~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

ドラマで扱われた聴覚情報処理障害APD(auditory processing disorder)

2024年04月24日 | 雑記
今年の桜も蕾の時期から、毎日毎日、楽しみました。

毎年毎年、無料で楽しませてくれる。

歩くだけで、楽しませてくれる植物に、日々感謝。







本題へ。


先日、ドラマ「アンチヒーロー」第1話で。

聴覚情報処理障害APD(auditory processing disorder)が扱われていました。


日曜劇場『アンチヒーロー』|TBSテレビ



聞こえているけど聞き取れない。

感音性難聴と似ているけれど、聴覚には問題がないとのこと。

聴覚障害ではないので、障害者手帳の申請がうまく出来ず、故に補聴器機の助成対象ではないとのこと。



ドラマでは、殺人事件の第一発見者がAPD。

勿論、APDを主人公の弁護士には隠していた。

そして検察側に嘘の証言を台詞のように暗記させられていた。


私は最後の最後まで、第一発見者がAPDとは気付かなかった。

ギャンブル&酒好きだし、会話の受け答えはこんなもんかな?と思える演技をしていた。



弁護士は調べたり試した。


①競馬では必ず実況ラジオをイヤホンで聴いている点。

②補聴器を隠すために?長髪にしている点?

③職を転々としている点。

④ガードレール下のガヤガヤした居酒屋に誘って、雑談する。
 雑談の中での質問に対して、ちぐはぐな会話をしていた点。

⑤裁判で、雑音の中での会話が聞き取れているか試す。



②補聴器。
APD用の開発されているかわからない。
でも、この障害に補聴器は向かないんじゃないかなと思った。
ドラマ内では、検察側が嘘の証言を暴くのが焦点なので、眼鏡ではなく補聴器なんだろうけれども。

④と⑤は、難聴者の私からすると、少し辛かった。
こんな風に聞き取れているかを試される。
雑談の中の質問に、ちぐはぐな受け答えをしてしまう。
こんな感じで、あれ?って思われているんだな、と。



私の場合。

もう40年近く前だけど、10m位離れて小さな声で私の名前を呼んで、試した人がいた。

その試したオバサン「ほら、あの子、耳悪いでしょ?」って笑ってたらしい。

それを聞いた何人かが「辞めなよ!!!なんでそんなことするの?!?」と、私をかばってくれてたこと。

今も思い出して、涙が出てくる。

意地悪なオバサンと、優しい人達。


そのオバサン、当時45歳だったはずだから、生きていたら85歳位か。

今もそのオバサンの顔、覚えてる。

名前は忘れたけど。




話しはドラマに戻して。

第一発見者は、自分のことを病気だと言ってた。

どの職場に行っても、使えないと責められて馘になる描写もあった。

APDも、私のような難聴者も、耳から入ったことの証言は、裁判に於いて信用性がないことも分かった。




聴覚情報処理障害APD(auditory processing disorder)について、少しまとめておく。

聴力に問題がないだけに、難聴者とは別の大変さがあると思いました。

感音性難聴と違う点もあるが、似ている点も多い。


・言葉は聞き取れるけど、その言葉の意味がわからない。
・意味をはきちがえてしまう。
・言葉自体がうまく聞き取れなくて、相手の言っていることがよくわからない。

・聞き返しが多い。「えっ」「なにっ」とたびたび言う。
・雑音下での聞き取りが困難。何と言われたのかしばしば誤解する。
・要求された事柄について絶えず確認する。

・言語情報が減少すると言葉の理解が困難。
・音声指示に従うのが困難。類似する言語音の弁別や識別が困難、聞き誤る。
・聴覚刺激に対して的外れな反応をする。

・聴覚的注意の欠如。聴覚的な記憶力が弱い。
・理解語彙や表出語彙が少ない。言語指示に対しての反応が遅れる。
・読みや書字、学習面においての問題を有する。

・聴覚経由での学習が困難。話がわからないので、注意力が散漫になる。
・バックグラウンドノイズ(周囲の雑音)から必要な音を選択できない。
・APDとADHDを両方持っている子も多い。

・正常なヒアリング(聴力)を持っているが、軽い難聴のように感じる。
・人が大勢いるところでは話を聞き取り辛い。
・IQは、通常平均である、または、平均以上である。

