11日は、シアター・オーブで「ケイン&アベル」を観てきました。
松下洸平平さんのケインと松下優也さんのアベル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/88/abcb77b4c0644a1107d358f7518894e3.jpg?1739537524)
ダブル松下ならではの魅力に溢れた舞台でした。
洸平さんはケインそのものだし、対するアベルも優也さん以外は考えられない。
洸平さんのケインも優也さんのアベルも、激しく、力強く、熱量高すぎ。
あっという間の3時間でした。
あの長い原作をどうやって舞台にするのだろうと思っていましたが、大胆に「スナップショット」でサクサク進めたことに驚かされ、原作のショッキングなシーンはバッサリカットされていることにホッとし、同時に、何となく物足りなさも感じました。
世界初演だから、まだまだこれから変わっていくのでしょう。
今回残念だったのは、二階席後方の端っこで、舞台は遠く、天井に近すぎ、三階部分が覆いかぶさっているので、圧迫感が半端なかったこと。見切れはなかったものの、小さな額縁の中を覗いているみたいで、フラストレーションが溜まって仕方ありませんでした。感動も2割くらいは削がれたと思います。
最前列の客席も視界に入ってくるので、あそことここが同じS席なのは許せないレベルだと思いました。
大きい劇場ほど見え方や聞こえ方はちがってくるので、もう少し細かい席分けをしてもらいたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます