やっと、映画「レインツリーの国」を観て来ました。
昨年の撮影から、約1年。
その間、原作を読んだり、色んな宣伝や、色んな感想など、
胸ときめく期間が十分にあり、心に残る作品となりました。
映像も綺麗だったな。
ロケ地は、知っている場所がいっぱい。
明るく前向きになっていくひとみ。
ラストのメリークリスマス。
心がポっと温かくなる純愛(ラブストーリー)。
ひとみが、会社のお昼休み(?)に、会社の制服でよく来ていた神社は、
私は昨年、舞台観劇がてら、行ってる場所でした。
金王(こんのう)八幡宮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/16/0822170c34857f5d8df2fb3a19391044.jpg)
通常、私の地元の映画館では、邦画の日本語字幕上映をすることがほぼないので、
邦画を観たい時は、映画館を調べた上で、電車に乗って観に行くのですが、
今回は、約1週間、全館で日本語字幕上映が実現したので、
車を運転して20分ほどで観に行けるのが、とても嬉しかったです。
日本語字幕付上映のお知らせ
観賞特典のクリスマスツカードをいただき、ちょっと得した分。
開くと → ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/84/7a478d8f0b32ec9505afdde9fc5c01ff.jpg)
以下、少々、辛口意見もありますので、
嫌な気分になりたくない方は、読まないようにして下さい。
あっちのブログ(本館)には、ちょっと書けないようなことも、
こっちには書きたいと思ってます。
(あっちのブログは、1日5000アクセス位あるので、毒っぽいことが書けないこともある)
私が観に行った日は、平日の午前中(9時半)の部だったからか、
「レインツリ―の国」上映のシアター内が、がらがらでした。
片田舎だからってこともありますが。
始まる5分前まで、シアター内、私だけ。
5分前位に、数人入って来たので、ホッとしました。
シアター内、貸し切り状態の、たった1人で観ると言うのはちょっとイヤ(汗)。
それでも、客は5~6人と言う、がらがら状態での鑑賞でした。
私は、映画を観る時は、一番うしろの真ん中の席を選ぶのですが、
今回も、当日券で一番うしろの真ん中の席を確保できました。
なので、がらがら具合が見えちゃうのです(汗)。
久し振りの映画鑑賞だったのですが、
集音器をつけても、音声が小さくて、台詞も音楽もあまり聞こえ(聴こえ)ませんでした。
字幕がなかったら、正にお手上げ。
聴力が下がって来ているのかもしれません。
それとも、スピーカーの近くの席にすれば、もう少し聴こえるのかな。
聴力補助のようなものの設備はない映画館でした。
健聴者は、こんなに小さい音声で聞き取れるんですよね。
健聴者は、ひとみに共感しづらいとのこと。
共感できることが全くないと言っている人もいました。
全て共感できた難聴者の私は、目から鱗。
共感できすぎて辛かったです。
苦しかったです。
「重量…オーバー…だったんですね」のシーンで、すでに涙が…。
ただ、そうなった時、音が聴こえなかったとしても、
周りの空気を察する能力には長けてますけども。
だから、道を歩いていて、誰かにぶつかるようなことはほぼないですよね。
難聴者は、目から感じて、目から判断するので、観察眼だけは長けてしまう。
初対面で、何となくかみ合わないと思われてしまうことも、(相手の表情でわかる)
挙動不審っぽくなってしまうことも、
耳のことを知られたくないことも、申告したくてもなかなか言えないことも、
会いたいけれど一歩踏み出すのが怖いことも、補聴器を隠してしまうことも、
共感できすぎて、苦しかった。
ひとみの会社での扱いは、さらに苦しかった。
今、これを書いていても涙が出ます。
口で言えば済むことなのなのに、いちいち書いてあげたりで面倒くさがられること、
聞き取れる人と聞き取れない人がいるので感じ悪く見られること、
耳が不自由=しゃべれないと思ってる人がいること。
ひとみは話せるのだから、ひとみが伝える時は筆記ボードに書かなくてもいいのにね。
でも、会社では話すこともできない設定でいた方が、楽だったのかもしれません。
複数人での雑談に加わっても、聞き取れなくて、団体の中での孤独を感じるから。
聞こえずにいた要件も、その場にいたことでわかっていると解釈されてて、
「あの時、言いましたよね。聞いてましたよね」と言われてしまうからね。
それが本当に辛い。
ただ、健聴者は難聴者のことが少し理解できたことや、
