~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

窓口対応→追記あり。

2015年11月24日 | 雑記
私はカウンター越しで接客される時、聞き取りにくいことが多い。

特にこちらが立っていて、向こうが座って接客してくれるような場合。

郵便局の窓口を想像してもらえるとわかりやすいかな。

周りがざわざわしているので、余計、聞き取れない。

クリーニング・スーパー・コンビニ・ジムなどの窓口は、向こうも立っているので、
少しだけ、聞き取りやすいかもしれない。

私が聞き取りにくいことがわかると、ゆっくり大き目の声で話してくれたりする人も多い。

人それぞれの想像力と思いやりが、そういう時にわかったりする。

美術館の窓口は、マイクとスピーカーで聞き取りやすく工夫されていることが多い。

バリアフリーの観点が素晴らしい。

しかも、国立の美術館は、どこも無料で観賞できる。

それぞれの心遣い、とても有り難い。


しかし。

先日、郵便局で。

書留系と普通郵便系とで、いっぺんに色々発送をお願いしたので、
いくらになるか予想がつかず、案の定「○○○円になります」が聞き取れなかった。

レジの表示も見えない作りになっている。

なので、「聴こえなかったので。いくらですか?」と尋ねる。

もう一度言ってくれたけれど、結局、聞き取れず。

「聴こえません」と苦笑いしたら、何と、その窓口の若い女性は、クスっと笑って、
笑顔のまま、結局、もう、何も言わずでした。

私がお金を出すのを待ってるだけ。

2回も言ったから、もう言わなくていいだろうと思ったのかな。

仕方がないので、大目にお金を出して、お釣りを貰う。

そして、郵便物がちゃんと届くように「お願いします」と言って、郵便局を出ました。


クスっと笑って何もしないのは、想像力が足りないのかな。

客がいくらかわからないのだから、筆談してとは思わないけど、
レジの表示を見せてくれるなり、レシートを見せてくれるなり、
ゆっくり大きく言うなり、指を使って表わすことだってできると思う。

外見ではわからないから、
耳の遠いおばさんか~、やれやれ、とか、思ったのかしらね。

聞き返すと言うことは、志村けんのコントのような、耳の遠いおばあさんが、
「え?」「え?」と聞き返して、笑いを取る、そんな印象でしかないのかな。

こちらは、真剣に聞き取ろうとしているけれど、聞き取れない。

その時の相手の対応で、色んな感情を持ってしまう。


この窓口対応は、何だかとてもがっかりでした。

一応、日本郵便株式会社に、メールで今回の件を報告しておいたけどね。

公式サイトは、ネット上で色々なサービスがあり、バリアフリーが徹底しているけど、
現場では、職員教育と言う観点からも、まだまだだな~と。

個人的な人間性によるものかもしれないけれども。




以下、追記。


日本郵便にこの件の報告メールをした翌日、
お客様サービス相談センターから返信メールが届きました。

テンプレート通りだとは思うけれど、
一応、サービス向上のための指導はしてくれてるのかな。



○○○様

日本郵便株式会社 お客様サービス相談センター○○でございます。

この度は、窓口のご利用に際しまして、
ご不快な思いを抱かせてしまい、深くお詫び申し上げます。

お申し出いただいた内容につきましては、当センターより
該当の○○郵便局へ、再発防止のための指導、
および周知の徹底を指示いたしましたので
何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

この度は弊社にご指摘いただきましたことに
心より御礼申し上げるとともに、ご指摘事項を真摯に受け止め、
今後のサービス向上に努めてまいります。

今後とも、郵便サービスをよろしくお願い申し上げます。

ちょっとガッカリ。

2015年11月11日 | 字幕
映画「レインツリーの国」が、約1週間、公開劇場約190館全館で実施とのことで、
ジャニーズ事務所からも、その告知が来ました。

そのことを知ったジャニーズファンの(健聴者の)見解が、やっぱりちょっとガッカリでした。


「1週間も日本語字幕をつけるのは、主役の玉(玉森くん)の滑舌がそんなに悪いのか」

「手話の話しだからじゃね」

「玉はしゃべれない役なのか」

などなど。


映画を観るのに字幕が必要な人がいることも、想像できないんだろうな。

主役の滑舌が悪いから字幕をつけるとしか、想像できないなんて。

それに、あの物語は、手話の話しではないのにね。

あの原作を、そんな風に読み取るなんて、
一体、どこをどう読めばそうなるのか。

だから、ジャニヲタは世間から嫌われるんだろうな~。

世の中に対しての想像力が乏しい人が目立つから。

そういう人に限って、声が大きくて、世間に知られるから。


その反面、
映画主題歌のキスマイ2の新曲に手話の振り付けがあることで、
一部の玉森くんのファンの方が、映画の趣旨にあってないと言ってました。

その方は、原作を読みこんで、この作品を通して、
その方なりに難聴者を理解していらっしゃるようです。

難聴者が題材だから、手話がメインのストーリーではないと、
ちゃんと解釈している人もいますよね。


でも。

改めて、聾はわかりやすいけれど、難聴はわかりにくい障がいなんだな~と。

映画「レインツリーの国」日本語字幕付上映の詳細発表

2015年11月09日 | 字幕
さきほど、映画「レインツリーの国」公式ツイッターにて、


日本語字幕付上映のお知らせ - 映画「レインツリーの国」は、
2015年12月5日(土)から12月11日(金)までの1週間、公開中の全国すべての劇場で、
すべての上映回を日本語字幕付で上映いたします。


との呟きがありました。

やっと、詳細が発表されましたね。

日本語字幕付上映のお知らせ


約1週間、公開劇場約190館全館で実施とのこと。

調べてみたら、うちから一番近いショッピンクモール内の映画館(車で20分ほど)で観れる。

邦画の日本語字幕上映は、たいてい、
うちから電車で1時間はかかりそうな所でしか上映されないので、
こんな近い所での日本語字幕上映は実施は、本当に嬉しい。

2~3回、観ちゃうかも。

手帳掲示で1000円で観れるし。


完成披露試写会などで、
すでに映画「レインツリーの国」を観賞した方々が沢山います。

ねたばれになるので、鑑賞された皆さんは、感想など控えているため、
どんな感じかわかりませんが、いい作品になっていることを願ってます。


映画の主題歌は、Kis-My-Ft2の新曲。

振り付けに手話が入っているもよう。



あと。

今、公開中の映画「グラスホッパー」も観に行きたいんだけど、
今のところ、日本語字幕上映の情報が少なすぎるのです。

首都圏では、東京・丸の内ピカデリーで、11/23・24の2日間と言う情報しかなくて。

日本語字幕上映に力を入れない作品もあるんですよね。

特殊な眼鏡をつけると字幕が出る上映もあったみたいだけど、
事前予約の抽選の上、映画館の場所も、丸の内よりもうちから遠かった。

予約の段階で気付かなかったので、申し込みもしていなかったのだけれども。

こちらの方は、丸の内まで行って観て来よう。


楽しみが増えました。


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