・言語発達にしばしば影響して、言語遅延を持っていることがある。
・時間概念を正確に理解することが困難である。
・常に現在のみを生きており、未来を把握し辛い。

・音楽やTVの音は大きければ大きいほどいいと感じる。
・重要な音を気に止めない、全く気にしない。


APDについて何となく分かっていたつもりだけど、ドラマを通して、より知ることができた。

見た目では分からないからこその大変さ、辛さ。


それでも。

日々、わくわくすることを見つけて、毎日を楽しく生きよう♫

地響きと耳鳴り。

2023年12月05日 | 雑記
昨夜、うちの地域で。

窓や扉がガタガタ揺れたとか、

その異様な感じにペットが怖がっていたとか、

Xでそのようなポストを多数見かけた。


いずれも同じような地域の人達だった。


地震かと思ったらしいが、特に地震速報もなく。

火球が落ちてきたとか、地響きだったのか?とか、

色んな憶測が飛び交っていた。

勿論、本当のことはわからないまま。


私は地震の際、

地震が来る3秒前位の地響きを感じることが多い。

地面ががくんと落ちるような感覚の時や、

ゴーーーっという音が聞こえてくるような時とか、

地震によって色々。


私はその3秒前が地震だと思っていたけど、

どうやら違うようで、

ゴーーーっという音も健聴者には聞こえていないもよう。


家族や職場の人達の反応から、

私は地震の来る3秒前位にわかる時があるんだ、と。

確信している。

勿論、全然わからないこともある。


昨夜の地響きのような現象は、私は全くわからなかった。

が、それが起こっていたちょうど同じ時刻に、

左耳に、ものすごい耳鳴りが起こった。

いつもの耳鳴りとは違う音量で焦った。

そして次第に小さくなっていった。


もしかしたら、地響きと関係するのかな。

偶然かもしれないけれども。






特に変わりなく、元気に過ごす毎日。

自己肯定感が低いので、

生きているだけで今日も素晴らしい!と思うようにしています。(笑)


今日もハッピーな1日を。

コーダ(CODA, Children of Deaf Adults)

2023年09月26日 | 雑記
親が聾者 (難聴) で、子供が健聴者。

その子供の方を、コーダ (CODA) というらしい。


コーダ(CODA, Children of Deaf Adults)とは、
きこえない・きこえにくい親をもつ聞こえる子どものことを指す。
両親ともに、もしくはどちらか一方の親だけがろう者・難聴者でも、
聞こえる子どもはコーダとされる。


ヤングケアラーの聴覚障害版みたいな解釈なのかな。



NHKドラマ「しずかちゃんとパパ」を観て、コーダ (CODA) のことを知った。

パパは聾者、しずかちゃんは健聴者だ。


観ている人達の感想は、毎回毎回、感動して号泣。

私も勿論、素晴らしいドラマだと思った。



ただ、ドラマのはしはしにある描写を切り取ってしまって、

きこえにくい当事者からすると、モヤモヤする点も多かった。



まず。

うちの子供達は、コーダだったのか…。

ヤングケアラーだったのか…。

と、改めて思ってしまったこと。




また、健聴者からすると、耳がきこえない人は、


音楽は無理、楽しめるわけがない。

だから、音楽の話しはしないでおこう。

自転車も乗らないし、乗れないだろう。

耳がきこえないのに、自転車に乗ってる人がいると知ってびっくりだ。


1対1で話すのは誰しも嫌だ。

話すのにひと手間かかるから嫌だ。

話し合いに骨が折れるから苦手だ。


耳がきこえないなんて「かわいそう」。(ひそひそひそ...)

