今から18年前の28才の時に通った教習所。
教習所では、補聴器をつけて通いました。
補聴器に対する期待は少々はずれたけれど、
しないよりは補聴されていると思ったからです。
講義は必ず最前列の席に座ったので、
内容はほぼ理解できたと思います。
筆記試験は、全て一発合格でした。
問題の実地。
車と言う密室で、隣に教官がいる状態でしたので、
補聴器を左耳につければ、教習内容はほとんど理解できました。
が、声の波長と言うか、声の質と言うか、渇舌なのか、
すぐそばで話してくれても、聞き取れない場合がありました。
聞き返すと、「何で1回の説明でわからないのかっ。」と怒られました。
健聴者にとって、同じ話しを2度させられることは、
こんな簡単な話しの内容が理解できないほど頭が悪いのか、
人の話しを聞いていないのか、と解釈していることが多く、
本当にうざいようですから仕方のないことです。
そこで補聴器をしている耳を見せ、
「難聴なんです。すみません。」と申告をしました。
「それならそうとちゃんと言ってください。」と言われました。
難聴なんです。
聞き取れません。
そのたびに「すみません。」と謝ってしまう。
よくよく考えると、何で謝らなきゃならないんでしょうね。
こちらは何も悪いことをしていないのに。
そして「難聴なら初めにちゃんと言ってください。」
今なら最初からそう言えることも多いけれど、
言えない空気、言えない環境、言えない雰囲気と言うものがあるのです。
難聴を言ったらそこで終了的な。
「すみません。」と謝らなければならない障害です。
言い出しにくい障害だと言うことです。
聾の方に比べると、はるかに理解されにくい聴覚障害です。
怒ってくれた教官のおかげで、
その後は難聴の生徒だと言うことでの教習となりました。
まぁ、特に何かの配慮があったわけではありません。
無線教習が免除されたくらいでしょうか。
教官達も配慮して聞き取りやすく話してくれたかどうかは、
私にはわかりませんでした。
ある若めの教官は、路上教習の際、
私が難聴者だと言うことなのか、一言も言葉を発っしませんでした。
指で「そこを左。」「そこを右。」と合図するのみ。
何か話しても聴こえないと思ったのでしょうか。
どう接すれば良いのかわからなかったからでしょうか。
結局、申告すればしたで、何も教えてくれなくなるのです。
何も話してくれなくなることはよくあることです。
だから、申告することに多少の抵抗があるのです。
一部の教官からはきちんと教えてもらえなかったけれど、
実地試験も本免で1回落ちたのみで、無事、免許取得。
今思うと、あの時、免許を取っておいて本当に良かった。
今の車生活に大いに役立っています。
教習所では、補聴器をつけて通いました。
補聴器に対する期待は少々はずれたけれど、
しないよりは補聴されていると思ったからです。
講義は必ず最前列の席に座ったので、
内容はほぼ理解できたと思います。
筆記試験は、全て一発合格でした。
問題の実地。
車と言う密室で、隣に教官がいる状態でしたので、
補聴器を左耳につければ、教習内容はほとんど理解できました。
が、声の波長と言うか、声の質と言うか、渇舌なのか、
すぐそばで話してくれても、聞き取れない場合がありました。
聞き返すと、「何で1回の説明でわからないのかっ。」と怒られました。
健聴者にとって、同じ話しを2度させられることは、
こんな簡単な話しの内容が理解できないほど頭が悪いのか、
人の話しを聞いていないのか、と解釈していることが多く、
本当にうざいようですから仕方のないことです。
そこで補聴器をしている耳を見せ、
「難聴なんです。すみません。」と申告をしました。
「それならそうとちゃんと言ってください。」と言われました。
難聴なんです。
聞き取れません。
そのたびに「すみません。」と謝ってしまう。
よくよく考えると、何で謝らなきゃならないんでしょうね。
こちらは何も悪いことをしていないのに。
そして「難聴なら初めにちゃんと言ってください。」
今なら最初からそう言えることも多いけれど、
言えない空気、言えない環境、言えない雰囲気と言うものがあるのです。
難聴を言ったらそこで終了的な。
「すみません。」と謝らなければならない障害です。
言い出しにくい障害だと言うことです。
聾の方に比べると、はるかに理解されにくい聴覚障害です。
怒ってくれた教官のおかげで、
その後は難聴の生徒だと言うことでの教習となりました。
まぁ、特に何かの配慮があったわけではありません。
無線教習が免除されたくらいでしょうか。
教官達も配慮して聞き取りやすく話してくれたかどうかは、
私にはわかりませんでした。
ある若めの教官は、路上教習の際、
私が難聴者だと言うことなのか、一言も言葉を発っしませんでした。
指で「そこを左。」「そこを右。」と合図するのみ。
何か話しても聴こえないと思ったのでしょうか。
どう接すれば良いのかわからなかったからでしょうか。
結局、申告すればしたで、何も教えてくれなくなるのです。
何も話してくれなくなることはよくあることです。
だから、申告することに多少の抵抗があるのです。
一部の教官からはきちんと教えてもらえなかったけれど、
実地試験も本免で1回落ちたのみで、無事、免許取得。
今思うと、あの時、免許を取っておいて本当に良かった。
今の車生活に大いに役立っています。