こんな聞こえ方をするのかとわかったことなど、
新しい世界を知ることができたと。
お母さんの声(高い声)が、聞き取りにくいのを、音声にして表現していましたよね。
実際の聞こえ方は、もっと複雑だけれども。
それと、健聴者が字幕上映を観て、新鮮だったとか、
玉ちゃん(主演)の台詞であやふやな部分がわかったとか、
そういう感想もありました。
正直。
映画でなくて、2時間ドラマスペシャルでも良かったかな。
映画のような映像クオリティだからこその美しさは、本当に素晴らしかったけれども。
原作者がこの映画について、あまり語りたがらないのは、
主演の問題でもあるのかしら。
「24時間テレビ」のドラマなら、もっと色んな人に観てもらえる可能性があったと思う。
お客の大半は、玉ちゃんのファンがリピート鑑賞してるイメージです。
玉ちゃんのファンと、難聴者が話題にしているイメージで、
その他の人達の目に止まりにくい面もあったかもしれません。
20回位鑑賞していると言う玉ファンが、ごまんといます。
玉ちゃんが「毎日観て」とか、「1人5回以上は観て」とか、言ってたもよう。
ファンはタレントのそういう言葉に弱い。
玉ちゃんのために頑張って観に行こうと思ってしまう。
そんなに観てたら、台詞、全部覚えちゃいそうだよね。
でも。
難聴者の純愛を描いた題材は、ありそうでなかったと思うので、
本当に有り難い。
ひとみ役が、西内まりやさんで、本当に良かった。
伸さん役が、玉ちゃんで本当に良かった。
そうそう。
伸さんのお兄さん役の俳優さん。
玉ちゃんが以前、ドラマ「美男ですね」で主演をした時、
玉ちゃんは、イケメンバンドのボーカル役だったんだけど、
お兄さん役の山崎さんは、イケメンバンドのスキャンダルを追いかけるパパラッチの役でした。
伸さんの家族も、ひとみの家族も、素敵だったね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/11/3bac2aacd79e01a3d111ee9d81f0c231.jpg)
昨年の撮影から、約1年。
その間、原作を読んだり、色んな宣伝や、色んな感想など、
胸ときめく期間が十分にあり、心に残る作品となりました。
映像も綺麗だったな。
ロケ地は、知っている場所がいっぱい。
明るく前向きになっていくひとみ。
ラストのメリークリスマス。
心がポっと温かくなる純愛(ラブストーリー)。
ひとみが、会社のお昼休み(?)に、会社の制服でよく来ていた神社は、
私は昨年、舞台観劇がてら、行ってる場所でした。
金王(こんのう)八幡宮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/68/527b9b2ac50faba16d6985771bfd6704.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/16/0822170c34857f5d8df2fb3a19391044.jpg)
通常、私の地元の映画館では、邦画の日本語字幕上映をすることがほぼないので、
邦画を観たい時は、映画館を調べた上で、電車に乗って観に行くのですが、
今回は、約1週間、全館で日本語字幕上映が実現したので、
車を運転して20分ほどで観に行けるのが、とても嬉しかったです。
日本語字幕付上映のお知らせ
観賞特典のクリスマスツカードをいただき、ちょっと得した分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ad/d187ccc9c4226fc30906ece797de810e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/84/7a478d8f0b32ec9505afdde9fc5c01ff.jpg)
以下、少々、辛口意見もありますので、
嫌な気分になりたくない方は、読まないようにして下さい。
あっちのブログ(本館)には、ちょっと書けないようなことも、
こっちには書きたいと思ってます。
(あっちのブログは、1日5000アクセス位あるので、毒っぽいことが書けないこともある)
私が観に行った日は、平日の午前中(9時半)の部だったからか、
「レインツリ―の国」上映のシアター内が、がらがらでした。
片田舎だからってこともありますが。
始まる5分前まで、シアター内、私だけ。
5分前位に、数人入って来たので、ホッとしました。
シアター内、貸し切り状態の、たった1人で観ると言うのはちょっとイヤ(汗)。
