所に設置しておりますので、ぜひご利用下さい。


確かにあらゆるところに、案内表示があり、かなり助かります。


成田空港駅を降りると、空港内で働く人達以外は、簡単な荷物検査と身分証明書の確認があります。

私はこういう時は、障害手帳を掲示するのですが、
障害手帳を見なれていない職員がいることは確かですね。

何これ?的な表情をされることがあります。

しかし、すぐ察して、「ありがとうございます」と手話で対応して下さる方もいます。

まぁ、私は手話で接してくれても、手話をすることにも少々抵抗があるので、
言葉で返してしまいますが。

だから、誤解されたりもするんでしょうけれど。

聞こえない・聞き取れないんじゃなくて、聞いてないのかと。



東京ドームホテル

バリアフリー

・ノックセンサー
ドアノックを振動や光で伝えるノックセンサーをフロントにてご用意しております。

・筆談機
フロントスタッフと客室内のお客様が筆談でコミュニケーションを取ることのできる筆談機をフロントにてご用意しております。

・緊急時の避難について
緊急避難時はスタッフが介助させていただきますので、ご予約時またはチェックイン時にお申し付けください。


さすがホテルです。

サービスが手堅い。

東京ドームホテルに宿泊しましたが、このようなバリアフリーがあることを全く知りませんでした。

と言うか、チェックインの時も、アウトの時も、室内でも、
特に必要なく過ごせてますからね。

ただ、緊急時のことを考えて、チェックインの時に手帳を掲示して、
申し出ておくのも、こういう種類の聴覚障害者がいることを知ってもらうひとつの機会かもしれません。