CSの「ディケンジアン」というドラマに先だって、ディケンズの映像作品が集中的に放送されています。
まず、「クリスマスキャロル」と「大いなる遺産」の2作品を見たのですが、結構面白かったです。
「クリスマスキャロル」は、市村さんのライフワークの一人舞台「スクル―ジ」としても有名ですが、「大いなる遺産」も何度か映画や舞台で取り上げられている人気作。
井上芳雄・浦井健治共演のミュージカル「二都物語」やマーク・レスターの「オリバー・ツイスト」もディケンズ。
映像や演劇でなんとなく知っている気になっていましたが、原作をちゃんと読んだことって、ない、ですよね。
あらすじはなんとなく知っているけど、ちゃんと読んでこなかった「世界の文学」たち。
だんだん活字を見るのが辛いお年頃。
老眼が進む前に、いろいろ読んでおきたいなと思う今日この頃。
「ディケンジアン」は、ディケンズのいろんな作品の登場人物たちが登場するミステリー。
殺人事件の被害者は「クリスマスキャロル」のスクル―ジ。
「大いなる遺産」のミス・ハビシャムが、まだ聡明な若い女性として登場するとか。
少し楽しみな作品です。