~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

あなたが羨ましく見える人物は皆、あなたより努力してる

2013年09月14日 | 雑記
「あなたが羨ましく見える人物は皆、あなたより努力してる」

ある有名女性社長の言葉だ。

ツイッターでこの呟きを見て、なるほど、確かにそうだと思った反面、
「努力」と言う簡単な言葉で片付けて欲しくないとも思う。


私は健聴者が素直に羨ましく思う(見える)。

自分も健聴者であれば、今よりは社交的な人生を歩めていたと思うから。

社交性で人生は大きく変わったりすると思うから。

今の人生も好きだけど、聞き取れない人生より、聞き取れる人生の方が良かったに決まっている。

健聴者はどんな場所へ行っても、私が耳から感じ取る世界とは別の世界があると思うから。


健聴者は皆、難聴者より「努力」していると解釈されるとしたら、
こんな言葉は、言葉の暴力にも見えて来る。


たぶん、この言葉は、今、頑張っている人に対してエールなんだと思う。

頑張って来た自信があれば、努力してきた自信があれば、
結果はどうであれ、誰も羨むことなく、自身の道を進んで行ける的な。

でも、頑張って生きている自信があっても、努力ではどうにもならないこともある。

成功している人の言葉は、たまにデリカシーに欠ける。

「夢が叶わないのは努力が足りないからだ」とか言われても、
努力したら、健聴者になれるのかしらね。

でも、成功者の言葉ばかりが世に出て来るものだから、仕方ない。


そんな中、障害を持つ者にも暖かな気持ちにしてくれる言葉もツイッターで見かける。

お気に入りにいれて、心が弱っている時に見ると元気が出る。

適当に覚え書きしておこう。


・世の中では「あきらめない」ことの素晴らしさばかりが言われるが「あきらめる」ことが大切な場合もある。
 「あきらめる」の語源は「明らむ」。

・不安になったり、憂鬱な気分になっている時は、
 未来の取り越し苦労、暗い過去、怒り、恨み、必ず何かにこだわり続けている時です。
 そういう時は忘れ上手になること。考えないよう努力すること。心の中からきっぱり追い出してしまうことです。

・自分は何の才能もないダメ人間と嘆く人が居ます。
 そんなことはありません。
 この世には数えきれぬ程の、病気、災難、事故、トラブルがあるというのに、
 それらを見事にくぐり抜け生きてきたのですから。
 立派な才能です。

・心が疲弊しきって、立ち上がる元気が湧いてこないときに、無理にがんばるのは得策ではありません。
 「休むが勝ち」という時期も人生にはあるのです。
 いっそその心境を味わい尽くすのもいいでしょう。
 時間がたてば心も癒えて、新しいパワーが湧いてきます。

・自分がまず自分をいたわり、愛し、かわいがってやらなければ、自分自身が反抗します。



何となく、今、心が弱ってます。

年齢的なものもあるかな…。