~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

癌検診

2010年12月28日 | 雑記
来年、4回目の年女の私。

実は私、この年齢になっても、癌検診を1度も受けたことがないんです。


今まで、市や県や健保などから、
無料もしくは低料金で、各種癌検診を受けられる通知や案内が届いています。

普通は、安心料も兼ねて、受けるものだと思っています。

同年代の友人からも、少し年下の友人からも、
受けられる癌検診は、受けておいた方がいいよ、
と、アドバイスをもらっています。

しかし、私は、そういう健診に行くこと自体が不安で不安で、
行こう、行かなきゃ、行った方がいい、と思いつつ、
結局、行かずにこの年齢になってしまいました。


何が不安なのかと言うと、このブログの最初の方にも書いたと思うけれど、
病院自体が苦手。

子ども関係の病院は、子ども達が小さい頃、ずっと頑張って行ってたけれど、
自分関係は、ほとんど行かない。


医師も看護師も、
聞き返したら、もう、何も答えてくれない所と言うトラウマがあります。

マスクをしているから、余計、何を話しているのかさっぱりわからない。


それから、名前を呼ばれてもわからないことが多いこと。

検診内容も、指示が聞き取れないかもしれないと思うだけで、不安で不安で。


例えば、レントゲンひとつにしても、たった1人で入って、
外から何か指示されてもわからないから、とにかく不安。

指示通りに動けないので、ちゃんとした診断はできていないだろうし。


診断的な質疑なども聞き取れないから、
聞き返して、ムッとされて、また嫌な思いをしたり、
やり取りができていないかもしれないことに、とにかく不安。

聴覚障害だと告知しても、聾ではない私のようなタイプには、
どう接したら聞こえやすいかわからないと思うから、仕方がないですね。


また、話してくれてる内容が理解できているのか、
そういうことを考えるだけで不安にうなされるので、
こんなに不安に思うのなら、行かなくてもいいや、と思ってました。



しかし、先日、22才の娘に、ガツンと言われました。

公務員の娘は、仕事の合い間に、県で無料の検診を色々受けていて、
癌検診も、ぼちぼち受け始めているんです。

「もう年なんだから、安心料だと思って、癌検診を受けなさい」と。


私は、行く方が不安で、行かない方が安心なんだと、
色々と説明してきているので、
なら、夏休み期間とか休み取りやすいから、一緒に行ってあげると。

レントゲンは、息を吸ってるところを撮るから、
とりま、ずっと息吸っていればいいと。


でも、いくら娘が着いて来てくれるとは言っても、
検診内容によっては、限界があると思うのね。

まぁ、ぼちぼち考えておこう。

「今度、県や市から、ママの癌検診の案内が来たら、私に絶対見せて。」
と娘が言ってたけど、うーーん、正直、行きたくないです。



もし、癌が見つかったら、それはそれで、私は別にいいんです。

治療にもお金がかかるし、特に治療しなくてもいいと思ってるし。

自然に任せると言うか。

今、健康だからこその、甘い考えだとわかっているけれど。

だから、私には検診も必要ないのかなと。

検診受けない方が、穏やかな心でいられるんだし、
その方が、私にとって、重要だから。



私がどこか悪いところがあるとしたら、たぶん脳だと思うのね。

頭痛持ちだし。

となると、認知症とか、そういう系の心配があるかもね。



いい娘を持って幸せだけど、母親にとても厳しいですね。



検診に行くことになったら、その様子を、また書きたいと思います。

聞こえ具合の様子などを主に。

音を楽しむ

2010年12月16日 | 雑記
私と同じ聴覚障害6級の男性からのメッセージで、
ハッ、とすることを話して頂きました。





夢野さんは 音 を楽しもうとしているのが素敵だなぁと思います。

ジャニーズもそうですし、ブログに書かれていたグループにしても。

ジャニーズだから恥ずかしい とか全然ないですよ。

音 から逃げてないですね。そこがうらやましいです。





私は、年齢に合ってない趣味の中で、
自然と、ごく普通に「音」を楽しんでいます。

彼らの発する「音」達は、本当に美しい。

いつも、キラキラして眩しい。

それらに、いつも感動しています。


今も、新しく買ったCDを、
歌詞カードと照らし合わせながら、ヘッドホンで聴き込み、
その中で、好きな子の歌声を聴きわけ、
10人で歌っている中からも、好きな子の声を探しあてる。

そんなことを、私のできる範囲で楽しんでます。

勿論、健聴の人達とは、聴こえているものが違うんでしょうが、
まだまだ、自分の範囲で音は楽しめると思ってます。


ドラマもバラエティーも、映画も音楽も、
私の趣味の中に溶け込んでるものだから、きっとこれからも楽しんでいくつもりです。



男性によると、もう、歌は全然聴かなくなったそうです。

そして、テレビ自体も見なくなったそうです。

パソコンで情報が見れる時代で、本当に良かったなぁって思っているとのこと。



パソコン(インターネット)の普及は、本当に私もそう思います。



歌も聴かない、テレビも見ない。

そういう障害だったんですね、私。

障害持ちなのに、私は欲張りなのかもしれません。


そして、この趣味に出会えたことに感謝しようと、改めて思いました。


某さん、そのことに気付かせて頂き、本当にありがとうございます。



年始早々、コンサートへ行きます。

生で「音」をも楽しんで来ます。

おひとり様で行くので、特に誰かに気を遣うこともなく、お気楽に楽しめるかな。