いつもいつも「かわいそう」と言われてきた。


聾者が1人で過ごす時の世界は、深い海の底。



このような描写があって、辛くなった。

今もなんか辛い...。

そんな風に思われているのかと、改めて感じたから。




また、私のような難聴者は、自分で自分をケアしているから、

セルフコーダ (CODA) でもあるんじゃないかと思った。


コーダ (CODA) のしずかちゃんは、

他人の表情や態度で即、人の気持ちを察してしまう。

先読みして行動してしまう。

気が利きすぎる。

気がつきすぎる。

そのせいで、いい人ぶってるとか、うざいとか言われて (思われて) 嫌われてしまう。


あ、これ私だ、と思った。

私も、少々、生きづらいくらいに、人の気持ちを察してしまう。

そして、見過ごせなくて行動してしまう。

そして、嫌われる。

嫌われたことも、すぐ察してしまう。

もっと鈍感になろうと思っても、なかなか難しい。

一瞬で周りを観察できてしまうから。



人の気持ちに気づいても全部やらなくていい。

自分がしたいなと思うこと、自分が無理なく出来ることだけやればいい。

それくらいにしておけば、あれもこれもしてあげたのに…なんてモヤることもない。

気遣いも行きすぎると却って窮屈。

そこそこくらいがちょうどいい。

鈍感力を身につけたい。




しずかちゃんとパパが喧嘩した時の、しずかちゃんの台詞の一部。

「聞こえないお父さんを助ける。
親孝行なしずかちゃん。
それ以外やったことがなかったから、
だんだんどうすれば良いか分からなくなってきた。

何が言いたいのか、
何をしてほしいのか読み取って、
それやって正解して、喜んでもらえたら安心して。

(パパが) 聞きたくない、楽しくいるってことは、
嫌なことから逃げるってこと?
いつもそうじゃん。
いいよね、聞こえないって。
目をそらしたらさ、嫌なことが見えなくなるだけじゃなくて、
何にも聞かなくてすむもんね。」



しずかちゃんのパパは、生まれつきの聾者だけど、

本当に楽しく明るく図太く生きている。

健聴者に、

「どうしたら楽しく生きられるのか教えてほしい」と言われるほどに。



そして、

「その人がかわいそうかを決めるのはその人だけ。

勝手にかわいそうと決めるのはよくありません。」

と、学校の先生が児童達に教えていました。



そう、かわいそうとか、不幸とか、幸せとか、

そういうことは人が決めることではない。

自分の心が決めること。


自分を含めて、耳がきこえない、きこえにくい人達は、

不便はあっても、別に不幸ではなく、

むしろ楽しく明るく、幸せに生きていると思ってる。



これからも気楽に、楽しく生きよう♫

こういう時、どうすれば良かったのだろう…。(相変わらずの長文・汗)

2023年07月29日 | 雑記
暑すぎる毎日。

地球温暖化どころか、地球沸騰化。

でも、今の季節、大好き。

春も好き、夏も好き♬


明日は土用の丑の日。

先日、地元の鰻の名店に食べに行った。

最高に美味しかった♪





本題へ。


メインブログにも書いた出来事なんだけど、

難聴者の本音をこちらに書いておこうと思う。



先日。

こういう時、どうすれば良かったんだろう…と、

今更ながら考えてしまう出来事があった。


とりあえず、その出来事を、

県警HP内のメール受付(メールフォーム)から、情報提供として送信。


昔なら電話対応しかなかったであろうところ、

県警HP内のメール受付は、多岐に渡っての項目があり、大変助かった。


直接、交番に行って話すとか、電話をかけるとか、

私には少し敷居が高いから。


(今だ、私の地域のハローワークやジョブセンターは電話受付しかない)
(ハローワークではFAXで何度か対応してもらってるけれども)



そう言えば、6~7年前、

免許証更新の際に視聴する映像に日本語字幕がないため、

内容のほとんどが分からなかったのに、更新できてしまうのはどうなのか?

的なメールを県警に送ったことがある。

その後、

「〇〇免許センターや◇◇免許センターで、日本語字幕の映像を実施してます」

的な回答をメールでいただいた。

その次の免許更新で、教えてくれた免許センターで更新。

映像には全て日本語字幕がついていました。 


その時の県警のメールフォーム(メール受付)は

「お問い合わせ」的なところしかなかった記憶なんだけど、

今回、県警のメール受付のページを開いたら、

あらゆる項目ができていて、感動した。

(勿論、緊急に対応が必要な案件は、110番通報)






以下、県警に送ったメール内容。

ブログでは、多少、フェイクを入れてます。



❖2023年7月27日 ◬時頃

❖発生場所  ◇◇×丁目++付近の◆◆通り歩道

件名  「男がわざとぶつかってきた」

内容

適切なメールフォームの項目が不明のため、こちらに情報をお伝えします。

本日(7/27)◬時過ぎ、◇◇×丁目++付近、◆◆通りの歩道で。
私は歩道の車道寄り(左側)を歩いていたところ、
対向で歩いて来た男がすれ違いざまに私にぶつかってきました。

