~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

ネット配信映像

2010年11月30日 | 字幕
前回書いた、好きなグループの所属事務所の公式サイト内で、
無料で、誰でも見れるメッセージ映像などが、配信されるようになりました。

各グループなどによる、
CD発売や、舞台、コンサートなどのお仕事の宣伝メッセージ映像です。


この某巨大事務所は、公式サイト発足も遅かったし、
このようなサービスを始めたのも、つい最近と言う、
意外にアナログ体質なので、
この変化進化は、とてて嬉しく楽しいです。


この各グループのメッセージ映像ですが、大まかな字幕はあるものの、
アドリブっぽいメッセージには、字幕はありません。


が、私の好きなグループの新しいメッセージ映像には、
全部の字幕を入れてくれているではないですか。

勿論、「イェーイ」とか「ヒュー」など、
外野的な言葉の字幕はありませんが、
主なメッセージは、そのまんまを字幕に載せて下さっていました。


全部の映像に字幕をつけるのは難しいかもしれませんが、
極力つけていただけると嬉しいな。


ご意見・ご要望は、葉書でとのこと。

このご時世に、葉書でだなんて、やっぱりアナログ体質は抜けていないけれど、
そんなところも、楽しめることなのかもしれません。


今度、葉書を買って来て、要望を出してみようかと思っています。





字幕的要望としての私の夢は、コンサートのMCでの要約字幕です。

MCとは、コンサートでのトークのコーナーです。


健聴の皆さんのほとんどは、MCを楽しみにしていらっしゃるものですが、
私は、話している内容が、ほとんど聞き取れず、
いつも置いてきぼりです。

どうも、マイクを通しての声は、ぼやけてしまって聞き取れません。


それなのに、客席みんなに合わせて、拍手したり、笑ったり、
心は置いてきぼりなのに、見た目は普通を演技してしまう。

本当は、何故、拍手しているのか、おかしいのか、
さっぱりわからないんです。


だから、だいたいの内容で良いので、会場に設置してあるモニターに、
実況字幕みたいな感じのものを実現していただくことが夢です。

そうすれば、みんなと一緒に、MC内容を楽しめる。



何年も前の、某グループのコンサートMCで、
タレントの脇毛を見せないように、
モニターにピンクのハートマークでモザイクをかけて、
楽しませてくれたスタッフさんがいらっしゃいました。

タレントが動くと、ハートマークもそれに合わせて動いたり、変化をつけたり。

だから、その場で、モニターにマークや文字を出力する技術はあるはず。

確か、スタッフさんによっては、
MCの内容に合わせて、急遽、文字もモニターに出力してたこともあったかと思います。


まぁ、そのような機転が働き、
さらに技術も持っているスタッフさんがいつもついているわけではないし、
最近は、歌詞字幕で手がいっぱいかもしれません。


でも、実現するにしろ駄目にしろ、
要望を出してみるのはいいかなと思ってます。


これからも、色々な場所に出向いて、
キラキラの彼らを見て聴いて、わくわくドキドキする時間を楽しみたいな。

歌声の聴きわけ

2010年11月23日 | 雑記
つい最近、あるグループに属するアイドルのファンになりました。

CDデビューして丸3年の彼ら。

1人1人は、デビュー前からテレビやコンサートなどで見て来たのに、
ピンっと来たのは、ほんとについ最近。


シングル・アルバムともに、CDはまだ1枚も持っていないけれど、
少しずつ揃えていけたらいいなと思っているところです。


今の時代は、You Tubeで、様々な過去映像が楽しめる上、
発売されたCDの曲も、プロモーションビデオを含め、
全てYou Tubeで聴くことができます。

お茶の間で、楽しめる娯楽であり、1人でも楽しめる趣味です。


You Tubeで、彼らの曲を聴くと、元気や勇気、夢やトキメキを感じます。


彼らは、10人のグループ。


そこで、困ったことがありました。


それは、曲を聴いても、歌声の聴きわけが難しいと言うこと。

ソロパートや、10人のうち数人でのユニゾン、ハモリやフェイクなど、
どのメンバーが歌っているのか、私の聴力では難しいことが、改めてわかったのです。


一番好きなメンバーの歌声は、何とか聴きわけているつもりでも、
もしかしたら、間違っているかもしれません。

テレビで、歌っているところを見た曲のパートは何とかわかるものの、
アルバムの曲で、まだわからないものが多いです。


You Tubeで、何曲かのパート割をアップして下さっている方がいらっしゃり、
大変、助かっています。

ラップ部分や、数人のユニゾン部分まで聴きわけができるなんて、
やはり健聴の方の聴力は、私にとって未知のものかもしれません。


ただ、気のせいかもしれませんが、ヘッドホンで聴くと、
10人のユニゾン部分の中の、一番好きな子の声がちゃんと聴こえてくるんです。

まぁ、たぶん、気のせいと思いこみですね。



考えてみたら、私の原点である23年前にデビューした7人組のグループ。

その7人それぞれの歌声の聴きわけは、不思議とできたのです。


20年程前は、今よりももう少し、聴力が良かったんでしょう。


最近、さらに聴力が下がっているようにも思います。

聞き取りがとても悪く、人と話すのが少々、怖いと言うか。



そんな中、このブログを読んで下さった男性から、
アメブロを通して、メッセージをいただいたのです。

よく探して下さったなぁと。

たぶん、私より少し年下であろう穏やかなその男性は、
何と、私のジャニーズの方のブログも楽しんで読んで下さっているそうで、
ちょっと恥ずかしかったです。

はっきり言って、いい年こいて、ちょっと痛い趣味・娯楽ですからね。


男性いわく、「いつも楽しそうに人生を過ごしていますね。」と。

そんな風に見えているとは、ちょっと目から鱗です。


と言うのは、やはり、人と接することに憶病でいることが多いし、
コミュニケーション能力が劣ることなどなど、
聞き取りが悪いことのコンプレックスは、克服していないのですから。

その中で、自分に合った趣味・娯楽や仕事などで、
できる範囲で楽しんでいて、それをブログに書いているだけですからね。


新鮮な意見をいただけて、嬉しく思います。

これからも、まったりゆるゆるで、よろしくお願いします。

ちょっとした書き込み

2010年11月09日 | インターネット上のこと
障害とは全く関係ない匿名掲示板で、
こんな内容の書き込みを見つけました。

ほんのちょっとした書き込みだけど、ぐさっときたな。





声がデカイ人は耳が遠いんだよ

うぜえよ





健聴者の、聴こえているし話せる聴覚障害への認識と本音は、

「うぜえよ」

これに尽きるんだろうね。



人との会話で、発声は抑え気味にしているつもりだけど、
健聴者からすると大きい声なのかもしれない。



聞き取れなくて聞き返すことも、きっと、

うぜえよ

なんだろう。



大きい声よりも、もっと、

うぜえよ

なんだろうね。



こんなほんのちょっとした本音がわかっているから、
人と関わることが怖くなるんだよね。

聞き取ろうと身構えると、余計、聞き取りが悪くなるし、
聞き返した時の対応と反応は、どんな人もだいたい同じ。



自分はうぜえ人間なのか…。


たぶん、うざいと言うより、必要ない人間ってことなんだろうね。


関わりたくないってことだもんね、うざいって。


あ~あ。