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米ソの核戦争の危機!?
最初、実際にあった、核戦争の危機を再現するという趣旨だと思ってみていたので、最後びっくりしました。
あれ!?投下されてしまったよ・・・って感じで。
でも、それぐらい、ありえる話でした。
米ソの核競争の真っ只中の話。
アメリカは、人間の判断の過ちで核戦争になることを防ぐためにコンピューター制御も取り入れたわけですけど、そのコンピューターが誤作動して、モスクワに核攻撃しろと、パイロットに指令を出してしまうわけです。
命令ですから、パイロットたちは、それに従い、モスクワに向かいます。
それを見てびっくり仰天した軍司令部。ソ連の陰謀説なんかも出ちゃって。
むしろ、この状況を、民主主義勝利のために最大限利用すべきだなんていう、馬鹿な学者もいたりして。(それが結構ありえて怖い)
音声での指示には絶対に従わないように訓練されています。ソ連がニセの情報を流すかもしれないからです。
もう、誰もとめることはできません。
核戦争を食い止めるには、その命令に従って行動している部隊を殲滅するしかありません。
アメリカ側から追いかけてももう間に合いません。
大統領も、ソ連の書記長に事情を説明して、何とか食い止めようと、情報も提供して頑張ります。
もし、阻止できずに、モスクワに核爆弾を落としてしまったら・・・大統領は、苦渋の選択を迫られます。その選択とは!!
最後まで楽しく見ることができました。
核競争が生み出した悲劇です。現実はそうなっていませんが、そうなる可能性は、今だって、あるわけですね。
人間のミスか、コンピューターのミスか、それとも、ミスでなく、能動的に使用するのかはわかりませんが・・・
廃絶以外に、この不安から逃れるすべはありません。