歩道はわりと広いのに、すれ違い間際にどんどんこちらに寄ってきて、
男が右手に持っていた硬いモノ(多分スマートフォン)が、
私の右腕に当たり、かなりの衝撃でかなり痛かったです。

ぶつかると言うよりスマホで殴られたと言うイメージです。

思わず「痛い!!!」と言い、振り返って男を見ましたが、
男は振り向きもせず足早に◇◇駅方面へ去って行きました。

駅とかでよく聞くぶつかり屋?当たり屋?みたいな感じで、
大変不愉快です。

ぶつかった箇所はしばらく赤く腫れました。
今は腫れはおさまったものの、少し痛みます。 
心も痛んでます。
骨が弱い人だったら骨にヒビが入るくらいのぶつかり方ですから。
恐怖もありました。

男は〇代から⊡代くらい。背は+++センチ位。
太ってはいないが、痩せてもいない普通体型。
△色のポロシャツかTシャツ姿。 
▽っぽいハーフパンツ。

写真や動画は怖くて撮れなかったです。

尚、当方、聴覚障害者のため、
このようなことがあっても、交番に行き事情を話すことは困難でした。

(以下、略)





これが、その出来事。


ガタイの良い男だったら、ぶつかってこないくせに。

前に、すれ違いざまにお尻に触って来たジジイがいたけど、それと似たようなもん。

若い女なら痴漢だとかで騒がれるけど、

私みたいに若くなくて、ガタイはそこまで良くはない中肉中背の女なら、

騒がないと思ってるんだろう?

舐められたもんだ。

これからは金髪にして、サングラスでもかけて歩こうかね。(笑)



で。

ぶつかった瞬間、心の中では、汚い言葉を発していた。

「クソジジイ、いてーんだよ、きめーんだよ」
「ぶつかってくんなよ、老害!」
「ニヤニヤすんなよ、キモジジイ!」
「人にぶつかっておいて知らんぷりかよ、〇ね」

と。(笑)


でも、結局「痛い!!!」と大きな声で言っただけ。

絶対聞こえてるはずなのに、振り返ることはなかったジジイ。

(普通の男性にジジイとか言わないし思わないけど、こういう男はジジイ扱いしたい)



その男、推定60代か70代。

わざとぶつかってきたのは明らかだけど、

追いかけて問い詰めたって「ぶつかってない」としらばっくれるだろうし、

こっちのせいにするかもしれない。

逆切れして、殴られたりするかもしれない。

わりと大柄だったから、追いかけてアクション起こすのは恐怖があった。


誰かと一緒だったらできたかもしれないけど、1人だったし、

閑散とした場所で、さらに暑さで人が外に出ない時間帯だったので、

周りに人がいなかったのもある。

交番は何百メートルか先にしかない。


1対1で対峙するのは、恐怖でしかない状況だった。



でも、難聴でなければ、何かしらアクションを起こせたと思う。

難聴者ゆえに躊躇してしまう。

対峙する自信がない。



例えば、追いかけて、

「今、アナタがぶつかってきて、ココがかなり痛かったんですけど!!!」

と言えたとする。

向こうがどう言うか。

どういう言葉を返してくるか。

それが聞き取れなかったりして聞き返す、

聞き返しても二度も同じことを話さないだろうから、

結局、何を言ってきたのかわからず、

みたいなやり取りが想像できてしまう。

イヤな奴とそういう場を作りたくない。

それに、言った言わない、こう言ったああ言ったとなった場合、

難聴者だから聞こえてなかったんだとか、聞き間違えてるんだとか、

逆に責められる可能性もある。

だから、追いかけて、こちらの言い分を主張出来ない。

(録音しておけば良いのだろうが、その録音を聞き取るのが難しいこともある)




