唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

靴に恋して

2009年03月11日 | 映画 か行
靴に恋して [DVD]

エイベックス・トラックス

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最後の青い空の下できれいな壁に座って絵を描いているところがとてもきれいです。あの街の音があなたを思わせるの・・なぜ?みたいな言葉が残っているせいで、時間の余裕がなく、今その瞬間の現実の中で翻弄されてしまう街にすんでいたわけです。好きな男といた時間は、その街にいた時間でもあり、街=男でもあり、その音から遠ざかったことで、新しい自分というか、冷静に自分を見つめることができる場所をえたんだろうなあ・・・とおもわせて、素敵なシーンです。

すっきりさわやかな青空です。

いろんな女の人が、靴の特徴と一緒に紹介されて、その人たちの生活が重なり合って一つの物語をつくっているという感じですが、正直誰が誰やらみたいなところもあって・・・なかなか人が定まらなかったです。

初めて大きな道に出たときのぐわっと引き込まれるような建物の映像もきれいでした。

地下鉄の階段をのぼったところのベンチに座っているレイレも良かったです。