唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

幸せのレシピ

2007年11月28日 | 好きな映画・良かった映画
自分にとって思い出の映画になるかな?そうしたいものだ・・・と、わけのわからないことを言っておりますが、内容がとても良いです。

でも、思い出せない・・・なんで?

キャサリンゼタジョーンズさんがとてもきれいで、女の子がリトルミスサンシャインの子で、男の人が、サンキュースモーキングの人でした。

思い出しました。キスシーンがきれいでした。

人を愛するっていいなあ・・・
男にしても、女にしても、子どもにしても。そんな心の通じ合うような気持ちになってみたいものだ。でも、それは、心を通わす努力によって手に入れたものですから・・・

帰りにスパゲッティーを食べました。
見る前にはマクドナルドに行きました。

幸せのレシピ 特別版

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男はつらいよ 寅次郎の縁談

2007年11月28日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎の縁談

松竹

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1993年 49作目

これはその昔、映画館で観ました。
満男とあやちゃんという女の子の恋愛模様がとても心に響きます。はげしく気持ちを重ねあう(?)キスシーンと、最後のはげしい別れは青春ならではのものなのかもしれません。

寅さんのほうも、大人の恋とでもいいましょうか・・・でも、やっぱり今回も好かれていながらも寅さんのほうから去っていきます。
この間観た3作品はみんなこのパターンです。

「やっぱり島に残る」と泣いて叫ぶ満男に男はあきらめが肝心だと、一度決めたら腹をくくれときびしく言う寅さんはかっこいいけど・・・戻りたければ戻れと言うのもありかなと思いました。だけど、満男にとっていきなり人生の選択ですね。
でも、その島の経験があらためて社会の中で仕事について生きることを決心させたようです。島で一生懸命看護婦としてがんばってみんなに頼られている彼女を見てその影響もあったと思います。

はじめてみたときは若い方の恋愛が印象的だったけど、年をとってみたせいか、今回は寅さんのほうが気になりました。

男はつらいよ 寅次郎物語

2007年11月28日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎物語

松竹

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39作目、1987年の作品です。

ここでは、寅さんの「働くとは」という考え方が語られていて面白いです。寅さんいわく、女房のため、子どものために汗水たらして真黒な手をして働く人のことを言うそうで・・・それができない自分は人並みの幸せなんて来てはいけないと思っているのでしょうね。人を好きになっても、それ以上のところまでいかないのは、その労働観があるからなんじゃないかな?
こんないいかげんな男と一緒になったって、彼女を不幸にするに決まっている。好きであればあるほど、自分は身をひいた方がいいと思ってしまうのでしょう。

みんな社会という枠の中で一生懸命生きてます。寅さんは、日本の中にいても、社会の枠からはみ出した存在でもあるのかな?
社会とか、組織の枠の中であがきながら一生懸命がんばっている人たちのことを応援してしまうのは、自分がそうでないから、なのかも知れません。
だから、くっつきそうになっても自分から離れてしまったり、今回も子どもを冷たく(?)突き放したりするのは、社会からはみ出した人間が幸せになれるわけがないという、自分の人生の足りない物を知っているからなんでしょう。

同じ事を書いてますね。

いい男だね。

やっぱりさくらさんがすごい。寅さんを見ている姿を見るだけで・・・切なくなってしまいます。
さくらさんから疲れてると言われたのも少し寂しい・・・元気がとりえの寅さんのイメージがあるから。どんどんみんな年を自覚していくのかも。

さくらの旦那さん・・・前田ぎんさんが署名をしてたのが、良かったです。さりげない社会に対するかかわり方、良心的なところを見せてくれます。