それでも、客は5~6人と言う、がらがら状態での鑑賞でした。
私は、映画を観る時は、一番うしろの真ん中の席を選ぶのですが、
今回も、当日券で一番うしろの真ん中の席を確保できました。
なので、がらがら具合が見えちゃうのです(汗)。
久し振りの映画鑑賞だったのですが、
集音器をつけても、音声が小さくて、台詞も音楽もあまり聞こえ(聴こえ)ませんでした。
字幕がなかったら、正にお手上げ。
聴力が下がって来ているのかもしれません。
それとも、スピーカーの近くの席にすれば、もう少し聴こえるのかな。
聴力補助のようなものの設備はない映画館でした。
健聴者は、こんなに小さい音声で聞き取れるんですよね。
健聴者は、ひとみに共感しづらいとのこと。
共感できることが全くないと言っている人もいました。
全て共感できた難聴者の私は、目から鱗。
共感できすぎて辛かったです。
苦しかったです。
「重量…オーバー…だったんですね」のシーンで、すでに涙が…。
ただ、そうなった時、音が聴こえなかったとしても、
周りの空気を察する能力には長けてますけども。
だから、道を歩いていて、誰かにぶつかるようなことはほぼないですよね。
難聴者は、目から感じて、目から判断するので、観察眼だけは長けてしまう。
初対面で、何となくかみ合わないと思われてしまうことも、(相手の表情でわかる)
挙動不審っぽくなってしまうことも、
耳のことを知られたくないことも、申告したくてもなかなか言えないことも、
会いたいけれど一歩踏み出すのが怖いことも、補聴器を隠してしまうことも、
共感できすぎて、苦しかった。
ひとみの会社での扱いは、さらに苦しかった。
今、これを書いていても涙が出ます。
口で言えば済むことなのなのに、いちいち書いてあげたりで面倒くさがられること、
聞き取れる人と聞き取れない人がいるので感じ悪く見られること、
耳が不自由=しゃべれないと思ってる人がいること。
ひとみは話せるのだから、ひとみが伝える時は筆記ボードに書かなくてもいいのにね。
でも、会社では話すこともできない設定でいた方が、楽だったのかもしれません。
複数人での雑談に加わっても、聞き取れなくて、団体の中での孤独を感じるから。
聞こえずにいた要件も、その場にいたことでわかっていると解釈されてて、
「あの時、言いましたよね。聞いてましたよね」と言われてしまうからね。
それが本当に辛い。
ただ、健聴者は難聴者のことが少し理解できたことや、
こんな聞こえ方をするのかとわかったことなど、
新しい世界を知ることができたと。
お母さんの声(高い声)が、聞き取りにくいのを、音声にして表現していましたよね。
実際の聞こえ方は、もっと複雑だけれども。
それと、健聴者が字幕上映を観て、新鮮だったとか、
玉ちゃん(主演)の台詞であやふやな部分がわかったとか、
そういう感想もありました。
正直。
映画でなくて、2時間ドラマスペシャルでも良かったかな。
映画のような映像クオリティだからこその美しさは、本当に素晴らしかったけれども。
原作者がこの映画について、あまり語りたがらないのは、
主演の問題でもあるのかしら。
「24時間テレビ」のドラマなら、もっと色んな人に観てもらえる可能性があったと思う。
お客の大半は、玉ちゃんのファンがリピート鑑賞してるイメージです。
玉ちゃんのファンと、難聴者が話題にしているイメージで、
その他の人達の目に止まりにくい面もあったかもしれません。
20回位鑑賞していると言う玉ファンが、ごまんといます。
玉ちゃんが「毎日観て」とか、「1人5回以上は観て」とか、言ってたもよう。
ファンはタレントのそういう言葉に弱い。
玉ちゃんのために頑張って観に行こうと思ってしまう。
そんなに観てたら、台詞、全部覚えちゃいそうだよね。
でも。
難聴者の純愛を描いた題材は、ありそうでなかったと思うので、
本当に有り難い。
ひとみ役が、西内まりやさんで、本当に良かった。
伸さん役が、玉ちゃんで本当に良かった。
そうそう。
伸さんのお兄さん役の俳優さん。
玉ちゃんが以前、ドラマ「美男ですね」で主演をした時、
玉ちゃんは、イケメンバンドのボーカル役だったんだけど、
お兄さん役の山崎さんは、イケメンバンドのスキャンダルを追いかけるパパラッチの役でした。
伸さんの家族も、ひとみの家族も、素敵だったね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/11/3bac2aacd79e01a3d111ee9d81f0c231.jpg)
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