あと、追いかけなくても、「痛い!!!」以外に何か言うことができたかもしれない。

が、足早に去って行く人に対して、どれくらいの音量の声を出せば良いのか分からない。

だから、何も言えなかった。


近所の80代のおばあさんを見ていると、

2階のベランダから、庭にいる人と普通に会話してるし、

何なら、その2階のベランダから、かなり離れた所にいる人とも普通に会話している。

健聴者は15メートル位離れていても、特別大きな声を出さなくても会話できるんだよね。

職場などでも、オフィス内のかなり離れた人同士で会話しているのに、

そのすぐ近くにいる私は聞き取れてない。


そういう自信のなさから、人に強く出ることができない。

そして声が出ない。



あと、写真を撮ろうと思ったが、写真を撮る音がどれくらい聞こえるのか。

その音に逆切れされる恐怖もあった。

動画なら音はしないんだったかな。

そういう頭も回らなかった。



ムカムカしながら私も去った。

県警にメールが出来て、ムカムカは収まってるけど、

こういう時、どうすれば良かったのか、今更考えている。



被害届は時間を要するし、診断書もいるだろう。

病院に行くようなことではないから、これは無し。



多分、こういう輩はスルーに限る。

だから、この選択で良かったんだと。

関わったらいけないと思ってる。



でも、今度このようなことがあったら、動画を回しておくわ。



そのクソジジイが、裸足で特大ゴキを踏んづけますように。(笑)




ではでは。

ハッピーな日々を。

耳が遠くなると認知症が近づく+続・健聴者から見た難聴者は…(愚痴)

2023年06月28日 | 雑記
今年の梅雨。

梅雨空は続いているけれど、

雨はまだそんなに降っていないイメージ。

今日もどんよりな空です。

夜中は窓を閉めきるので、ムシムシ。

2~3時間、エアコンをつけてしまう…。

エアコンをつける夏と冬は、電気代が恐怖。




さて。

新聞に掲載されていた本の宣伝。



うーーん。

若い頃から耳が悪い身としては、この手の本が嫌い。

この手の本は沢山出版されてるし、

補聴器の広告やチラシにもこういうことが書いてある。

まぁいいけど。

若い頃から難聴だった人は、本当に認知症になっているのか。

私が認知症になったら、研究材料にしてほしいわ。(笑)






それと、もうひとつの本題。

前回と同じ愚痴。




昨日、そのアイドルが、インスタライブで突発性難聴の話しをしてくれてた。

1万人位、リアルで視聴していた。

私も少し視聴。

が、リアルで全てを聞き取るのは大変。

イヤホンをするのも面倒になり、結局、視聴を辞めた。

1時間位はしゃべっていたようだ。


今はほぼ回復しているとのこと。


視聴していた人の感想をTwitterで少し読む。

ほぼ100%の人が感動していて、かなり好評だった。

病気のこと、治療のこと、耳のために良いこと、耳の体操など、

色々なことを話してくれたことに感激していた。


中には「ファンだけではなく全難聴者に視聴してほしい」と絶賛。

うーーーむ。


本物の難聴者は、

1時間のトークを聞き取ろうとするだけで大変だということ。

そのことが分からない(想像できない)んだろうなぁと。

聞き取れなくても聞き返せないから、その話しは流されてしまい、

字幕なしでは、結局、わからないままとなる。



本物と難聴者というワードには少し語弊があるから、

説明しておこう。


・「病気」ではなく「障害」。

・だから治療方法がない。

・障害者手帳を持っている。(私は15年前に取得)

・人と会う時は補聴器をしている。

・話せるし歌えるし聞こえるが、言葉の聞き取りが悪い。

・テレビ観賞は日本語字幕とイヤホン必須。



あと、このアイドルはインスタライブやキャンプの番組で、

医師や耳の博士に薦められた耳に良いこととして、

「川のせせらぎ」を聞くことや、

「(ソロ)キャンプ」で自然の中で過ごすことや、

専用の耳栓をすること、

などを挙げていた。


いやいや、本物の難聴者(語弊)は、

補聴器しなかったら「川のせせらぎ」は多分聞こえないし、

「焚火の音」も「セミや鳥の鳴き声」も、多分聞こえない。

補聴器なしで「ソロキャンプ」は、聞こえないだけに少々恐怖だし、

耳栓するのはやはり怖い。


補聴器をしていても、

何かの音がどこから聞こえてくるのかわからないこともあるし、

何の音かわからないこともあるから怖い。


耳に良いこと教えてくれたことは、

本物の難聴者(語弊)には、怖いことだらけなんだ。



まぁ、わかってほしいとか全く思ってないからいいや。

私は私の、穏やかな暮らせる方法で、楽しく生きていくから。




ではでは。

ハッピーな日々を。