~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

素晴らしい対応

2012年10月12日 | 映画
好きだった深夜ドラマが映画化されるとのことで、字幕上映があるのか心配でした。

そのドラマ自体が字幕放送ではなかったからです。

ドラマのDVD-BOXでは日本語字幕がついたようですが、
映画の公式サイトをチェックしても、劇場情報内に字幕上映の予定が記されていませんでした。

通常の邦画であれば、その公式サイトの劇場情報に、
ほぼ必ず、日本語字幕上映をする劇場や日程などが記されているものです。

各劇場のサイトをチェックしても、1週間前にならないと上映の予定が出てきません。


そこで、映画の公式サイトで問い合わせをしてみようと思ったのですが、
公式サイト内に、問い合わせやBBSの類のものがないのです。

以前、このブログに書いたことがありますが、
「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」の日本語字幕上映について、
映画の公式サイトのBBSで問い合わせをしたところ、
すぐに、日本語字幕上映をする劇場と日程を、丁寧にBBSにて回答して下さり、
さらに、公式サイトにもアップして下さいました。

このブログの「映画」のカテゴリーに、それらのことを綴ったエントリーがあります。


話しは戻して、その映画の公式ツイッターもありますので、
そこに要望を返信したのですが、回答はありませんでした。

そこで、県内でその映画が上映される劇場があるTOHOシネマズさんへ、
サイトの「ご質問・ご意見」のページからフォームにて、問い合わせをしてみました。

問い合わせをしてすぐさま、メールにて回答がありました。

TOHOシネマズさんが、映画の製作や配給の方へ問い合わせをして下さったそうで、
日本語字幕の予定はないとのこと。

そして、映画を製作している会社を紹介して下さいました。

その会社のサイト内から、問い合わせをしましたが、回答はありませんでした。


聴力補助システムのある劇場なら、何とか観賞に差し支えないだろうと思っていた矢先、
問い合わせから1ヶ月以上経って、再び、TOHOシネマズさんよりメールがありました。

都内のTOHOシネマズのある劇場で、期間限定ですが日本語字幕上映が決定したと。

以前、問い合わせをして下さった私のことが気がかりで、
実現して下さったとのこと。

私の住まいからは少し遠いですが、是非、ご利用下さいと。

詳しい時間などは、1週間前に劇場の予定が出るので、公式サイトでお確かめ下さいと。


感動しました。

素晴らしい対応です。

即、お礼のメールをしました。

これから、映画はTOHOシネマズで観ること決定です。

勿論、紹介して下さった劇場へ観に行く予定です。

少し遠いと言っても、都内では一番近い位置になる劇場で、
県内の劇場よりも近かったりする地域です。

期間内、3日間、通おうかと思っているくらいです。


素晴らしい対応をして下さったことを、もっと上の人にわかるよう、
別件でお礼の言葉を発信したいと思っているくらいです。

こんな素晴らしい社員がTOHOシネマズにいると言うことを、お知らせしておきたい。

社長にお手紙を書いておこうかな(笑)。


以前、avexの社長に手紙を書いたら、社長本人からお詫びの電話がかかってきたことがあります。

前の社長ですが。

そのあと、別のお偉いさんからも電話がかかってきたりして、びびりましたね。


と言うことで、素晴らしい対応をして下さったことに感謝です。

そして、日本語字幕上映で映画が観れて嬉しい。

まだ、ちょっと先になりますが、楽しんで来ますっ。

想像力

2012年10月03日 | 雑記
60日間投稿がなかったからか、このブログが簡易画面になってました。

このエントリーを投稿すれば、元のテンプレートに戻るかな。


ここのところ、趣味関係で毎日、ワクワクドキドキで楽しい日々が続いていたので、
このブログの存在をすっかり忘れていました。

コンサートや舞台観劇、その他お茶の間でも、もろもろを楽しんでいました。

舞台観劇は、台詞が聞き取れない点は多いのですが、
今はツイッターと言うリアルタイムに目から入る情報ツールがあり、
台詞やアドリブなど、だいたいのところは掴めています。

そして、目から入る部分を集中して楽しむ術を極めているので、
それだけでも、心から感動しています。


舞台観劇とセットで、観光に於いて手帳を掲示したこともあったので、
そのあたりはまたいずれ、まとめておきたいと思ってます。


今日のタイトルは想像力。


先日、ちょっとした用事があり、某所の窓口にて、口頭で質問や問い合わせをする機会がありました。

ある窓口では「聞き取りにくい」旨を申告したら、
すぐさまメモに筆談をしてくれながら、口頭でも説明をして下さいました。

もうひとつの窓口でも同じように「聞き取りにくい」旨を説明したけれど、
マスクをしたまま色々と話し続け、←何を話しているかほぼわからず、
「ここではわからないので、こちらに電話して自分で調べて下さい」と言い、電話番号を記したメモを渡されました。


聞き取りにくいと申告して、マスクして話されたらほぼ内容かわからずにいるのに、
さらに、電話で調べろと言う、何とも想像力に欠ける対応でした。

マスクをはずして話して欲しい、電話をかけても聞き取りにくいから難しいと、
説明しなくてはわからないかもしれないけれど、
説明しなくてもこちら側に立った対応ができる人がいると言うことは、
想像力の違いなのでしょうか。


以前、映画館で切符を買う時に、障害手帳を掲示したら、
何も申告しなくても、メモで筆談をしながら説明してくれた若い女性がいました。

想像力もあり、仕事ができるとは、こういう人のことを言うのだと思いましたね。

こうして欲しい、ああして欲しいと、なかなか言えないことが多いので、
想像力のある対応をして下さると、本当に嬉しいし、感謝です。


これからは、こうして欲しいと言えるようになりたいです。

まずは、口頭では聞き取れない時は、筆談をお願いすることから始めようかな。

メモも筆談器も準備万全です(笑)。